息子の障害悩んだ末に 殺人容疑の母、支援団体にも相談
隆正君のご冥福を祈りたいと思います。
「東京都立川市で今月、4歳の長男を殺したとして殺人容疑で逮捕された母親。以前から長男の発達障害に悩んでいたことが警視庁立川署の調べで分かった。相談を受けていた友人らは「子どもがかわいそう」「周囲の見えない壁があったのかも」と悔やむ。」
友達も相談にのってあげたりしてたんやな。
「発達につまずきがある子やその母親を支援する「かたつむりの会」(東京都八王子市)の代表、西村南海子さん(41)は事件を知り、1年半前のできごとを思い出した。
立川市で開かれた学習会の自己紹介の場で、順番が来る前に泣き出し、椅子から崩れ落ちそうになった女性がいた。それが鈴木容疑者だった。慌てて廊下に連れ出し、ぽつぽつ語り始めた言葉に耳を傾けた。「子供の障害を受け入れられない」「つらいと思う自分が嫌だ。パパが話を聞いてくれるからいいけど」。そして、自ら言い聞かせるように繰り返していた。
「明るい、前向きなお母さんになりたい」」
お父さんは、話を聞いてあげてはったんやな。
「障害を受け入れる」・・・受け入れるって何やろう・・・障害の特性がわかったり、どうすればコミュニケーションが取れるかわかったり、あと「ここは期待したらあかんで、そこはあきらめなあかんで」でも「楽しく暮らしている」先輩がいることがわかったり、そんなことがわかったら「受け入れる」も何もないような気もする・・・
「明るく、前向き」頑張ってはったんやろな。別に「暗く」ても「後ろ向き」でもええような気もするねんけど・・・でもそう思ってると結構「明るく、前向き」になんねんけどな。
「立川市によると、隆正君は1歳半検診で発達障害と診断された。鈴木容疑者はトイレトレーニングがうまくいかない、集団生活に不安がある、と市に相談していた。」
そやろな。トイレトレーニングなあ。そらできたらええけど、でけへんのやったらとりあえず他の楽しめること見つけてったらええんやろうけどな。今4歳やったんんか・・・まだうまくできない子、ようさんおるけどなあ。
集団生活・・・できんでもええねんけどなあ。
「逮捕後の調べに、「数日前から、この子は1人になったら生活できないと思うようになった」と供述しているという。」
1人で生活できる人なんておらへんねんけどなあ。他人から何がしかの支援を受けて暮らしてんねんけどなあ。
「隆正君は保育園で、部屋から飛び出すなど落ち着きのない時もあった。それでも、お菓子を友達にあげたり、以前よりも話せる言葉が増えたりしていた。」
う〜ん・・・気になるもんがあったんやろな。お菓子をあげる、というのはどんな場面だろう。「話せる言葉が増えた」という記事は周囲に、あるいは記者さんに「それがいいこと」という価値観があるってことかな。ま、悪いことでは無いけど。そこに価値を置いたらしんどいわな。
「保育園の保護者や支援グループのメンバーは、鈴木容疑者が保育士らの話に、うなずきながら聴き入る姿が記憶に残っている。周囲に積極的に交じるタイプではなく、最近の様子に大きな変化は見られなかった。ただ、保育園と交わす連絡帳の記述量は減っていたという。」
周囲の人は支援してあげようと思って手をさしのべてはったんやろな。でも本人さんのエネルギーが切れてきた感じか。
どないしたら支えてあげられたんかな。
ラベル:発達障害 事件