私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2011年01月31日

門眞一郎先生の講演で紹介されたもの

 昨日門眞一郎先生の

発達障害の人への支援〜地域で豊かに暮らすために必要なこと〜

という講演会が開かれました。私は参加していませんが、参加された方からの情報が入ってきたので、そこで紹介あるいは推薦された「もの」についてお知らせ。ただし、もちろん講演会では「考え方」とかも一緒に話され、そこが重要だとは思います。また他のこともいっぱい話されたこととは思います。まあとりあえずの情報共有ということで。

 講演会は聴衆が少ないとかいう話があって、私もブログで2回紹介したのですが、最終的には申込みが増えすぎてお断りする必要があったとか。

 「もの」に対する説明は私(kingstone)の考え方です。

 この講演会はNPO法人ピュアコスモさんが主催されたもの。ここはアスペルガー症候群や高機能自閉症のお子さんの保護者の団体であるようです。つまり門先生もそういう方向けに語られていると考えられます。

 で紹介された「もの」



 小道モコさんって当事者の方が書かれた(描かれた)本。この本はいろんなところで評判がいいです。今Amazonで見たら定価1800円なのに中古が2800円。つまり「売れてる」ってことですね。

 おめめどうのコミュニケーションメモ帳。

 上にも書いたようにアスペルガー症候群や高機能自閉症のお子さんの保護者対象にこの話があったことが意味深いと思います。

 ○×メモ帳
 100枚綴りが販売価格: 315円 (税込)。たぶんもう少ししたら80枚綴りになるのとちゃうかな。
 
○×.png

 選ぶメモ帳
 100枚綴り。販売価格: 315円 (税込)

えらぶメモ帳popo.jpg

 写真は「popoのぶろぐ」さんかの「ほほぅ」から。この場合は本人さんの気持ちを尋ねるのに使ってはりますね。もちろん「何が欲しいのか」を選んでもらうのにも使えます。「popoのぶろぐ」さんの場合、ブログテーマ「コミュメモ」のところでたくさんの使用例がわかります。

 「おはなしメモ帳」や「おはなしツイン」の話は出なかったのかな?popoさんのところではいっぱい使用例がありますが。

「写真で教えるソーシャル・スキル・アルバム」「写真で教えるソーシャル・スキル・アルバム 〈青年期編〉」





 これは「これらの本を参考に本人専用のソーシャル・スキル・アルバムを本人の写真で作る」ことを推奨されたそうです。そうやろなあ、と思います。本はあくまでもアメリカの例ですから、例えば「教室で机の上に座って楽しく談笑する」シーンなんかも出てきますから。

 訳者のお一人も「くれぐれもこの本の文をそのまま使わないように」とおっしゃってました。これってTEACCH的な取り組む時の参考書の読み方も同じかもしれない。

 ここで私が付け足しておくと、「本人用のソーシャル・スキル・アルバム」を作る時、おめめどうの「ふきだしーる」が役に立ちます。

ふきだしーる1.jpg

 左にある本が「写真で教えるソーシャル・スキル・アルバム」右側が「ふきだしーる」。
 販売価格: 210円 (税込)。シール1枚あたり10円見当かな。





知的障害年金:認定基準を明確化 発達障害は新設−−厚労省方針

知的障害年金:認定基準を明確化 発達障害は新設−−厚労省方針

 これは毎日新聞 2011年1月28日 東京朝刊の記事ですので、もうみなさんとっくにご存知かと思ったらそうでもないのでエントリにします。

 障害年金の認定基準ですね。

 知的障害については

「同省の素案では、現行の表現に加え、「食事や身の回りのこと」をするのに1級の場合は「全面的援助」、2級は「一部の援助」を必要とすることが盛り込まれた。会話による意思疎通に関しては、1級で「不可能か著しく困難」、2級は「簡単なものに限られる」との例示を加える。」

 発達障害については

「また、自閉症といった発達障害は、対人関係や意思疎通に難があり日常生活が不便とされ、知的障害を伴わない場合も少なくない。これまでは知的障害の基準が適用され、「障害特性を反映できない」との意見があった。素案では、1級は「コミュニケーション能力が欠如し、著しい異常行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常に援助が必要」、2級は「コミュニケーション能力が乏しく、異常行動がみられるため、日常生活への適応に援助が必要」とした。」

 この「異常行動」というのがなかなか判定が難しそうな気がします。特に「スケジュール」「見てわかるもの」「わかりやすい場所」などの支援を受けて落ち着いた暮らしをしてはる人はどうなるのかなあ、ってあたりが。「強度行動障害」についてもそうですが。

 厚生労働省のホームページから。

障害年金の認定(知的障害等)に関する専門家会合(第1回)

 こちらの(資料4)に元の文らしきものがあります。

歯医者さんで治療を受けられた

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 ○○です。

 先週からクラスの子が「歯医者いきます・。」と言い始めました。??歯磨きのときのぞいても何処が悪いのか分かりません。

 でもお母さんに「本人が行きますというのやし、行ってあげてください。」
と伝えると、すぐ次の仕事休みの日にいってくれました。

 歯茎が腫れていたそうです。「寝るイスには座れないんです。」いつもお医者さんの
椅子に座っているのだとかでもこれでは治療が出来ない。

 そこで、ナナナント!おかあさんが歯医者にいく手順と
「先生のいすは×」「寝るイス○」
「歯に空気をあてます。」
「終わったらご褒美にデパートに行きます。」

ということをご自分で書いて持ってきてくださいました。ご褒美にデパートというのも前回子ども自身が言いだしたことです。で、お母さんから「学校から帰る前に、これを見せてください。」って。もう涙でそうでした。

 少しでも、助けられればと、お母さんの字に少しだけ絵を添えました。

 それから、いま気に入ってるビデオにでてくるバイキンマンとカバが口の大きさ比べするシーンをかいてバイキンマンの大きい口が○という絵も添えました。

 今日、失敗してたらどうしよう。もうこんな予定書くのイヤっておもわれたらどうしようとどきどきでした。

 結果は2重○だったそうです。わーいわーい。おかあさんわーい。□□君わーい。

追記
 このお子さんの場合、とりあえず「歯医者さんに行く」まではできていて、そこが「歯とか歯茎とかが痛くなったら行く所」ということまではできていたわけですね。今回は「治療用のイスに座る(寝る)」のと「治療」ができた、という話。

 もう何度も紹介していますが、○×についてはおめめどうには「○×メモ帳」があります。
○×.png
 100枚315円。

 これも繰り返して書いてますが「○×メモ帳」は無くても自分でパッパと応用できますが、あると周囲の人に(もちろん自分も)続けてやってもらう時にめちゃ便利です。

 在庫僅か、ってショップに書いてあるってことは、きっと80枚315円に値上がりするんやろな。

いきなりTEACCHを誤解した話(ある地域TEACCH親の会で)

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 ハルヤンネさま、こんにちは、○○です。

「TEACCHの誤解と疑問」は、すごく必要な話だと思います。

>  けれども、このお話は、たとえばTEACCHを学んだことがない人、また
> は一回くらい話を聞いた、一冊くらい本を読んだレベルの人が聞いても、ピン
> と来ないと思うんですね。
 
 12月に初めて、「ある地域TEACCH親の会」に参加させていただいた時、実践発表でやたらとチェキ(インスタントカメラ)の写真カードが出てきて、見事に誤解して帰りました。白状すると、帰りにチェキも購入したりしました。「なんか、しっくり行かない感じ」を抱えつつ、(□□さんやハルヤンネさんに)相談しつつ、それなりにスタートしました。わかってない人間の質問に答えるのは、大変だったでしょうね。生活習慣その外、いろんなことを子供が理解出来るように、工夫することが大切で、代償的なコミュニーケーション手段に振り回されることはないと思えるには、少し時間がいりました。援助の仕方が、適切かどうかは、子供が教えてくれましたがね。それなりに、理解しているつもりです。

>  誤解を解くには、「自閉症の障害特性」を自分がどれだけ理解出来ているか
> が必要なのです。
>
>  だから、これだけをホームページにUPすることは、できません。
>
>  まあ、最初から、私は出来る立場でもないけどね。

「TEACCHの誤解と疑問」とか(オプションで)「TEACCHの歩み(例えば、以前、家庭での役割を重視した時代があって…、余暇活動的な楽しみを持てることは、将来的にも大切だ…)」は、時代とともに(先輩の努力と共に)変化してきたんだ」とか、感動しました。誤解してたら、教えて下さい。お願いします。

 先輩の努力とともに、より良い方へ変化しているという話も、もっと詳しく聞きたかったです。
 活動的で、沢山の人の多くの悩みを共に考えてきたハルヤンネさんに、話してもらえたのは、幸せなことなんですよね。有難うございました。

 何が言いたいかというと、大切なことは、何回聞いても見ても、いいんじゃないかと言うことなんです。身の程も考えず、書いてしまいましたが、許して下さいね。

追記
 「以前、家庭での役割を重視した時代があって」の所は、少しまとめ間違いをしてはるかな。というのは次に「でも今は重視されない」と続きそうになりますから。そんなことは無いと思いますので。今も重視されます。
 たぶん、これは「お手伝い」とか「完璧にできなきゃだめ」みたいなのでびしびし鍛える方向に行っていたのが、「目で見て手順がわかる(これは絵・文字で書かれてたり、具体的な物(包丁・まないた・洗いカゴとかのセッティングとか)」ようにして、「家事活動」「余暇活動」として楽しめることとして大事になってるんだよ、みたいな意味だと思います。

ロードムービー(映画で二人とかで旅するやつ)

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 ハルヤンネさん、どうもです。
 kingstoneです。

>  「ロードムービー」で、なにを感じるかは、観ている人が決めること。
>
>  「Life goes on」だね。
>
>  ホント、「人生は続いていく」
>  でも、いつだって「なすがままに…」
> 
>  「Let it be」だよ。

 ロードムービーってさ、「嘘やん。こんな展開あるわけないやろ。映画やなあ」ってとこありますやん。でもほんまにこんなことあるねんなあ・・・(あっ、フィクションじゃなくハクションか)

 「できるわけない」じゃなくて「できる」(特に「やりたいこと」)ねんなあ。

追記
 これは「愉快、ユウカイ」事件の話ですね。あるいは「小学生広島拉致事件」。先日ハルヤンネさんがコメントに名前を書いて下さっているので名前は出してもいいのでしょう。ちょうど「レイルマン2−自閉症文化の愉しみ方ー」の頃のことですが、本の中には収録されていません。

 ロードムービーについて例を挙げると「レインマン」「真夜中のカーボーイ」「イージー・ライダー」「ぼくはうみがみたくなりました」なんかの感じですね。

 なお、このころから漫画「ワンピース」の人気が爆発してきたのが関連記事を読んでいてわかります。