発達障害の人への支援〜地域で豊かに暮らすために必要なこと〜
という講演会が開かれました。私は参加していませんが、参加された方からの情報が入ってきたので、そこで紹介あるいは推薦された「もの」についてお知らせ。ただし、もちろん講演会では「考え方」とかも一緒に話され、そこが重要だとは思います。また他のこともいっぱい話されたこととは思います。まあとりあえずの情報共有ということで。
講演会は聴衆が少ないとかいう話があって、私もブログで2回紹介したのですが、最終的には申込みが増えすぎてお断りする必要があったとか。
「もの」に対する説明は私(kingstone)の考え方です。
この講演会はNPO法人ピュアコスモさんが主催されたもの。ここはアスペルガー症候群や高機能自閉症のお子さんの保護者の団体であるようです。つまり門先生もそういう方向けに語られていると考えられます。
で紹介された「もの」
小道モコさんって当事者の方が書かれた(描かれた)本。この本はいろんなところで評判がいいです。今Amazonで見たら定価1800円なのに中古が2800円。つまり「売れてる」ってことですね。
おめめどうのコミュニケーションメモ帳。
上にも書いたようにアスペルガー症候群や高機能自閉症のお子さんの保護者対象にこの話があったことが意味深いと思います。
○×メモ帳
100枚綴りが販売価格: 315円 (税込)。たぶんもう少ししたら80枚綴りになるのとちゃうかな。
選ぶメモ帳
100枚綴り。販売価格: 315円 (税込)
写真は「popoのぶろぐ」さんかの「ほほぅ」から。この場合は本人さんの気持ちを尋ねるのに使ってはりますね。もちろん「何が欲しいのか」を選んでもらうのにも使えます。「popoのぶろぐ」さんの場合、ブログテーマ「コミュメモ」のところでたくさんの使用例がわかります。
「おはなしメモ帳」や「おはなしツイン」の話は出なかったのかな?popoさんのところではいっぱい使用例がありますが。
「写真で教えるソーシャル・スキル・アルバム」「写真で教えるソーシャル・スキル・アルバム 〈青年期編〉」
これは「これらの本を参考に本人専用のソーシャル・スキル・アルバムを本人の写真で作る」ことを推奨されたそうです。そうやろなあ、と思います。本はあくまでもアメリカの例ですから、例えば「教室で机の上に座って楽しく談笑する」シーンなんかも出てきますから。
訳者のお一人も「くれぐれもこの本の文をそのまま使わないように」とおっしゃってました。これってTEACCH的な取り組む時の参考書の読み方も同じかもしれない。
ここで私が付け足しておくと、「本人用のソーシャル・スキル・アルバム」を作る時、おめめどうの「ふきだしーる」が役に立ちます。
左にある本が「写真で教えるソーシャル・スキル・アルバム」右側が「ふきだしーる」。
販売価格: 210円 (税込)。シール1枚あたり10円見当かな。