※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年12月30日

感覚統合をこういうふうに学び利用してきた

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



○○Dr.こんにちわ。
□□です。

> 動作法はあまり考えたこともなかったのですが,感覚統合の考え方をどのように取り
> 入れたらいいのか,特に感覚に問題のある子供さんが多いので考えていますが,わか
> らないので・・。

 感覚統合では、京都の小西先生が

 “センソリーコミュニケーション” 

と説明されたのが頭に残っています。秋田大の山田先生は、

「公園に遊びに行くなら、ダンボールを1枚持って行く事です。」

と言われ、長崎の土田先生は、

「普通に育てているだけでは、栄養不足(刺激の)なんですよ。」

と言われました。(一言づつしか頭に残っていないのかー^^;)

 日常の△△の行動から、どんな刺激を欲しがっているんだろーと考えています。小学校1年の頃、学校で靴下を脱いで足の裏を舐める事を始めました。足の裏は触覚的に敏感な部分ではありませんが、当時、足の裏の発汗で体温調節をしていると思われる程、汗を流す事はないのに、いつも靴下だけは濡れている程でした。その足の裏を自分の舌で舐めるというのは、舌と足の裏の両方から刺激が入っている。でも、衛生的じゃない・・・。

 ボディーブラシを持たせ、先生に足の裏を刺激して貰う様にお願いするとその内、自分でやるようになりました。

 ブランコが好きな△△ですが、背中を押してやる事で、前庭感覚の遊びに固有感覚が入る。背中、腰、前に回って膝、足の裏、エンドレスに揺れの中に入ってしまうのでなく、揺れが刺激として入る事で満足感を得る。

 2年程前からカセット、CDを聞けるようになった△△は、左耳にイヤホンをつけて大音量で聞き始めました。右脳直撃状態!!

 常に強い刺激を求める子です。音楽として入るように、車の中でも同じ曲をかけるようにしました。(音量を数字で表示する事に加え…)

 理由の分からないパニック(状況判断出来ずに混乱している以外)の時、大抵は受け入れられない刺激の中にいると考え、音や視界を可能な限り遮ってやる事に加え、△△の好みの刺激を与えます。

 低機能(というのかどうか?)の△△が自分の弱い部分を自覚し、自分で防衛手段を身に付けられるまでは、回りにいる援助者が与えてやる必要があると思います。

 △△は線香が好きで、一時期、お出掛けには必ず毎日香を持って行きました。この匂いがあれば慣れない場所でも、落ち着いていられる…という感じでした。(勿論、スケジュール等の視覚支援に加えてです。)

 子供がパニックになった時、その原因に迫るのは当然の事ですが、原因が取り除けない場合、カームダウンに加え、腕や背中に圧刺激を入れてやる。泣いている小さい子を抱っこして、背中をトントンして落ち着かせるっていうのは、誰だってやっている事ですよね。最近では、家でも、親の会でも、カームダウンのロッキングチェアーがお気に入りです。必要とする揺れも少し小さくなってきたかな?

 揺れが入って落ち着くのと、揺れが入る事によって集中しやすくなる、ってこともあるようです。家のロッキングチェアーで揺れながら、広告の切り抜きしてますからー。^^

 ドナさんの本の最後にも、確か、手に自分で刺激を入れて落ち着く方法を小さい子の手を取って教えて上げてる話しがあったと思います。

 スヌーズレンの考え方も、おんなじ方向じゃないかと思うんですけど・・・。

 あの・・・たしかここってOT さん何人かおられたような・・・
 すみません。変な書き込みですね。^^;

 本当に我が子の事が分からずに、あがいてきたんです。講演会や講義を受けなきゃ分からなかった・・・。

 京都のTEACCH研に初めて行った日の事を思い出します。まだ、会議室で、20名位でしたよね。村松先生のお話で、私、PEP-R の質問したら、

「検査が目的じゃありません。そんな定期的に何回もやるものじゃない。」

って答えて頂きました。支援とか、援助っていうことが分かってなかった頃でした。今、こんな風にお話させて頂けるのが、とても嬉しいです。これからも、宜しくお願い致します。

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 kingstoneです。

 ・・・・1連の書き込み・・・・た、ただもんやない・・・

 一講演一言ずつをお腹でわかり、実生活に生かしていくと、こうなるのですね。

> あの・・・たしかここってOT さん何人かおられたような・・・

 何人もかどうかはわかんないですけど、少なくともこないだお一人入られましたね(ニコ)

※OT(作業療法士。
 PT(理学療法士)は「歩く」に関わる足・体幹などの大きな動きに関わることが多い。
 それに対しOTは机の上での両手で「作業をする」に関わることが多い。でOTだったエアーズさんが、学習障害の子の脳の中の神経がうまくつながってないんじゃないか、それをトランポリン(前庭覚に刺激を入れる)などしているうちに統合されてきて脳の働きがよくなるんじゃないか、という仮説を立て、そこを考えてマッサージや机の上でやる課題なんかもその仮説でやってみよう、みたいな感じだったかな。

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追記
 「感覚統合療法」の理論および効果については「科学的な実験・観察・統計」によると今のところ「効果なし」であるようです。

 しかし、私が大昔に現場にいた感覚からすると、当時、肢体不自由にしろ知的障害にしろ障害のある子にとって「無理矢理やらせる」「しんどいことを頑張らせる」「頑張れ!頑張れ!」 「訓練!」という「療育」ばかりだった頃に感覚統合が出てきた意味は大きいかなあ、と思います。「トランポリン楽しいじゃん」「マッサージ気持ちいいじゃん」で、それも授業(その頃の考え方としては「訓練」と言ってもいい)になるんだ、というのはすごく新鮮でありがたかったです。

 そういや昔、たぶん感覚統合をやってる「つもり」の熱心な先生が情緒障害児(とかつて自閉症児は呼ばれた)のための「訓練」と称してパニックになってる(陥らせてる)子にトランポリンを無理矢理跳ばさせる、なんてのはありましたね。それ以前の問題として、スケジュールで予定を知らせたり、どのくらいやるかを知らせたり、「トランポリン」か「ボールプール」か、とか本人に選択させたり、とかまったく無しでやってるんですから。どこにでも馬鹿はいるってことですね。

 また「タカイタカイ」をあるお子さんが喜ぶ、でその後もいきいきしてるからって、一日中「タカイタカイ」をし続けるとか、ってのもないだろうし・・・程度問題、ってのもありますよね。

posted by kingstone at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

12月30日(木曜日)

 おはようございます。

 ブラウザの再描画には時間がかかります。

 曇り。

 今年最後のゴミ出しをしました。

 朝の薬を、何も考えずに飲んでたら、気づいたら眠剤を飲んでました。
 午前中は車の運転しちゃダメだな。
 午後からはおせちの買い出しがあるので、寝といたほうがいいかな。
posted by kingstone at 08:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月29日

JIN−仁− の公式ホームページより お江戸豆知識

 JIN−仁− の公式ホームページ

 お江戸豆知識というページがありました。時代考証をされた山田さんって方が書いています。面白い。

 第1話の「ごはん」を食べるシーンについて

「あのご飯の盛り方はちょっとマンガチックだったけれど(笑)、あながち間違ってもいないわね。江戸の人たちは、ひとりで1日5合ぐらいの白米を食べていたから、朝からあのぐらい(約1合強)は食べていたんじゃないかしら。その他のメニューを見てみると、御御御付(おみをつけ)に梅干し、なすとだいこんのお漬物。夕食時、これにめざし(干物の一種)なんかがつくと、「今日はごちそうだねぇ」って感覚だったと思うわ。めざしもそうだけれど、昔は梅干しも超高級品だったの。」

 5合ね。

 第3話のコレラ対策で水分補給のためのORSを作るシーンで。砂糖を長屋の人たちが使っているのが不思議でしたが。

「この時代の庶民たちが、塩や砂糖を簡単に手に入れることができたのか・・・。」

「一方で、砂糖は国内でも琉球や徳島あたりでしか生産されていなかったし、確かに高級品ではあったのよ。だけど、江戸の味といえば「甘辛」というぐらい、甘いものをこよなく愛していた江戸の人々。どこからその砂糖を手に入れていたのかというと・・・実は、幕府が海外から大量に輸入していたのね。鎖国中にも親交のあった国・オランダから輸入していたものの中でも、一番比重を占めていたのが砂糖だったという記録が残っているほどなんだから!」

 長屋にあったかどうかはわからないですが、相当量は輸入されてた、ということですね。

 遊女に身売りする値段について。

「貧しい家が生活のため幼い子供を売るというもので、相場は文化年間(1804〜1818)で3〜5両(約24万〜40万)。この子供は禿(かむろ)と呼ばれ、花魁の部屋子として身の回りの雑用などをしながら読み書きを習ったり、遊女になる教育を受けていくわ。もうひとつは、娘に成長してから売られてくるパターンで、すぐに客がとれるということから10両(約80万円)の値で売買されていたの。」

 幼い子で40万円。娘で80万円。う〜ん。現金収入が無い家にとっては目もくらむような金額やったんやろなあ。

 火を使うことに関する決まり事について。

「江戸の町には「大きい火を使ってよいのは原則夕刻の6時まで。ただし、風の強い日、将軍が江戸城から外出する日は火を使ってはならない」という決まりごとがあったのも、これまた事実。」

 そうかあ。まあ昔は夜が早いだろうから夕刻6時以降禁止でもやっていけたのか。

「毎日のように女郎たちがヒマな時間帯を狙って吉原へやってくるのが貸本屋さん。」

 この前の部分に「女郎は手紙を書くのが仕事のようなもの」というのもあったし、識字率というか読み書きの力は高かったんや。

posted by kingstone at 19:07| Comment(21) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウラジロとシダ 注連縄

 Wikipediaよりウラジロ

「葉が正月飾りに使われ、注連縄、ミカンの下に垂れ下げるのはウラジロと決まっている。ただし、その由来については、「裏が白い=共に白髪が生えるまで」という意味だと解釈されているが実際は不明である。また、マツタケなど山の幸を運ぶ時に下に敷くのもよく見かける。」

Wikipediaの写真。

kingstone page-ウラジロ

  ウラジロ

kingstone page-ウラジロの芽

  ウラジロの芽

ウラジロの観察よりの写真

kingstone page-ウラジロの裏

  ウラジロの裏

 ええっと    シダ⊃ウラジロ  ってことみたいですね。

 Wikipediaより「シダ植物

「シダ植物(シダしょくぶつ、羊歯植物、歯朶植物)は、維管束植物かつ非種子植物である植物の総称、もしくはそこに含まれる植物のことで、胞子によって増える植物である。」

$kingstone page-成長したワラビ

  成長したワラビ

syunさんのブログのエントリ「悪どいのか、無知なのか、、」より

$kingstone page-シダの注連縄

 これはウラジロではないらしい。で、今日うちにcoopさんから届いた注連縄。

$kingstone page-うちの注連縄

 確かに裏は白い。これはウラジロなのか、どうなのか。ようわからんな。現物を実地で見て教えてもらえば一発やろけど。


posted by kingstone at 17:27| Comment(4) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

問い合わせるならまず公式ルートを

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 ハルヤンネさん、どうもです。
 kingstoneです。


 なんでハルヤンネさんに質問が来たんだろう・・・(ハルヤンネさんは丹波篠山の人やもんね)

> >*****************************
> >・ある地域での就学指導、判定の状況
> >・ある地域での特別支援学級設置の現状
> >・ある地域での特別支援学級等におけるIEP実践の現状
> >・ある地域での障害者福祉の現状
> >*****************************

 で、これってもちろん公式には前3つは教育委員会、後ろは??どこだ?社会福祉協議会??に聞くことかな・・

 で、公式だと「たてまえしか・・・」とか思いはるかもしれないけれど、でもまずは公式のルートって大事だと思うな。でその後というか同時でもいいけど、非公式のルートからも情報を集める。

 まず教育委員会の特別支援教育担当係へ連絡を取られると良いのでは。
 電話番号は※※※※※※※※※※※※

 それから関連ホームページはある地域の中の下記の所に様々な連絡先が載っています。
URL

 転勤が目前に迫ってる方なのかな。

posted by kingstone at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする