特別支援学級にいた頃。
kingstoneです。
ある保護者○○さんが、がお子さんが通っておられる知的障害特別支援学校に「学校と親が相談する形のIEPを取り入れて欲しい」と長年申し入れ続けて来られて実現した、という話です。ここに書かれている、過去の学校の考え方、私も体験したものでよくわかります。それを変えはった、というのはすごいことです。引用の仕方をいつもと変えます。
(引用開始)
今週の月曜日、小学部の学部懇談会がありました。
「来年度の教育課程について」の説明会です。
入学時から担任に恵まれてまりなについては個別の計画を領域別に親も一緒に立てることが出来ていましたが、学部全体としては課題を保護者に公開するということ自体、半数以上の先生が反対されていると聞いていました。
誰が担任になってもきちんと引き継いでいけるように、私も家庭訪問時に担当の先生に、また年に一度は学部主事や教務の先生などに個に視点を当てた課題設定や計画を立てる時に親の希望を反映させて欲しいこと、 専門家との連携をとって欲しいことを話してきました。
平成14年からの指導要領改定にあわせて学校全体として自立活動をどう捉えているかについても尋ねてきてそれに対する答えをいただいたという形です。
結果としては、
・自立活動は養護・訓練の名称が変わったということではなく知的障害児にとっては生活全般に渡るものとして捉える⇒生活全般について個別指導計画を作成する
・年度始めに保護者との個別懇談会を設ける。予め教師が作った個別の計画を親も一緒に見ながらそこに親の希望や専門家のアドバイス(親が懇談会までに確認しておく)を盛り込んでいく
・親が学校に求めることを伝えると同時に家でもやっていって欲しいことも教師側から伝える
となりました。
実際の計画の作成についてはまだまだこれから・・・ですがシステムとして保護者に情報を公開するということと一緒に課題を考えていくことを決めてくれはったのは当然の流れとはいえやはり嬉しかったです。
こう、上手くいかない学校が殆どという事も分かっているので「□□特別支援学校は素晴らしいです」と誉めてしまいました。
中学部についても同様の考えで来年度から臨まれるという事でした。
言い続けて良かったなと思います。
(引用終了)
すごーーい!!
やりましたね(ニコ)
でね、たぶん教師の中にももともと少し前から「こういうふうにしたい」と思っていた人はいるはずだと思います。しかし、それが実現できなかった。それを実現にまでこぎつけられたのは、きっと○○さんのサポート(要望というのが一番大きなサポートになるのです)になったのだと思いますよ。