大昔の話です。
特別支援学級にいた頃。
ほんとに昔の話です。私の発言は含まれませんけど、残しておく意義があるのじゃないかと思って。
今日は特別支援学校のクラスノ子どもが地区の小学校に交流学習でした。
予定はあらかじめ写真を撮ったモノを利用して伝えておきそれを私か彼が首から提げて教室や体育館での活動に参加しました。(※スケジュールを用意していた、ということですね)
お伝えしたとおりクラスでのフルーツバスケットも彼用に絵と字を書いたお助けカードみたいなんを作ってくれてありました。(※ゲームのやり方を見てわかるようにした物を「小学校側が」用意してくれていた、ということ)
かれも初めはやっぱり何?と言う表情でしたが私が時々そのカードを指さすとだんだんわかってきたようで楽しく参加できました。
それから・・。
そのあと、体育館で各学年が総合学習で学んだことを発表したのを見ていたのですが彼の入ったクラスノ子どもがいくつかの障害について調べたことを発表しました。
小学校の子どもが自閉症について
「自閉症は育て方などではなく脳のある部分が上手く動かないためにおこるものです」
と1番はじめにいったのでびっくりしました。そして、
「もっと障害のこと勉強してなかよくなりたいです」
と言ってくれたときは涙でそうでした。彼はプレゼントしてもらった風船の犬でニコニコでした。
あとで「どこで知ったの?」ときくと「インターネット」ほんま、今の子どもはちゃうなあ・・。
又3学期にあります。次回も楽しく参加できるといいなあ・・。
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追記
フルーツバスケットのようなゲームにしろ、総合学習の発表(形としては集会)にしろ、自閉症の人では苦手な人が多いと思います。
具体的には書かれていませんが、下記エントリは私が他の小学校の総合学習の発表の授業を見にいった時のものです。学校全体として「人権教育」をテーマにした公開研修でした。
「俺たち、間違ってないよな」 特別支援学級の相棒に あるいはこんなのもあります。
自閉症の生徒を押さえ込んだ話 そうなりがちなものを、特別支援学校の先生はスケジュールを作り、小学校の人たちはゲームがわかりやすい視覚支援物を作り、自閉症のお子さんが参加できるようにしていかれたのですね。
そして子どもたち(たぶん小学校5年生あたりかな)は自分でインターネットで調べた。そんな時代が来ていました。
posted by kingstone at 12:40|
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特別支援教育や関わり方など
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