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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年11月23日

代替医療のトリック サイモン・シン他著 付録−代替医療便覧

代替医療のトリック サイモン・シン&エツァート・エルンスト著 

付録−代替医療便覧

 いやしかし、すごくたくさんの代替医療と呼ばれるものがありますねえ。その中のいくつか。

アレキサンダー法

 これは演劇の方法ですね。アレキサンダーメソッドに限らず、演劇をすることや、演劇のワークショップに参加することは、一部の人に心理療法を受けたようなよきことが起こることがあります。で、逆に演劇やワークショップを心理療法として利用しようみたいなことだろうけど、それはねらわない方がいいと思うなあ。あくまでも結果であって。

 まあ竹内敏晴さんがやっておられたようなこともつながるかもしんないですが。


代替療法の運動療法(エクササイズ)

 ここで上げられているのは太極拳やヨガやピラティス。

「まとめると、変わったものであれ一般的なものであれ、継続的なエクササイズが健康と暮らしの向上に役立つという点に疑問の余地はない。」

 もちろん無理や無茶は、しちゃいけないですが。

 私は1年ほど気功をやっていたことがあります。これは気持ち良かったです。いわゆる内気功で、太極拳みたいなもんです。まあ先生は「内気功も外気功(手かざし)も同じ」なんて言ってましたが、それは私にはわからなかった。


マッサージ療法

「マッサージが一部の筋骨格系の症状、とくに腰痛や、不安、憂鬱、便秘に有効であることについては有望そうな科学的根拠が得られている。局所的な血流を増やし、脳のエンドルフィンを放出することによって効果が得られるのかもしれない。有害な影響が出ることはまずない。」

 この本の中では他の療法よりもずいぶん高い評価が書かれていると感じられます。でもって、これは私の実感とも同じですね。

 よく妻に肩もみを要求されます。また私が何かしんどそうにしている時に、妻が肩をもんでくれることがありますが、確かに元気が出ます。


指圧

「創始者は浪越徳治郎で」

 へえ!「指圧の心は母心」のおじさん。

 でももともと日本にはたくさんの流派があったような気がします。私の知っている人は「仙術」という指圧を習っていました。習いに行くと勉強を始める時にまず何か舞を踊らなければならないのが情けない、とおっしゃっていましたが、この方に指圧をしてもらうと確かに気持ち良かったです。

「指圧に関する臨床試験はないに等しいが、通常のマッサージを上まわる効果があると考える理由はない。したがって、普通のマッサージ以上に、この療法に時間と金をかけても、それに見合うだけの効果は期待できないと思われる。」

 逆にいうとマッサージとして考えればいい、ということでしょうね。

posted by kingstone at 21:25| Comment(4) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

代替医療のトリック サイモン・シン他著 祈りについて

代替医療のトリック サイモン・シン&エツァート・エルンスト著

祈りについて

 これは「第5章ハーブ療法の真実」に出てきます。

「この3つめの注意点の大切さを教えてくれるのが、『祈りは患者のためになるかどうか』という研究のケースだろう。科学者たちはすでに、自分のために家族が祈ってくれていることを知っている患者では、快復率がわずかに高いことを認めている。自分のために祈ってくれる人がいれば、患者は愛と希望を感じ、困難な時期を支えてもらっていると感じるだろうから、回復率の高さは心理学的効果として容易に説明できる。」

 どこでどんな研究があったかは書いていません。

 これはそりゃそうだろうな、と思います。もちろん急性で悪くなって意識が無いような場合とかはだめでしょうけど。また祈ってくれる人がいる場合、孤独になっている人よりよきことが起こるでしょうし。

 2001年に、コロンビア大学で、不妊治療を受けている患者に祈りが役立つかどうかが調べられた。調べられたのは199人。体外受精の治療を受け、100名は祈ってもらい、99名は祈ってもらわなかった。女性たちは祈ってもらうグループに入っているかどうか知らなかった。祈ってもらったグループの妊娠率が、対照群より2倍も高かった。

 2001年の冠疾患集中治療室に入っている患者については祈りには効果が無かった。

 2005年、2006年の研究でも効果は無かった。

 で、コロンビア大学の研究には、インフォームドコンセントがされていなくて、プロトコル(手続き)に重大な欠陥があり、また第2執筆者は詐欺事件を起こし、さまざまな偽名を使った重罪を犯していたりして、信憑性に問題があるそうな。

 やっぱり身近な人(今なら距離的には近くなくてもネットでコミュニケーションしてる人とか)が祈ってくれてこそ、という気がしますね。

posted by kingstone at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

代替医療のトリック サイモン・シン他著 4章以降

代替医療のトリック サイモン・シン&エツァート・エルンスト著

第4章 カイロプラクティックの真実

 私がカイロプラクティックの名前を知ったのは、肢体不自由特別支援学校にいた頃。腰痛の同僚はたくさんいて、一人がカイロプラクティックに通っていました。だから腰痛を治療するところだと思っていました。

 そしたら違うんですね。どんな病気も背骨を直せば治るという・・・そら違うやろ。

 で首をグキッと動かすマニュピレーションというのがあるとのことですが、これって同じようなこといろいろなところでやられているような・・・私は腰痛を出した時に一度だけ行ったことのある按摩・鍼のところでやられたことがあります。私は怖くて緊張して力が入り、うまく動かなかったらしく、施術者に怒られてしまった。痛いだけで効果は無かったです。しかもこの本によるとそれによって起こる事故もあったとのこと。これは怖い。


第5章 ハーブ療法の真実

 ハーブって要するに薬草ですよね。まあ薬草からでき効果のある薬となったものも多いわけですが、その多くは既に薬になっていて、なっていないものは気分の問題だけであったり、またハーブとして売られているものの中に汚染物質の入っているものもあるそうで、気をつけないといけないですね。


第6章 真実は重要か?

「医師は、治療にはプラセボ効果がつきものであることや、プラセボ効果の大きさはさまざまな要因によって決まることをよく知っている。たとえば、医師の服装や、自信ありそうかどうかなど、ごく普通の振る舞いなどもプラセボ効果の引き金になる。優れた医師はプラセボ効果を最大限に引き出すが、最低の医師はプラセボ効果をほとんど引き出すことができない。神経科医のJ・N・ブラウは次のように述べた。『患者にプラセボ効果を及ぼすことのできない医師は、病理学者になるべきだ』」

 そうやなあ。それか基礎研究。臨床に行ってはいかんだろうし、特に精神科医にはなってはいかんような気がするなあ。

posted by kingstone at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

代替医療のトリック サイモン・シン他著 第3章 ホメオパシーの真実

 ホメオパシーについては、ついこないだ名前を知ったところです。

 瀉血が全盛の時代にドイツでハーネマンという人が始めた療法なのだけれど、レメディと呼ばれる薬(?要するに砂糖玉)を与える。で、当時の瀉血よりはよほど成績が良かったということのようです。

 現在は効果を否定する臨床試験が山ほど出ている。

 ヨーロッパやアメリカやインドなどではたいへん広がっている。日本ではそれほどでもない。

 でも最近、自閉症や発達障害の人に勧める流れがあるみたい。これも回れ右して逃げた方がいいと思います。

 これまた「プラセボ効果」があるならいっかあ、とのんきなことは言っていられないようで、問題は「標準医療を受けるのを止めさせる」傾向があるようです。

 そらまずいやろなあ。

posted by kingstone at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

代替医療のトリック サイモン・シン他著 第2章 鍼の真実 付私の体験

代替医療のトリック サイモン・シン&エツァート・エルンスト著

第2章 鍼の真実

「しかし鍼の鎮痛効果に関しては、いくつか信頼できそうな仮説があった。」

「第一の仮説は、科学者が鍼について考え出すより十年ほど前の1960年代はじめに立てられた、痛みの《ゲートコントロール仮説》である。(中略)西洋の鍼治療師の多くは、鍼を差すときの小さな痛みによってゲートが閉ざされ、大きな痛みをブロックするのだと主張するが、懐疑的な人たちは、その主張の正しさを裏づけるたしかな証拠はないと指摘する。痛みのゲートコントロール説は、ほかの状況はうまく説明したかもしれないが、鍼の効果がこのメカニズムにもとづくものかどうかは未証明なのだ。」

「鍼の効果を説明する第二の仮説は、強力な天然鎮痛剤として作用する《オピオイド》という化学物質の存在にもとづいている。オピオイドのなかでもとくに重要なものに、エンドルフィンの名前で知られる物質がある。いくつかの研究から、鍼の刺激によって、脳内で実際にこのような化学物質が放出されていることがわかった。当然、鍼治療師はこうした研究を歓迎したが、やはり懐疑的な人たちはいた。そういう人たちは、鍼を打つことで鎮痛効果が得られるほどのオピオイドが放出されるかどうかはわからないと言い、またエンドルフィンと鍼のあいだに何の関係も示せなかった研究もあることを指摘する。」

「科学者たちは、どちらかの説を受け入れるのではなく、さらに研究を進め、鍼の鎮痛効果を説明する新たな説を打ち出した。実際、もしその第三の説が正しければ、鎮痛効果のみならず、鍼の利益とされるものすべてが説明できてしまうかもしれない。鍼治療師には気の毒だが、その第三の説によれば、鍼の影響とされているものはすべて、論争にまみれた長い歴史をもつ《プラセボ効果》という医療上の現象だということになってしまうのだ。」

 プラセボ効果というのは「偽薬効果」と呼ばれることもありますが、「効かない薬」を効くように勧められた時の効果のみならず、会話や態度など全てを含むのかな。鍼については「本当に打つ」「偽鍼(劇用短剣みたいに縮んで非常に浅くしか打てない)を打つ」「経絡を外して打つ」「何も打たない」などを比較対照して試験がされました。それらの研究を検討して2003年にWHOが「鍼−対照臨床実験に関するレビューと報告」という報告書を出します。その中では

1.対照試験により鍼の効果が証明された症状 28の症状
2.鍼には効果があることが示されているが、さらなる証明が必要とされた症状 63の症状
3.治療効果があることを示した対照試験が存在するというだけにとどまるが、通常医療による治療が難しいため、鍼を試みる価値がある症状 9の症状
4.鍼治療を行う者が、特殊な現代医療の知識を持つ場合にかぎり、鍼が試されてもよい症状 7つの症状

 ところが筆者は「WHOは、鍼の有効性を判定するにあたって二つの大きな過ちを犯した。」と書きます。

「第一の過ちは、臨床試験から得られた結果はどれもみな考慮に入れたこと」

 信頼性の低い試験結果も入れてしまった、ということ。

「第二の過ちは、中国で行われた多数の臨床試験を考慮に入れたこと」

 これは中国の研究者が鍼に関して《発表バイアス》の問題を抱えているから。これは中国では「鍼は効果がある」という結果が喜ばれ、「鍼は効果が無い」という結果は誰も喜んでくれず、また読んでも周囲ががっかりするだけだ、という思いで発表しないまま終わる、というバイアス。

 これは日本でもあるかもしれない。

 オックスフォード大でのコクラン共同計画。1993年に設立。臨床研究を評価し質の高いものだけを考慮に入れる《系統的レビュー》を始めた。

 これまでのコクラン共同計画による鍼についてのレビュー。

 多くの症状については

1.コクラン・レビューによれば、鍼の有効性は臨床試験から得られた科学的根拠によっては支持されない。
2.コクラン・レビューによれば、臨床試験がずさんであるため、鍼の有効性について確かなことは何も言えない。
3.研究方法がずさんで件数も少ないため、コクラン共同計画は系統的レビューを行うことさえできない。

「症状によっては、コクラン・レビューで多少肯定的な結果が得られているものがある。妊娠中の背中から腰にかけての痛み、腰痛、頭痛、手術後の吐き気および嘔吐、化学療法により引き起こされた吐き気および嘔吐、首の疾患、夜尿症がそれだ。これらの症状については、コクラン・レビューは多少前向きだ。要するに、鍼について肯定的な結論が出ているのは、夜尿症を別にすれば、ある種の痛みと吐き気だけなのである。」

 って、私は「痛み」だけに使うものだと思っていました。そもそもそれ以外のあれこれに効くと考えられるのか?と思ってネットで鍼灸院の広告を見てみたら・・・あれこれに効くように宣伝してますねえ・・・

「これらの症状は、鍼の効果に関するコクラン・レビューのなかでも、とくに肯定的な部類に属するが、コクラン・レビューがこれらに対して鍼で治療することを強く支持しているわけではないことに注意しよう。」

 現在、ドイツの連邦医師・社会保険組合委員会は《メガトライアル》と呼ばれる質の高い臨床試験を実施中。結果は少しずつ出ている段階。


 筆者によれば

「本章では、鍼はプラセボにすぎないという可能性がきわめて高いことを明らかにした。」



「しかし、患者に効き目があるのなら、プラセボでも良いのではないか?効き目が現実のものなら治療が偽物でもかまわないのではないか?」

という問題を提起し、次章以降でもその問題を考えていきます。

 
 う〜ん。

 私の鍼体験は今までに2回。

 1度は大学時代、当時、鍼は結構流行っていて趣味でやっている友だちが「やってやろう」というので嫌だったけれど打たれたことがあります。考えたら、あれって全然消毒してなかったような気が・・・今は感染症対策で使い捨て鍼などを使うと思います。効果は無かったというか、もともとどこが悪いってわけでも無かったので。

 そういや落語で若旦那が鍼を他人に打ちたくてたまらず、幇間にお金や義理に訴えて無理矢理打つ、ってのがありました。

 もう1回は、これは痛みというのじゃないけれど、久里浜の特総研で調子が悪くなった時に、盲学校の理療科の先生が打って下さったもの。これも「効いた」って感じは無かったです。しかし勉強から離れて会話しながら静かな時間を持ったというのは良かったのかも。

 でもいずれも「効果」って感じは無かったですね。しかし、日本では視覚障害の方の職業としても確立しているだろうし、「効果無し」ってことになったらいろいろまずいだろうな。

 まあ自閉症のカナータイプの人に打つことを勧める人がいたら、回れ右して逃げた方がいいとは思います。

 アスペルガー症候群や高機能自閉症の人はどうなんだろう・・・2次障害について、そうでない方よりプラセボ効果が出やすいタイプの方がいるみたいなので、そこらへんはどうなんだろう・・・でもそういう方にも「鍼」じゃない形でプラセボ効果を出したほうがいいだろうなあ。

posted by kingstone at 14:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

代替医療のトリック サイモン・シン&エツァート・エルンスト著 第1章

 図書館で借りて来ました。
 申し込んで借りるまでに半年かかりました。人気があるんですね。

代替医療のトリック/サイモン シン

¥2,520
Amazon.co.jp

はじめに

「《補完代替医療》(Complementary and Alternative Medecine : CAM)」
「本書では一貫して《代替医療》を用いることにした」

「地球全体では、毎年四百億ポンド相当の金が代替医療に費やされていると推定され」

 2007年だったら10兆円くらい。今(2010年)だったら5兆円くらいといったところでしょうか。

第T章 いかに真実を突き止めるか

 壊血病は過去の多くの船乗りを死に至らしめる病でした。

「ところが1746年になって、大きな突破口が切り開かれた。この年、ジェイムズ・リンドという若いスコットランド人海軍外科医が、英国軍艦ソールズベリーに乗り組んだのだ」

 リンドは船内にいた12名の壊血病の水兵を2名ずつ6組に分け、違う療法を使ったところ、レモン+オレンジを食べさせた水兵がめざましい回復を見せた。これを書物にもまとめたが注目されなかった。33年後の1780年になってギルバート・ブレーンの目に留まり、食事にレモンやライムを与えたところ水兵の死亡率が半分に激減した。1795年に英海軍本部は、1日に約20ccのレモン果汁を支給することにした。

 1805年のトラファルガーの海戦でナポレオン率いるフランス海軍を足止めできたのは、英海軍がレモン支給により、新たに健康な水兵を補充するために任務を中断する必要が無かったため。

 ナイチンゲールの話。

「看護婦になりたいという彼女の願いは、まさしく『天命』だったのだろう。フローレンスの両親はそのことを深く悲しんだ。なぜならその当時は、看護婦はろくな教育も受けておらず、身持ちが悪く、鮭浸りだというのが世間の通念だったからだ。」

 そんな時代があったんですね。さらに彼女は1845年クリミア戦争の野戦病院で働きます。

「まもなくナイチンゲールは、死人が出るのは兵士が受けた傷のせいではなく、不潔な環境にはびこる病気のせいであることに気づいた。」

「ナイチンゲールは、まっとうな食事を出し、清潔なシーツを使い、配水管を掃除し、窓を開けてきれいな空気を部屋に入れるなどして、病院の環境改善を図った。彼女とそのチームはわずか一週間のうちに、手押し車二百五十台分の汚物を運び出し、十九回も下水道を洗い流し、病院の敷地内に転がっていた馬二頭、牛一頭、犬四匹の死骸を土に埋めた。それまで病院の運営にあたっていた将校や軍医たちは、こういうやり方に面目を潰されたように感じ、なにかにつけナイチンゲールの足を引っ張ったが、それでも彼女はがんばり抜いた。その結果は、彼女の正しさをみごとに証明するものだった。1855年2月の時点では、収容された兵士の死亡率は43パーセントに達していたが、改善が始まったのちの1855年の6月には、死亡率はわずか2パーセントにまで劇的に低下したのだった」

 こういう数字が出てくるということは記録を残していたってわけですね。

 ナイチンゲールは語学・歴史そして第一級の数学者から数学を学んでおり、主張の正しさを証明するのに社会統計学を使います。またデータを表にするだけでもやりすぎと思われる時代に、多色表示のグラフを使ったり、極面グラフ(少し複雑な円グラフのようなもの)を発明し、プレゼンしていきます。

「ナイチンゲールの統計的研究がきっかけとなって、陸軍病院の改革が行われた。王立調査委員会の報告書に従い、陸軍医学校が設立され、治療記録の収集システムが確立されたのだ。そうして収集されたデータにもとづき、何が患者の役に立ち、何は役に立たないのかを明らかにするために、継続的な監視システムも作られることになった。」

「科学的な臨床試験から得られた結果は非常に強力なので、ナイチンゲールのように、さほど有名ではない人物ではあっても−彼女は主流派の外部にいる、大した名声があるわけでもない若き女性だった−自分の主張のほうが正しく、有力者のほうが間違っていることを示すことができる。臨床試験なしには、ナイチンゲールのような孤独な先覚者は無視されたにちがいない。そして医者たちは、伝統とドグマと流行と政治、そしてマーケティングと逸話だけにもとづく腐敗した医療体系によって治療を続けることになっていただろう。」

 喫煙の危険性を暴露したヒルとドールの研究。

「ヒルはドールと協力して、肺ガンの原因候補に挙がっていた喫煙の影響を調べてみることにした。しかしここで二人は出端を挫かれた−この場合、ランダム化試験は行えないのだ。たとえば、十代の若者百人のうち、その半数をどうにかして説得し、一週間タバコを吸い続けてもらったのち、肺ガンができたかどうか調べるといった方法は倫理にもとるばかりか実際的でもない。」

 そらそうやわなあ。自閉症の人に対して「見てわかる」「表現手段がある」「選択する」「居心地良い環境を整える」の効果を調べる、ってどうやりゃいいんだ?

「そこでヒルとドールは、喫煙と肺ガンとの関係を明らかにするためには、《前向きコホート研究》、または《観察的研究》と呼ばれているものを行う必要があると判断した。これは、健康であることがわかっている人たちを集めて、普通に暮らしてもらいながら健康状態をモニターするという方法だ。この方法は、ランダム化臨床試験にくらべて、被験者に対する介入の度合いがはるかに小さいので、長期的な健康にかかわる問題を調べるときには望ましいのだ。」

 でも、長期間にわたり、条件を揃えるのがむつかしく、コストも大変です。でヒルは医師にモルモットになってもらうことを思いつきます。

 1951年から開始。50年間やるつもりが1954年にははっきりしたパターンが出てきます。喫煙者は肺ガンのリスクを二十倍に増やし、心臓発作をはじめ、さまざまな健康上の問題とも結びついていることが示されます。

 結果が出たのちのドールの言葉。

「私自身、喫煙がそれほど大きな問題だとは思っていなかった。もしあの当時、どちらかに金を賭けなければならないとしたら、(肺ガンの発生率が増加しているのは)道路や車と関係があるという可能性に賭けただろう。」


「フローレンス・ナイチンゲールもはじめは反主流派と見られていたことだろう。なぜなら、医療関係者が外科治療と内服薬にばかり注目していたときに、彼女は衛生を優先事項として掲げたからだ。しかしナイチンゲールは、自分の考えが正しく、主流派は間違っていることを示した。
 ジェイムズ・リンドもはじめは反主流派だったが、最終的には彼の正しさが証明された。リンドは、医療界の主流派がさまざまな治療法を提唱していたときに、壊血病にはレモン療法が効くことを示したのだった。瀉血が標準的な治療法だった時代に、それに反対したアレクサンダー・ハミルトンもまた、主流派よりも優れた反主流派だった。ヒルとドールも反主流派だった。喫煙は驚くほど死を招きやすい嗜癖であることを示し、タバコ産業の巨大な利益に反するデータを出したのだから。」

 私も反主流派であったことは間違いないですが・・・

「代替医療のセラピストなら、ジョージ・バーナード・ショーの戯曲『アナジャンスカ−ボルシェヴィキの女帝』のなかの次のくだりに我が意を得たりと思うだろう。大公妃はこう述べる。『偉大な真理はすべて、はじめは神をも畏れぬ不遜な考えだったのです』。しかしこのセリフには、あまり嬉しくない次の但し書きをつけなければならない。『神をも畏れぬ不遜な考えのすべてが、偉大な真理になるわけではない』と。」

 ははは。

 臨床試験。統計。データ。

 う〜ん、あと疫学的調査ってのもあるみたいだけど。

 ほんま私も、自閉症の人に対してのあれこれ、エピソードばっかりやもんなあ。

 とりあえずここまででアップ。





posted by kingstone at 14:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

散歩

 散歩に行って来ました。

$kingstone page-落ち葉

 公園の落ち葉。

$kingstone page-池

 蓮。

$kingstone page-キウイ

 キウイがなっている。面白いなあ、と思って庭におられた方に許可を取って撮影していると

$kingstone page-頂いたキウイ

 たくさんキウイを下さいました。一週間ほどリンゴと一緒に置いておくとおいしくなるそうです。


posted by kingstone at 11:53| Comment(2) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

施設見学(伝えるって難しい)「人への信頼感を育てて下さい」

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



※この話は以前にも書いていますけれど、もとが出てきました。

 kingstoneです。

 今日は施設見学に行って来ました。

 駅の南側にある大きな施設です。

 ここは知的障害者更生施設・授産施設・デイサービスそれに身体障害者デイサービス・高齢者デイサービス・障害者就労推進センターなどいろんなものがごちゃっと入っている施設です。

 部屋に入る時にお世話して下さっていた方の胸のプレートに「ジョブコーチチーフ」という肩書きがついていたのに感心しました。

 まずセンター長さんの話。

 やはり平成15年を見据えていろいろなことに取り組もうとされています。また利用者さんのニーズに応じて新しいことにも取り組もうとしてはります。

 で、ガイドヘルプやグループホームについて、例えばまだできていなくても動きなどあったら教えて欲しい、と質問してみました。

 すると助成の無い部分になる(利用者さんの負担になる)のだけどガイドヘルプ的なものにも取り組もうとしていること。またレスパイトについは、まだ冠婚葬祭のみで、それじゃいかんよな、という話になっていること。またグループホームは既に始めていること。その一つはなんと私んちから歩いて5分くらいのところにあること、など教えて頂けました。

 で、学校の子供たちの人数は?と問われ「私の学校は教師2人に子供4人です」と答えると「いいですね。こちらでは1人対10人に少しいろいろ増やして7人くらいですか。ですから・・・」といろいろ話はりました。

 そこで私は

「また施設さんの方から、この方はこんな支援をしたらこうできるじゃないか、だから学校時代にはこんなことを身につけさせておいて欲しい、とかいうのを伝えて頂けたらありがたい。いや、本当はこれはとても恥ずかしいことなのですが。人手がある学校から、こんな支援でこうできます、と伝えられるようにならないといけないのですが。つい学校は人手に頼って今までの学校の流れに子供を合わせようとしてしまいますので」

と言いました。背後の多くの先生方を意識しつつ。

 すると施設長さん、にこにこして聞いておられて、おっしゃったのが・・・

「集団の中で協調して動けるようにしておいて欲しい」

 ・・・やばい・・・いえ、今までの施設長さんのお話からこういう流れになるはずはない、と踏んでいたのですが。で、あれこれ言われた後で私の方から

「集団の中での協調を強調すると、つい学校の教師は「だから集団行動をさせよう」とか「我慢して教室にいさせよう(いる意味がわからないのに)」という方向に頭が向きがちです。それは少し違うのじゃないでしょうか」

とやはり背後の先生方を意識しつつ言わせて頂きました。

 そう申し上げると、やはり

「ええ、本人に合わせて環境を調節するのが大変大事だと考えています」

と答えはりました。

 講話の時間が終わり、場内見学の時間になりました。

 施設長さんが案内して下さいました。

 現場を見学させて頂いた時も、やはり集団活動を強制するという感じではなく、結構個別の動きをしてはったし、問題行動についても環境の方を変えていく、という努力をしてはるのがよくわかりました。

 いろいろ回って階段を下っている時、施設長さんが私の方をふとふり向いて言われました。

「さっきのことだけど・・・人への信頼感を育てて下さい」

 ああ、それを全員の先生方にむかって言って欲しかったな、と思いました。

 もちろん抽象的です。しかし「人への信頼感」の無い利用者さんに困っておられることが伝わって来ます。

 で「人への信頼感」は「周囲は本人にわかるように伝える」ことと「周囲は本人からの表現がわかる」ことを続けることからしか生まれません。

 なかなか言葉って難しいもんですね。伝えたいことと、相手の中に浮かぶイメージを一致させるのは難しい。

 お別れする時に「いろいろ生意気言ってすいませんでした」と挨拶しておきました。
posted by kingstone at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TASキャンプおどおど記

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 kingstoneです。

 ○○さんが□□君と私の並んでいる「ツーショットいいのが撮れてる」と書いて下さってましたが、たぶん私はおどおどしてたんじゃないかと思います(笑)

 □□君とは二日目のイベントを一緒にする予定でした。
 しかし私がのんびり朝食とおしゃべりをしていたら先に最初の予定であるアスレチックを△△さんと行ってきちゃった。

 でその後私が関わりました。
 まずはビデオ鑑賞。
 私は途中他に気になることがあって、□□君が落ち着いてるようでもあるので、別の方にお願いしてちょっと席を外しました。

 で□□君が食事スペースに戻って来たところでまた交代。

 みんながアスレチックに行きましたが、もう既に行っているので「アスレチックおしまいですか?」と尋ねると「おしまい」と答えたのでそのまま食堂のイスに座っていました。

 二日目はちょっといらいらするとのこと。

 ガオレンジャーで遊んでたんですが、急に立ち上がって人のいないところに投げつけました。・・・私もどうしていいかわからない・・・「持っていきます。投げません」とだけ言ったかな。たぶんガオレンジャーは□□君にとってすごく大事なものだと思うから、ちゃんと拾ってテーブルに持って行きます。

 □□君「壊れましたか?」
 私「壊れていません」

というやりとりもありました。でまたしばらくガオレンジャーで遊んでます。

 しばらくするとsyunさんがやって来ました。
 syunさんはなんやかんやすごく楽しく関わってはりました。(ふとももにてのひらをピタっと当ててフワっと離すことかな?)
 後でまねっこさせて頂きました。

 さて時刻が来たのでオリエンテーリングに誘うと、すくっと立ってコースへ。どんどん走って行きます。しかしどっちへ行っていいかわからないところでは地図を見ながら指示してあげました。

 スタートのところでやり方は理解したみたいです。
 
 しかしそこから少し走って□□君は地図を破いてしまった。私が地図を地面に置き、ウェストポーチからテープを取りだし「直します」と言うと□□君はていねいにテープを貼ってくれました。

 結局もう一度同じようなことがありました。でそんなこんなで1番のチェックポイントを見逃してしまった・・・

 2番以降で「もどりますか」「もどりませんか」と尋ねると「もどりません」と言うので、そのまま行きました。

 しかしその後で□□君が「もどりますか、もどりませんか。決めて下さい」と言ったのですが、私は決めてあげなかった。・・・・ほんま迷いましたけど。

 他のチェックポイントは全部行き、お菓子を食べました。飲み物は手近にリンゴジュースしか無かったので「これを飲みますか」と尋ねて「飲みます」というのでコップに入れてあげました。

 で・・・途中で口に含んだジュースをピューッと私にかけた。そこで私は彼の手をとりタオルを持たせ「拭きます」と言って拭かせようと腕を引きました。そしたら「やめて」と叫びました。タオルの端がちょっとだけ拭くように当たった時点で手を離しました。

 ううむ、迷う。迷う。

 その後は落ち着いてきたように思います。
 ここでちょびっとsyunさんのマネをしたりしました。
 何かとっても素敵な笑顔を向けてくれることが多くなりました。

 で、帰る直前タオルを持ってビューッと走って行きました。
 私も追いかけました。お風呂に入って行きました。一瞬全身びしょ濡れになってたらどうしよう、と思いましたが、「ぬれた」と言ってましたがタオルを濡らしたということでした。私はほっとして「ぬれたね」と言いながらタオルをしぼりました。

 一緒に外に出ると口のまわりにお菓子が・・・そこでしぼったタオルで思いっきり顔を拭いてあげました。でも嫌な様子ではなかったです。少し私もおどおどから抜けたかな・・・

 ほんま私はおどおどから抜けるのに時間がかかります。

 荷物を入れるために○○さんが車を持ってくると、□□君は即乗り込みました。もう□□君の中でキャンプは「おしまい」だったんでしょうね。

−−−−−−−−−−−−−−−

 AAさん、ありがとう。
 kingstoneです。

 本当に読ませて頂いて良かったです。
 
>  落ちついているのであれば、それでも良いし、アスレチックはキライ
> ではないので(サポートブックにそう書いてあったはず…)、「もう一
> 度行きますか?」とそれとも「ここにいますか?」と尋ねると、行く方
> を選択したかもしれません。

 うう・・・言い方ね。ほんまや。

>  ウーン、ここですけど、一番のチェックポイントが気になるから聞い
> てきています。「戻っても良いんだよ…」と安心させて、「ンじゃ、戻
> りましょ!」とkingstoneさんが決めて下さっても良かったかな…と思いま
> す。
>
>  自分で決めたものの、それでは、シールの不備があるのがわかる…で
> も、いったん言い出したこと「男に二言はない!」というよりは、それ
> しか言えないわけです。
>  前言撤回!ということが、□□には、なんでか、できない。
>
>  そんな時は、こちらから、誘い水をしてあげた方が、楽になるみたい
> です。こちらから、示したところで、変わらないこともあるけれど…。

 これ、ほんま迷いまくってました。
 そっかあ。そうやな。手伝ってあげてもええわな。

>  ここ!
>  サポートブックには、「注意を向けるとき、できれば、肩や腕に触れ
> ないで下さい。」と書いておいたのですが…。

 ごめん・・・斜め読みしたけど・・・ちゃんと頭に入って無かった。
 1人目はていねいに、そして後になるほどええかげんな読み方になってました。

>  「私ならどうする?」ですが、落ちついているときは、極力声をかけ
> ないで、側にいるか、または、キャンプのスケジュールを考慮しなが
> ら、ほかの要素を入れて、スケジュールの立て直しをすると思います。

 少なくとも前半部は結果的にだけどできた部分もあったわけだ。

>  サポートブックに、あれだけ「書いて見せて」「書かせてやって」と
> 書いておいても、kingstoneさんでもそう思いはらへんかったでしょ。

 ほんまや。
 ちゃんと腰に用意してるのに・・・・
 うーーん。

 そういう意味でsyunさんは(書いて伝え、書かせて伝えてもらってるので)特別やねえ・・でもそれが特別でないようにしたいよね。

 でも、ほんま良かった。
 □□君だけでなく、他のお子さんと関わる時にも少し私は変わることができると思います。

 さて、今日は午前中施設見学会。
 でいったん帰って来てるんですが、今から午前中に注文を取った「光とともに」をデリバリーして来ます。でできたら近所にグループホームがあることがわかったのでそこと連絡取れたらいいなあ、と思ってます。

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追記
 私もまだまだ音声言語に頼っていたことがわかります。

posted by kingstone at 08:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TASキャンプのボランティアさん(特別支援学校教師)の感想

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

> 始めに危険なところへ行ったときにあまりの素早さに対処できなかった私。
> kingstoneさんが助けてくれました。
> 何度かこんなやり取りがあって、頭が真っ白になりかけたとき
> Cくんが「ピカピカ!」といいました。
> 何??
> すると彼が空を見上げてました。
> ホントピカピカ
> とっても綺麗な星空でした。

 私も担当だったのに別のことやっててつくのが遅れたのですよね。
 で、いつも迷うんですが・・・結局「力で」ってのもやってしまった・・・

 であの「ピカピカ」は本当に感動でした。

>明日から東京に研修に行って来ます。

 明日からだと大丈夫かな?
 今日は台風で交通がえらいことみたいですね。
posted by kingstone at 08:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

次回の参加希望者数 自閉症児託児活動「れもん」

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 受け付け嬢、○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

 あれ、もうしばらくお出かけかと思っていました。
 それとも出先で??

>  以上23名です。

 ??30名くらいいくかと思ってましたが・・・
 私がいつも泣き言言ってるから遠慮して下さってるのかな?
 ちょい心配。
 まあ私ゃ泣き言は言い続けるとは思いますが、ご遠慮なくとは思っています(ほんとか・・・)


posted by kingstone at 08:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TASキャンプについてのいくつかの記録など(参加者は自閉症のお子さん)

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 ハルヤンネさん、どうもです。
 kingstoneです。

>  今朝も5時半から起き(何故かおわかりダと思いますが)、キャンプ
> の道具の片づけをあらかた済ませました。
>  準備も大変だが、片づけもなかなか…。

 お疲れさまです。

 TASの行事に参加させて頂く時、いつも思うのは、(自閉症児託児活動「れもん」と違って)マネジメントなしに単なる一ボランティアとして参加させて頂けるってのは、なんて気楽でなんて楽しいんだろう、ってことですね。

 ありがとうございます。
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キャンプの時に出たメニュー(シェフはsyunさん、作るのはといくらふとスタッフ。私が「調理手伝おうか?」と言ったらsyunさんは「いらん!」)

夕食:
冷製コンソメスープ丹波風
タマネギのセルクルサラダ
白身魚の香草焼きホワイトソース仕立て
特性カレーライス(子ども用/大人用)

夜食:

大浦ミートのバーベキュー・・・・


朝食バイキング:
パン(クルミ/ガーリック/レーズン/プチフランス)by「かしゅかしゅ」
バター&ジャム
スパゲッティサラダ
マカロニサラダ
スコッチエッグ
オムレツ
牛乳
オレンジジュース
アップルジュース
アイスコーヒー
トマトジュース
お茶

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私がまずやったこと

 当日キャンプ場について、先ずしたことは、学習棟の構造化です。

 キャンプとはいえ、野外活動が苦手なお子さんもおられますので、テレビデオとおもちゃや本を持ち込みました。使える学習棟は一つ。研修をするところも同じです。

 ついたてで、部屋を仕切り、隅っこにテレビデオを置いて、そのまわりに机。机には「ここから座ってみます」と紙を、kingstoneさんが貼って下さいました。

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自閉症の子ども達が来てまずやったこと

 ご家族が到着されると、先ずしていただいたことは、場所になれること、そして、お子さんに「何処で寝たいか?」をテントサイトと宿泊棟から選択してもらうことです。

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オリエンテーリング

 ハイキングは、そのままでは、ちょっとしんどいのがわかっていましたので、「オリエンテーリング形式」しました。
 
 ハイキングコースに5カ所にそれぞれ色変わりの番号の札を立てました。スタートとゴールを入れて7つのチェックポイントを作り、その下に色のシールを置いておきました。

 チェックポイントのそれぞれの写真を貼り、番号をふってシールを貼る○を書いてハイキングコースのマップにしました。それを持って、自分でシールを貼りながら、ゴールまで行けたらおしまい。次が、ご褒美の「お菓子タイム」。

 ボランティアさんには、できるだけ手を引かないで、お子さんが自立的にできるようにサポートしてもらいました。確認してないけど、お話を聞くと、全員自分で登って、貼って帰って来られたようです。

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4歳のA君(自閉症)と6歳のお兄ちゃん(自閉症ではないけど参加してた)の言ったこと

 今日の保育所の連絡帳に、保母さんから「今日、お休みのことをみんなで話すとき、Aくんはキャンプやったねと言うと、

『キャンプ、A、キャンプ!』

と言い、楽しい経験だったことが表情からうかがえました。」と書いてあったそうです。

 そして、
 「(Aくんの小1の兄の)Bが、楽しい思い出がいっぱいできたようです。それをボランティアさんが支えてくれている、すごい人たちだ!と感じたのでしょう。キャンプから帰った後、突然言い出しました。

 『ボク、ボランティアさんになる。なれるかなあ…』」







posted by kingstone at 08:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

11月23日(火曜日・勤労感謝の日)

 おはようございます。

 起動させっぱなしです。
 とりあえずネットサーフィンもそれほどストレスなくできてます。
 何が変わったんだろう?
 Choromの中のタブの数は減らしていますが。

 雲がいくつか浮かんでいるけれど、穏やかないい天気です。

posted by kingstone at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする