私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年11月03日

犬とのいい関係を作ることを目指す飼い主さんやトレーナーさんへ(6日土曜日の学会)

 犬のトレーナーさん、hit1678さんが「対人援助学会」というところでポスター発表するそうです。

 題名は「ドッグトレーナーは、対人援助職である」とか。

 いつもTwitterで拝見するご意見から察するに、「飼い主(オーナー)さんは犬といい関係を作りたい」でもうまくいかなくて困っている飼い主さんがいる。犬のトレーナーさんは、そこであれこれして「飼い主さんと犬とがいい関係」になるようにしてあげる。それは飼い主さんがどう犬とつきあったらいいかを、具体的に教えてあげることでできる。それって飼い主さんという人に対する援助なのだよ、というあたりかな。

 もちろんトレーナーさん自身が犬とあれこれする場合もあるでしょうが。

 私が時々 hit1678 さんを紹介するのは何故か、というとこんなことをやった、というのを教えてもらったから。(私の記憶で書くので間違いや思いこみもあるかもしれません)


 無駄吠えで困っている飼い主さんがいた。(無駄吠えそのものにはいろいろな理由があるとは思います。それらへの対応については hit1678 さんはぬかりなくやっておられたと想像します)そこで、hit1678 さんは「犬が吠えるのを無視する」という方法を飼い主さんに伝えます。

 むつかしげな言葉で言うと「消去」とか「意図的無視」とかいう方法です。

 この方法はなかなかいい方法なのですが、この方法を取ったとき、例えばこの場合だと「吠える」ということがかえって増えることがあります。で、そこは飼い主さんが「我慢」しないといけないのですが、実のところこれはなかなかむつかしい。飼い主さん自身もこのままでいいのか不安になるし、ご近所の目(耳)もものすごく気になる。

 そこで hit1678 さんが取った行動は、飼い主さんにどうなるかの見通しを伝えるとともに、同じことをプリントにし、「もし吠え声が増えて気になったら、私(hit1678 さん)に連絡して下さい」と書いて、連絡先も明示したとか。(「対応をまた考えますから」というのも入っていたのかな?)そしてご近所に配ったそうです。

 で、ワンちゃんの無駄吠えが無くなった、ということです。一時的に吠えは増えたようですが、hit1678 さんへの連絡は一件も無かったとか。

 ひょっとしたら、ご近所の人でも気になった方はいらしたかもしれないけれど、プリントを読んで安心できていたのじゃないかな。


 このあたりの話は、私が今まで知っている応用行動分析家や犬のしつけ(この言葉はあまり使いたくありませんが。人間界では「しつけ」と言って「虐待」をしてしまう方もいらっしゃいますので)を語る方からお聞きすることはありませんでした。すごく新鮮でした。

 そこらあたりの話をうかがえるのじゃないかと思います。


 なおポスター発表というのは模造紙くらいの大きさの場所に自分の発表したいことを掲示し、発表者がその前に立ち、見に来た人の質問に答えてくれる、というものです。わからないことをすぐに聞けるのでたいへんいいものです。

 「学会」という名前にびびられる方もいるかもしれません。何かむつかしげな・・・しかも「対人援助学会」だし・・・

 でも「そういうものに素人だ」と思われる飼い主さんやトレーナーさんでも参加していいのだと思います。お金は少しかかるけど。(当日売りで非会員さんの参加費は3,000円)でももし「犬との関係に困っている飼い主」さんや、「飼い主さんとの関係に困っているトレーナー」さんだと、直に質問できるし、すごくお得だとは思います。

 私が学会というものに参加したのは「特殊教育学会」。で行ってみたら恥ずかしながら「特別支援教育」というものに携わってそれまで10年たっていたのですが、わからない言葉がばんばん飛び交っていました。しかし「本物」は、私のたぶん非常にレベルの低い質問にも丁寧に答えて下さいました。(で、振り返ってみるに「偽物」は答えられないし、「偽物」もたくさんいたような気がします)

 とにかく何か「困っている」なら行ってみてはいかがでしょう。


 もちろん「対人援助学会」は、犬関係の話題は hit16778 さんだけかもしれないし、別に犬には興味無いけど、「対人援助(それは障害児・者援助やそれに関わる人への援助も含みます)」に興味ある人にとってもいいものでしょう。あと応用行動分析とかに興味ある人にもいいかもしれない。

 お勧めします。


 以下具体的情報。

第2回対人援助学会大会

日 程 : 2010年11月6日(土)10:30−17:50
      ポスターセッションは 10:50−12:20

会場は立命館大学、敬学館2F ポスターセッション 【教室261・262号室】

参加費 : 当日申込 会員 2,500円 非会員 3,000円 


 なお学会運営に深く関わっておられ「学会を100倍利用する方法:「対人援助者」が学会・学会誌で発表する意味」というワークショップをされる望月昭 氏は私が「ぞくぞくするぜい」と書いた「応用行動分析学入門」という本で私が「ぞくぞく」した部分を書かれた方です。

 hit1678 さんは望月昭氏からも学ばれています。

過去の記事245(応用行動分析学入門(ぞくぞくするぜい)1)

応用行動分析学入門―障害児者のコミュニケーション行動の実現を目指す/山本 淳一

¥3,780
Amazon.co.jp

ドッグトレーナー、大学へ行く。
posted by kingstone at 20:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 犬とのよい生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

哲学を語る人間が組織を作るためには必要だ 山口絵理子さんのブログより

 ブログテーマは「本・記事・番組など」かなーと思いつつ、やはり「特別支援教育」かなと。

 山口絵理子さんのブログエントリーより

一言。

 マザーハウス(バッグ制作販売)のバングラディッシュ工場マトリゴールでの風景。

 出てくるのはモルシェドさん。
 サンプルマスター
 鞄製造工場での勤務歴12年。
 マザーハウスのバッグ開発を支えるサンプル制作を担当するサンプル職人。

 彼は工場の工員の人たちにいっぱいお金を貸しているそう。高利貸しで儲けてるってんじゃなく、生活の助けみたい。例えばこんなことをしている人だから。

「モルシェドはマトリゴールで働く前から、数人の少年たちにご飯や生活費をだしながら、自分の技術を教え続けていた。
 それで生きる術になると思ったからってサラっていうモルシェドを私は心から尊敬している。」

「マトリゴールに彼がいなかったら、今のマトリゴールはない。
 これは絶対的な真実である。
 なぜなら哲学を語る人間が組織を作るためには必要だからだ。
 そんなことを彼は意図せず実践しているのだ。」

 哲学・・・理念と言ってもいいのじゃないかな。もちろん技術があってのことですが。

 モルシェドさんの場合はバッグ作りの技術があるから。

「『今日はお給料日だけどほんとにマダム、お金の為に働いていたら僕は他の工場に行ってるよ』って
言う。
『お金以上に得られるものがこの工場にはあるんだから』って。
そんな予期せぬベストタイミングな発言に、デザインのプレッシャーと経営の問題に挟まれ、すごく疲れ切っていたこともあってか、涙が出るのをこらえていた。」

 もちろんお金も大事。でもそれ以外にも大事なものがあるんですよね。

「あぁ、この人の為ならもうちょいやってみるか」

 ですよねえ。

posted by kingstone at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本自閉症協会京都府支部の賛助会員なので、 機関誌「ひらく」が送られてきた

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 kingstoneです。

 私は日本自閉症協会京都府支部の賛助会員(京都の人間じゃないのに)なので、機関誌「ひらく」が送られてきました。

 ここにおられる○○さんがお子さんのとこを登校班の子どもたちに知ってもらうための絵入りプリントが出てますね。かわいい絵ですね(ニコ)

 しかし日本自閉症協会本部の「いとしご」と京都府支部の「ひらく」が送られてきて、いろんな研修会のお知らせも送られてきて、賛助会員費2000円はすごくお得だと思う。(今年度分まだ払ってなかったみたいで請求の払い込み票も来ました(アセ))

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追記
 今はどうなっているんだろう。

 当時、地方によっては賛助会員も1万円以上なんてのもありました。だから京都の人間じゃないのに京都府支部に入っていたわけです。

posted by kingstone at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Oさんがトイレ指導についての基本的なことをまとめてくれた(大昔ですが)

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


※Oさんがまとめてくれました。まあ応用行動分析的にまとめて下さっているのでちょっと言葉はむつかしいですから。今、私ならどう言うだろう。「楽しいやりやあ」「トイレ以外でのやりとりを充実させましょ」「そうやってりゃおにいちゃんおねえちゃんになったら大丈夫」みたいなとこかなあ・・・

−−−−−−−−−−−−−−−

 Oです

 今日、○○大の□□先生に再度確認しましたが、やっぱり応用行動分析的にはかなり完成された領域で、著書等も2〜30年以上前のものが多いようです。多くは絶版..でそのエッセンスは一般育児書なんかに盛り込まれているようです。

 ちょっと手元に資料がみあたりませんが...
 
 トイレ指導なんかは典型的な応用行動分析の有効な分野であると思います。
 
 要は、タイミング

・排泄したいときをアセスメントする。排泄間隔を把握して、排泄したいタイミングでトイレに誘う。
・トイレで排泄することと、それ以外での排泄では、相対的にトイレ排泄の方が快感であるようにする。

 したくないのにトイレに行かせて嫌悪的にさせることが多いことと、トイレですることの認知性...も含めて様々な配慮が必要です。定時排泄というのも...やりようではちゃんと排泄間隔のアセスメントに基づいてなくて、単に業間という単位でトイレに連れていって居るだけということもありますしね^_^
 
 後者は昔ならトイレ以外でしたら叱るという罰コントロールが効いたのでしょうが...基本的に罰コントロールは統制下以外ではその意義を失うという説が現在では定説です。
 
 それと...案外見落とされがちですが、排泄失敗をしたときに、たくさんのコミュニケーションがなされる...という場合も無いとは言えないので要注意です。

 「問題行動」の多くはコミュニケーション行動そのもの、あるいは代替行動と言われます。
 「問題行動」といってもそれは周囲の者が問題と感じることであって、行動の形態は全く違っても、機能的には全くコミュニケーションと等価であると言う場合があります。

 ちなみに行動論的には問題行動をカテゴリーにわけると、それを行うことで

・嫌なことを回避できる
・注目される
・要求が満たされる
・上記が発達的に未分化で混在している

 というのがコミュニケーションと機能的に等価で、それ以外に少々厄介なのが

・自己刺激的に定着している...

 というものです。コミュニケーション機能と等価ならば、他のコミュニケーション機能を獲得することで問題行動の軽減あるいは消失がありますが...自己刺激の場合はアプローチが別です。

−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 トイレのことばかり気にしてるとね・・・・

 挨拶代わりに「トイレは?おっしこは?」とエコラリアされる方もいます。

posted by kingstone at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

特別支援学級では終業式後に自閉症児託児活動「れもん」の活動とかしにくい

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 kingstoneです。

 終業式が終わりました。

 ふーーー・・・やっぱり特別支援学校時代みたいに家に帰ってから「れもん」のボランティアさんに連絡取りまくりの活動とかいうのがしにくいなあ・・・今日もこれから夜に「ごくろうさん会」の宴会が入ってて、活動できない・・・まあ明日からですね。

 もし夏休みの「れもん」にボランティアとして参加できるぞお、って方、良かったらメール下さると嬉しいっす。

 なお、この日はお昼ごはんを済ませて12時半集合で始めたいと思います。終わりはいつもと一緒。

posted by kingstone at 08:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

相手が違う意見を持つことは別に自分を否定されるわけじゃないという話

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 kingstoneです。

 「(自閉症を治す)薬の話」「トイレの話」と私自身はあまりちゃんと読めてないものの、いろんなやりとりがあっていいなあ、と思っています。

 もうこんなことを言う必要も無いのかもしれませんが、ちょっとひとこと。

 みんないろんな思いがあり、いろんな実感がある。それは当人にとって○×を越えたそうあるしかないもの、です。でみんなそれぞれ別々であっていい(というよりそうあるしかない)

 そしてお互いがそれをこの場では自分は自分で肯定し、相手は相手で肯定できる、それが大事なんだろうな、と思います。こういうところでは結構深いところが出てくるし、自分が書いたものと違う意見が出てきたら「否定された」と誤解することもありがちなのですが(さらに深いところのものだけに感情的に揺れ動きやすい)でも、実は相手は単に「私はこう思う」と言ってるだけで「否定」では全然なかったりする。

 でも、ここのみなさん、結構、相手は相手、自分は自分と取っておられるようで嬉しいです。

−−−−−−−−−−−−−−−
(つけたし)

>  でも、みなさん、結構相手は相手、自分は自分と取って
> おられるようで嬉しいです。

 つけたしです。

 上記だけだとえらく「冷たい」と思われるかもしれません。

 自分は自分、相手は相手、でそれぞれ肯定でき、そして互いに支え合える・・・そんなイメージを持っています。
posted by kingstone at 08:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「そんないっぺんに ぎょうさん言われてもわからへん!」野村監督就任時の阪神の選手

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


※私を含めた教師たち、そして保護者のみなさん、少しずつTEACCHを勉強して、お子さんにいい環境って何だろう、どうしたら伝わるのか、どうしたら表現してくれるのか、ほんのちょっとずつ積み重ねていったわけですが・・・


 ○○です。

 はい! 今日は懇談で、すこーし私の話を聞いて下さる先生でした。それで調子に乗り過ぎて・・・
 帰り道、野村監督が阪神に入ったばかりの頃の、選手のコメントを思い出しました。

「そんないっぺんに ぎょうさん言われてもわからへん!」

−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 そーやねー。こっちも少しずつ長期間に積み立ててきたあれこれやもんね。
 いっぺんには無理やわなあ。


 それから子どもへのあれこれも同じことかもしれませんね。

−−−−−−−−−−−−−−−
もひとつ追記
 今、週刊朝日に元(?)阪神球団社長の野崎さんの記事が連載されてます。

「そんないっぺんに ぎょうさん言われてもわからへん!」

 これ実話みたいですね。

posted by kingstone at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

11月3日(水曜日)文化の日 姫路でおめめどう出展

 おはようございます。

 起動させっぱなしです。
 昨夜はChromeが相手先のWeb上で作業をしていたところ「クラッシュしました」というアラートが出て、Chrome が強制終了になりました。かなんなあ。

 とってもいい天気です。

 今日はおめめどうが姫路で出展します。


11月3日(水・祝日)秋のy2-linksのお知らせ

日時:2010年11月3日(水) 文化の日
   10:00〜16:00

会場:納屋工房 デザインオフィス+コミュニティスペース
   兵庫県姫路市本町68番地  大手前第一ビル4階
   TEL079-263-7878  FAX079-263-7872 

参加費:タダ

「納屋工房へようこそ」http://www.nayakobo.com/

主な内容:障がい支援グッズの展示や活動報告、暮らしの紹介など

syun 大西 俊介(障害者相談支援専門員:office syun )
田代 洋章(福祉情報技術コーディネーター:NPO法人 e-AT利用促進協会)
益田 毅 (希望の郷 兵庫県発達障害支援センター 加西ブランチ)
(株)テクノスジャパン(いろいろやってるけど、脳波スイッチシステムのマクトスなんかも作っている)
(株)スリー・テン(あのね♪を作ってる会社)
ハルヤンネ奥平 綾子(梶@おめめどう)

 自閉症から肢体不自由まで、障害者支援やったら何でもこい、という人たちですね。タダでこの人たちに質問できるわけや。
posted by kingstone at 07:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする