私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年11月01日

石原慎太郎氏の「ああいう人ってのは人格あるのかね」発言報道について

 石原慎太郎さんの言ってることには、まあ、いろいろと思い、考えることも多いですが・・・

 1999年9月18日に府中療育センターを知事として視察されました。府中療育センターは重症心身障害児(者)施設ということみたいですから、肢体不自由特別支援学校に在籍するような人たちのうち、非常に重度な人たちがいる施設だと考えていいと思います。

 視察の後のマスコミ取材で

「ああいう人ってのは人格あるのかね」

と発言されたと報道がありました。まあ、いろんなところで非難囂々だったと思います。正直なところ、この発言があったとされた時、私はう〜む、と考え込みました。少なくとも考えが正しいとか間違っているとかではなく、石原氏を非難する気にはなりませんでした。報道に対し、ちょっとまてよ、という感じかな。

 で

[報道]障害者に対して石原慎太郎都知事が言ったと思われること全文

というエントリを見つけました。

 ここに書いてある内容なら、すごく納得できます。

 私が肢体不自由特別支援学校に勤務して着任式の時に思ったのは

「#$%&’!」

言葉に表すことができませんでした。公開するのに不適切という意味ではなく、どういう言葉にしていいのかわからなかったのです。

 まあ、適切な事前研修というのが無かった、というのも事実ですが(学校のしくみ、仕事の進め方やだんどりについては研修と言うか職員会議がありました。しかし、子どもとのやりとりについての研修はありませんでした。そう言えば大切な「子どもをどうやって抱き上げるか」のやり方(介護技術ですね)も事前にも、またしばらくはOJTも無かったな。1年間の途中ではあったと思います。本当に知識のないまま放り込まれる。現在だと人工呼吸器の使い方とか事前にありそうではあります)、しかしどんな研修をしようと、実際に会ってみなくちゃわからない、ということがあるのも事実だと思います。

 それが日がたつにつれ、またおいおいと自分でも勉強していき、つきあうのが楽しくなっていき、OKだなあ、と思えるようになっていくわけです。時間はかかりました。

 それを石原さんは、1日、あるいは半日で言葉にすることをせまられ、答えはりました。私なんかが1日で言えないレベルまで深いことをおっしゃってるような気もします。もちろん行政の長としては突っ込まれる点が多々あるにしても。

 もちろん報道をうのみにしてはいけないのと同じで、上記ブログもうのみにしてはいけないのかもしれませんが、すごく納得できるなあ、と思います。

 私も、報道されたニュースに対していろいろコメントをつけることもありますが、気をつけないといけないなあ、と思います。

追記
 ネットでこういうご意見を見つけました。

「俺はリンク先見ても納得しない。たとえば「恐らく西洋人なんか切り捨てちゃうんじゃないかと思う。 そこは宗教観の違いだと思う」近辺。これが偏見の発露でなくて何なのか。」

 そっかあ。ほんとのところ「西洋人」さんがどう思われているかはわからないところがありますね。

 ちょっとずれるかもしれませんが、私が現役時代ですから大昔のこと、アメリカの特別支援学校では日本の肢体不自由特別支援学校や知的障害特別支援学校の最重度クラスの子どもたちはいないんだ、という話を聞いたことはあります。学校で教育する、ということをあきらめると言うか、医療の範囲と考えるから、ということでした。

 ちょっと、その話を思い出しました。

posted by kingstone at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

AERA 11/8号 やめること 鈴木おさむ ザ・私聴率

AERA 10/11/8号 鈴木おさむ ザ・私聴率より

やめること

 以前はDVDは最後まで見ていたそう。最近2本続けて、1時間見てもセンスにまったくもって合わなかったそう。ある芸人さんの言葉。

「つまらないと思った本は途中でやめろ」

 最後まで読んだ!という達成感が欲しくてやめられない。でも最後まで面白くなかった時の空虚さったらない。

 結局、DVDのレンタル料や本の代金がもったいなくて最後までやめられない。
 でもこれって変。お金を払って時間の無駄遣いしているんだから。

 ってことで「やめだ!!」と見るのを止めたとか。

 あるプロデューサーさん、ロスにロケに行った。1週間の予定だったが、2日間、思うようにロケが進まなかった。そこで「中止」の判断をした。かなり勇気のいる決断。
 しかし、このまま続ければ予算は無駄にかかるだけ。それだったら今から面白いことを考えて日本で残りの企画を撮影したほうがいい!と判断した。

 それを聞いてみんな思った。
「格好いい〜〜」。やめる勇気。まずはDVDから鍛えよう。



 という内容です。

 ほんまやなあ。

 私の興味関心でいくと、「療育」と呼ばれるもの、あるいは「学校」や学校を支える「システム」
 その中で一生懸命やっていることの中で(全部と言うんじゃありません)「おもしろない。やめよ」と言ってやめたほうがいいものも多々あるのじゃないかなあ、そんな気がします。

 時間も資源も有限なのだから。

posted by kingstone at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

通学バスの中での着席行動を指導する教師に何をどう教えるか

 Togetterで

通学バスの中での着席行動を指導する教師に何をどう教えるか

をまとめました。

 いつもやりとりさせて頂いている犬のトレーナーさんで応用行動分析を学んでおられるhit1678さんとのやりとりです。少なくとも、今のところ話のとっかかりだけで、何も話は進んでいません。

 まあ、私は対教師支援について考えているのですが、背景には現実の深刻な事態もあったりします。

 ほんま教師を褒めてあげる環境を作らないといけないんでしょうけどね。

 ううむ、こういう言いかたをするから私は「上から目線」と言われるのか・・・


posted by kingstone at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏休みの研究会では講義はなく支援物制作や質疑応答をするという話

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

 夏休みの研究会はたぶん誰の講義もありません。
 参加した人が、てんでに質問したり、制作したり、とかいうふうになると思います。

 で、場合によっては実例として私の実践例のビデオをお見せする場合もあるかもしれません。(担任したお子さんが出て来ます。保護者の許可は得てますし、だいたい保護者みんな研究会に参加してますし)でもそれも流れによってはそんなもんいらかもしれないし。

posted by kingstone at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏休みの研究会(支援グッズ製作会とかコミュニケーションの学習とか)への提案

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 kingstoneです。

 ○○さん。
(引用開始)
研究会は以前、一昨年参加させていただいたことがあります。
(引用終了)

 ありゃりゃ、じゃあ○○さんは私の顔を知ってるわけか。
 その頃はまだ自閉症児託児活動「れもん」が発足してなくて私は部屋にいたもの。(司会をしてたかどうかは忘れた)

(引用開始)
でっ、夏休みはいろいろなことが出来るのですか?
ブ−スごととか時間がずれるとか?

ライトタイマ−製作の予定ですが、サポ−トブックも作りたいし・・・。

どなたか教えてください。時間も・・(午後からですか?)
(引用終了)

 支援グッズ制作会の枠組みは今から作っていく、と考えていいのだと思います(笑)昨年もそうでした。これがメールのやりとりで作っていく会のええかげんなとこです・・・(これはある意味誉め言葉)

 昨年の場合は基本的には10時から5時・・・なんだけど、お子さんを連れてきて「れもん」に預けはる保護者の方は午後1時から4時の時間帯になります。

 スタッフは9時から集合してると思う・・・9時から会議室が開いて準備しないといけないと思うから。

 □□さんの発言によると

・ライトタイマーをはんだづけして制作 指導syun(参加者にハルヤンネさんあり)
・ボードメーカー 指導△△・O(午前はコミュニケーションブック関連でkingstoneも)
・サポートブックや視覚支援グッズ 指導??(保護者同士の知恵の出し合い?)

 部屋は大部屋1室の予定かな? 前回は1室であっちでライトタイマー、こっちで視覚支援グッズ、というふうにしてて、たぶんそれで良かったのじゃないかと思います。昨年よりは部屋が広いのでまあいいんじゃないかと。

 サポートブックについては、自分で見本を見て、作ってみるのが一番だと思いますけど、こんなとこどう?とか質問があればはんだづけしているハルヤンネさんに聞いてもいいのでは、なんて思いますが。(笑)

 syunさんも、コミュニケーションのこととか質問したら答えてくれると思う・・・(調理中に質問なんかしたら怒り出すけど(笑)はんだづけ中だったら何とかなるのではと思う)

 それからファミリーレストランのミニオフ。5時20分くらいから参加させて下さい。

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パウチラミネータとか

 kingstoneです。

 ラミネータは私も持って行きます。(いつも「れもん」に持って行ってるやつ)A4までいけるやつです。

 6穴パンチ・1穴パンチなども持って行きます。

 ラミネートフィルムとか葉書フォルダ(ファイル)とかシステム手帳とか誰が購入してどこがお金を出すのかな?一応「れもん」は出してもいいと思う。昨年も「れもん」が購入して実費を頂くようにしました。

 そこらへん研究会は意見のとりまとめが必要になってくると思うので、「れもん」が出してる方が動きやすいと思います。


 誰が何を持って来るとかいう情報、誰かまとめてくれはる???
 私、「れも」んの参加者が決まったら、頭がそっちに行って、後は何もできないと思う・・・




posted by kingstone at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

某地区の保護者学習会御礼

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 某地区保護者学習会のみなさん、どうもです。
 kingstoneです。

 なんかめちゃ嬉しいです。

 私の元勤務していた特別支援学校からの保護者で、研究会に昔一度来たのだけどその時の話が合わなかったのか、それから一度も来られなかった方、あるいは私が何とかしたいと思いつつ、何もできなかった方とかが来て下さっていたという話をうかがいました。

 こんなふうにして少しずつ理解者が広がっていってくれたら、と思います。

 ○○さん、ハルヤンネさんはじめみなさん、本当にありがとうございます。

posted by kingstone at 14:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地域に出かけるときの下見や出かけた時の支援グッズ「いろいろ話かけないでカード」も

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



kingstoneです。

 今日もTEACCHプログラム研究会大阪支部のえっと例会(?)に行って来ました。テーマは「地域に出かけるとき、出かけたとき」

 教師・保護者・歯科衛生士と3人の方の報告がありました。

 内容は個人的なものも含まれるので持ち出さないように、とのことでしたので詳しくは書きませんが、やはりいろいろ刺激を受けました。

 下見の重要性なども当たり前のことですが、大事ですよね。

 私も学校では、特別支援学級が企画した校外学習(できるだけ週1回行くように計画した。単に電車を見にいったり、公園に言ったり、ボウリングに行ったり、フードコートやマクドナルドで食事をしたり)では下見もばっちりして写真も撮ってスケジュールもちゃんと作って、とやっているのですが、交流学年の校外学習の時にはそこらへんが全然なんですよね。

 こないだからサポートブックやサポートペーパーの話題もここで出ていますが、保護者の方の報告の中で本人さんがレンタルビデオを借りに行く時の支援物が面白かったです。
 保護者の許可を頂きましたのでちょっと書かせて頂きますね。

 チャック付きの透明ビニールの小さなケースに貸し出し用のカードとかが入っていてそれを受け付けの人に渡すわけですが、そこに紙が貼ってあってこう書いています。

「1週間レンタルお願いします。ピースコーナーのビデオ1本だけの時もそのまま手続きして下さい。(一本だけでいいです)ぼくは自閉症でお話が苦手です。いろいろ話かけるのはやめて下さい」

 なるほどなあ、です。

 この文を紹介する許可を頂きに行った時、

「でも、お話が好きな自閉症の方もおられますし、一人一人違うということも伝えて下さいね。たまたまうちの子の場合、話しかけられることによって混乱しやすい、ということがあるからこうしただけで」と注意点も言って頂きました。

 さて、この夏、自閉症児託児活動「れもん」で大々的にガイドヘルプ活動を、と考えていましたが、まとめあげる話し合いの場などを持つこともできず、あきらめました。

 で、結局私一人でできる範囲ということで、私が特別支援学校で担当していた3人の男の子たちと2日間ずつ(計6日間)活動することを考えています。今日のいろいろな話は、その時の参考にさせて頂こうと思います。

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追記
 私が特別支援学校時代担当していた子たちと言うと、小学部時代だと主として関わったのは8人(なぜかずっと持ち上がりになり、そのまま中学部でも担任した)。中学部だともっとたくさんいます。小学部時代の保護者は全員ここにおられました。

 で、そのうち3人と遊ぼうというわけです。私ははなから「平等に」なんて考えはありませんでした。「できるところからやっていく」って感じかな。3人のお子さんの障害が軽い(?)ってことはありませんでした。重い(?)お子さんも入ってます。障害の軽重で考える発想は私には全然ありませんでした。

posted by kingstone at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

食事について syunさんの言葉 好きな人は「そばにいて心地いい人」です

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


※食事指導の話が続いているので、その時のsyunさんの言葉。過激なところは外してます(笑)


おなかがすくと食べたくなります。
また、身体が欲すると食べたくなります。
好きな人が美味しそうに食べてると食べたくなります。

好きな人は「そばにいて心地いい人」です。

posted by kingstone at 07:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

11月1日(月曜日) 本日おめめどうダイレクトセールスin山梨

 おはようございます。

 起動させっぱなし。

 曇りです。


本日おめめどうダイレクトセールスin山梨

時間・10:00〜15:00
場所・石和共立病院旧ひまわり保育園
   笛吹市石和町広瀬799−2(日建学院となり)
ハルヤンネさんsyunさんが行く。
参加無料 商品を手に取り、説明を聞くことができます。
支援グッズ購入も可。

posted by kingstone at 07:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする