大昔の話です。
特別支援学級にいた頃。
kingstoneです。
トランジションカードの話におまけでつけたITPについて、またもや嘘つきkingstoneをしてしまったようなので、(アセ)ある所で解説して頂いたものをご本人の了解を得て
引用します。
(引用開始)------------------------------------------------
ITPは確かに個別移行計画ですが、職業教育だけを目指しているわけではありません。
IEPは1975年にEAHCA(全障害児教育法)で示された文書ということは皆さんよくご存じのことと思います。その15年後に移行の必要性が叫ばれ、1990年の障害者教育法(IDEA)でIEPの一部として「移行サービス」が正式に定義づけられました。
ITPでは、「職業的・経済的ニーズ」の他に「地域・社会参加」「健康安全・自己主張・将来設計」なども含まれています。
基本的に16歳以降から始まるところが多いようですが、州によっては14歳(中2レベル)から移行プログラムを取り入れているところもあります。(確かNCがそうだったと思う)
移行サービスに関わる専門家は特殊教育教師以外に移行コーディネーター、職業リハビリテーションカウンセラー、ジョブコーチ、職業訓練指導員、ソーシャルワーカー、OTなどが参加します。
このITPの後に続くIPE(Individualized Plan for Employment:個別就労計画)というのをご存じでしょうか。
これがまさに就労を目的とした個別指導計画です。
アメリカでは個別の指導計画はこの他にIHP、ISP等のIPPが数多くあり、私の専門とする就労支援でも州によってIPEフォームがかなり違っていました。
詳しくは以下の文献をあたってみてください。
八重田淳・柴田珠里・梅永雄二(2000): 「学校から職場への移行〜リハビリテーションサービス連携の鍵〜」職業リハビリテーションNo.13,32-39
梅永雄二著「自立をめざす障害児者教育」福村出版,122-131
(引用終了)------------------------------------------
ってことでノースカロライナなんかでは14歳から他では16歳からということみたいですね。
14歳と言えば・・・中2だ。
posted by kingstone at 10:30|
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特別支援教育や関わり方など
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