私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年10月03日

漂流少女 橘ジュン著

 図書館で借りて来ました。

漂流少女 夜の街に居場所を求めて/橘ジュン

¥1,575
Amazon.co.jp

 橘ジュンさんはもとレディース(暴走族)別に地域一番のバリバリだったわけではない、と書いてはりますが。

 ジャーナリスト栃内良さんの取材を受け、それをきっかけにラジオに出たり、全国のレディースを取材するレポーターになったりします。でレポートをする時に台本があるのだけど、放送ではしめくくりがその人たちの

「気合い入ってます」

で終わるようなもんだったけど、でも話しているうちにもっと違う語りたいことがあるのだなあ、と気づいていかれます。

 その後、アルバイト生活をしながら、リスカしまくっている後輩に出会ったり、引きこもっている娘に出会ったり。

 そういう体験から、路上に出ている若い娘たちの本音を伝えられる媒体はできないか、と考え始めます。

 そして路上にいる若い娘たちの話を聞き、それをVOICESという自分たちで作ったフリーペーパーに書いていきます。

VOICES

 橘さんの姿勢は

「”救う人”でも”止める人”でもないけど、こんな私で良かったら話を聞かせてください、というのが私のスタンスだ。」
「何度もくり返すけれど、私は、自分が知りたくて、聞きたくて、伝えたくて『VOICES』を始めた。悩んで困っている人を私なら救える、助けられるはずだと思って、この活動を始めたわけではない。」

です。とか言いながら、様々な援助をしようとされるわけですが。また

「『危ない子は専門家にまかせたほうがいいのでは』『死にたい、自分を傷つけたいという言葉を引きだして伝えて、責任が取れるのか』と言う人もいる。それでも私は、他人だけど『彼女のことをわかりたい』と思っている存在があるってことを、彼女たちに伝えたい。」

と書いてはります。もちろん専門家は大事。だけれども専門家だけで世の中回っていかないのも本当。っていうか大事なのは周囲の普通の人たちだと思います。


 エピソードはどれも重いけれど、面白かったのが、いわゆるヤマンバ・ギャルの娘さんをプロのヘアメイク・アーティストとスタイリストの手で変身させてみるという企画。もう周囲が「可愛い、カッコイイ」で、本人もすごくびっくりしてた、という話。なるほどな。プロってすごい。


「話を聞かせてもらう」だけじゃなくて、妊娠した娘さんを出産のために入院させたり、その後の生活のために支援しようとしたりされます。この助力が無かったら、この娘さんはトイレで出産し、産まれた子供を殺していたのじゃないかと思われます。

 またこの娘さんは産まれて来た子と暮らしたいと思い、橘さんもできれば本人の希望に添うようにしてあげたいと思っていたようですが、対応したケースワーカーや児童相談所職員の判断で赤ちゃんは乳児院に引き取られます。ここんとこはワーカーさんや児相の判断が結果的には正しそうな気が・・・

 昨今、報道される虐待死や、トイレでの放置死など、こういう場合が多いのだろうな。


 結局、橘さんは活動の延長としてNPO法人を立ちあげ、さまざまな活動をしておられます。

bondproject

 またこんなインターネット・カフェを経営もしてはります。

MELT

 なんだ商売じゃねえか、っていうご意見もあろうかとは思いますが、継続する活動を行政からの支援なくやっていくにはお金もうけは大事な視点だと思う。(しかしここの値段って競争力のある値段なんだろうか?)

 で、私の興味関心の領域で言うと、この路上の娘さんの中には結構な割合で発達障害の子もいるんじゃないかなあ。

ずっと「普通」になりたかった

でグニラ・ガーランドがドラッグとセックスの日々を送っていたように。そしてもちろんもっとたくさんの女の子や男の子が引きこもっている。そういうことなんじゃないかなあ。

 で、たぶん支援ってやつは、「専門家」を待ってるわけにはいかない部分が多々あって、気づいた人から始めなきゃなんない、ってところがあるのだと思います。







posted by kingstone at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

構造化(見てわかるようにする)グッズの買い出し(カゴ・バット・しきりのある箱)

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 kingstoneです。

 今日は100円ショップめぐりをしました。

 カゴもほとんど、教材もほとんどもとの学校に置いて来たので、(残った先生がすぐに実践できるし、私は新しい子どもたちを見て やっぱり合ったのを新しく作らなきゃ、と思ったし)まず素材となるものを買わないといけません。(前の学校でもこれらはほとんど自腹で買ってました)

 で、ダイソー系のところに行ったら、ありゃ、カゴがみんなパステルカラーで見にくいったりゃありゃしない。で小さな白いバットも無い(涙)仕方がないので紙のバットをいくつか購入しました。カゴは少しでも見やすそうな薄い青のを少しだけ買いました。

 ダイエーの100円ショップに行ったら、おお、白で、底が編み目になっていないカゴがある。思わず20個買ってしまいました。

 それから、マッチングの課題などの時に使う、箱やしきりが無いので、お菓子屋さん街に行っておまんじゅうとチョコレートを買って来ました。中身は家で食べて、箱と中のしきりを月曜日の職員朝集の時に見せて、「こういう物が家にあったら持って来て下さい」とお願いするつもり。

 でも、おまんじゅうは失敗でした。開けておまんじゅうを出してみたら、しきりが途中で切れて底面がちゃんとしきられていない(涙)

 まいったな。


posted by kingstone at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トランジションカード

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


※このエントリ、ほぼ同じものをアップしてますが、流れとしてここにおさまるので書いておきます。

 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

> こんにちは、○○です。質も〜ん。

 いいっすねえ(ニコ)

 ほんとわかんないことは聞きましょう。

 私、「情けない教師」ですが、わからなかったらわかるまで聞く、というしつこさというか、それは優れていると思っています。まあ人によっては「うるさいなあ、困ったやっちゃなあ」と思われているかもしれませんが。(そういう人にとってはたいへん困った点、短所、となるのかな?・・・長所は短所・短所は長所)

> ここで、出てくる「トランジションカード」とは、どういうもので、
>どういう風に使えばいいのですか?
 
この場合のトランジションカードとは「スケジュールを確認しに行きなさい」と指示するためのカードです。スケジュールを置いてある所を「トランジションコーナー」と言います。

 もちろん、このために使う者はお子さんに応じて様々な物を使います。

 このお子さんの場合は、前日に「色のマッチングはできる」ということを確認していますので、色のカードにしました。今回は青。で、スケジュールの横に古封筒を切って作ったカード受けを作り、そこに青いカードを貼っておきました。

 最初に青いカードを持たせ(まあこれは余計かもしれないけど「スケジュール」という音声言語もつけて)それを注目させ、そしてそのまま手を取って立たせ、カード受けに青いカードを入れさせます。ここでマッチングするんだよ、ということを教えてるわけです。

 で、スケジュールを注目させ、一番上の「机マークカード」を手に取らせ、自立課題学習のコーナーに連れて行きました。(とにかく今回が初めてですから)

 課題学習が終わったら、また私が青いカード(トランジションカード)を渡します。でスケジュールの近くまで来たら、本人が自分で青いカードを入れに行きました!!!

 まあそういうふうに使うものです。

 で、今は私がこのカードを手渡していますが、例えばワークシステムの最後の所にこれがあれば自分でスケジュールのところまで戻れるようになっていくわけですね。

 つけたし。

 トランジション(transition)名詞・移り変わり,推移,
変化,変わり目,場面転換

 IEPはindividual educational plan で個別教育計画ですが、

10歳を過ぎて職業教育というか、卒業後社会に出ていくこと
を目指して作るのが

 ITP individual transitional plan で個別移行計画です。

(ほんまかああ??誰かフォローして)

 国際空港などで乗り換えるために降りる場所のことを
トランジットって言いますよね。

posted by kingstone at 08:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ある知的障害特別支援学校の先生と(いろいろなやりとりをすること)

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

> 彼の所に持っていくと
> 「あったー。」
> ひだりてにタンポポの綿毛右手にリザードン?
> を持って
> 「タッタカッタッター」とドラえもんの歌を歌いながら、
> ニコニコでした。
> よかった・・・。

 ほーんま、良かったですね(ニコ)

> けれど言葉だけにに頼ることなく
> 彼とのコミュニケーションには絵や写真も使って確実に
> 伝えるようにとうにしています。

 私も、その他具体物なども使ってやってんですが、ほんとまだ保護者とゆっくり話ができてないので、早くしたいなあ、と思っています。

 あっ、それとアセスメントとして、言葉だけ、とかの場合を見ることと、できればビデオに撮っておいて支援を使った場合との差を他の方の目に見えるようにしたいなあ、と思っています。

 でも・・・少し不安。

> 彼の今見えつつあるオウム返しが
> これに頼っていけないと分かっていながらも
> とても嬉しく思います。

 いやあ、すっげえ武器になりますよね。

posted by kingstone at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

特別支援学校の先生へ

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


Oさん、どうもです。
 kingstoneです。

>  生きてますが...なかなか仕事が進みません...~..~

 Oさんは私より5歳若いんだっけ??

 でも、どっちにしろお互いええ歳になって来てるから、ほんまなんでもかんでもぐいぐいやるってわけにはいきませんね。


posted by kingstone at 08:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

特別支援学級に赴任してまずやったこと(人間関係を作るとかじゃなく?)

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 kingstoneです。
 
 ある方からメールで「書き込みが無いので心配」というのを頂きました。個人メールですので、引用はしませんが、高熱であろうと体調が悪かろうと書いてたのに(爆笑・・・で、それは本当)とのことでした。

 で、あわてて過去ログを読んでみましたが、なんだ、二日だけじゃないですか(これまた爆笑)

 いやあ、実際問題、疲れ切ってはおりました。

 なんせ学校を出るのが7時より早いことは無い、という状態で朝は7時半頃から行ってるし・・・晩ご飯を食べるとイスに座ったまま眠ってしまい、途中目を覚ましてなんとかふとんの所まで行って眠る、という日々を過ごしていました。ここ2日(3日かな?)お風呂に入っていない・・・きたね。

 でも、いたって元気にはしております。

 とにかくね、○○さん似の美人の先生が私の話に耳を傾けて下さるのが嬉しい。

 でもってこの先生、一昨年度特別支援学級の担当をしてはりました。で、先日の歓迎会の時に

「わからない者が担当するという状況だったのに来て頂けて嬉しい」

みたいな発言をされて「ヒヤッ」としましたが、(だって昨年度の担任がいるんだもん・・・)つまり、そういうふうに思って頂けているわけです。

 この先生、先日こんなやりとりがありました。

K「明日は1日○○君と関わらせてね」
先生「まず関係を作るためにいろいろやって下さい」
K「うーーん、私は「まず関係を作ってから」とは考えていないんです。いろいろやってたら関係はできてくるんだ、と考えているんです」

 で今日、そのお子さんと1日関わりました。先日、ごく短時間、課題学習をして彼が色の弁別ができているのがわかったので、色のカードをトランジションカード(スケジュールの確認に行ってもらうきっかけのカード)としました。

 彼は2回目からトランジションカードをちゃんとわかって使ってくれました。(スケジュールを使い出しているけど、これがわかってくれてるかどうかはわからない)

 今日の放課後その先生とのやりとり。

先生「本当にびっくりしました。ちゃんとわかってできるんですね」
K「ねっ。彼と会って2日目。人間関係もくそもない時期でしょう?こんなわかるやりとりをすることで、自然に人間関係もできてくると考えているわけです」
先生「ほんとうですね」

※この先生は一昨年度、1年間担任しておられたことに留意して下さい。この先生も、昨年度の担任もこのお子さんが「(こういうことが)わかってできる」とは考えていなかった。しかし、たぶんこの先生はしなかっただろけど、昨年度の担任は「音声言語、威嚇(暴力は使わなかったと思いたい)、押さえつける、強引に引っ張る」で指導し「1年かかってずいぶん伸びた」と思っていたわけです。
 なおこのお子さんの場合、確かに「威嚇(怒鳴りつける)」によって「今やっているのと別の行動をする」「起こしかけていた行動を止める」というのはありました。(って私がやったわけではありません)それを「この子は威嚇(音声言語の)がわかる」と教師に勘違いさせ、教師の行動をエスカレートさせていった、ということのようでした。
 しかし・・・教育委員会の研修は何をやっていたんでしょうか。


 で、もちろん保護者と何の話し合いもできていない状況ですごく心配なのですが、この先生が割とフォローの言葉を保護者にかけて下さっているようです。

 私も欠落している部分の多い人間だけに、たいへんありがたいです。新人Aさんや新人Bさんと組んでいた時みたい(「過去の記事」シリーズ参照)な感じでできそうだな、と期待に胸をふくらませています。

 ちなみに今日の打ち合わせで今年度の私の教室のめあて(壁に貼りだしておくやつ)は

・わかってできる
・自尊心を大切にする

と決まりました。

 それから私の中学の時の同級生が同じ職場にいます。(これは書いたっけ?)で、こいつがまたとても素敵な奴でして、おおいに心強いです。

 で、彼が「実は」と私が来る前に広まっていた噂を教えてくれました。

「40過ぎたうさんくさい男が来る」

 爆笑

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追記
 保護者に相談無しでいろいろ視覚支援を使い始めています。これが相当怖いことであることは自覚していました。しかし「威嚇や暴力や押さえつけ強引な引っ張り」など、もう私には使えなくなっていましたし。

 しかしある保護者が言ってましたけど「音声言語や威嚇・押さえつけ・強引な引っ張りだと教師は保護者の同意を得ずに当たり前にやり、視覚支援は許可を取らなければならない、って何か変」確かにそうやわなあ。

 それから相棒の先生が言ったことのエピソード、ちょっと前に書いたのと細かい所が違いますね。まあいつものこと。


posted by kingstone at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

構造化(見てわかるようにすること)と掃除や整理は違う(笑)

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 ○○さん、□□さんどうもです。
 kingstoneです。

 「構造化と掃除は違う」

 私も賛成です。(笑)
 でもってごちゃごちゃしてるのも、本人さんが「わかれば」それはいいわけで。

 1年半前に△△さんに見せて頂いたノースカロライナの教室も、かなりごちゃごちゃしてたもんね。(と言って自分を慰める)

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追記
 もちろん掃除や整理が行き届いていて、かつ「構造化(見てわかるようになっている)」ができてればよりいいわけですが・・・



posted by kingstone at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

着任式と特別支援学級前担任とのこと

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 kingstoneです。

 今日は着任式です。

 全校生の前に立ち、PCSぽい絵で「勉強や遊び、楽しいことをいっぱいしましょう」と言い、「このいっぱいというのは、お椀にお菓子がいっぱい入ってる絵ね」と言うと子どもたちにウケてました。

 ところでね・・・・私に「来られては困る。折角去年1年でやっと落ち着いていろんなことができるようになったのに」と旧特別支援学級担任がおっしゃっていたのですが、やっぱり本人に「わからない状態」で、あれこれやろうとして良くない状態やな、というのが一発でわかります。

 もちろんそれ以前の状態がいかに無茶苦茶だったか、というのも想像がつきます。

 うーーむ・・・・しばらく大人しくしてるつもりやったんやけどなあ・・・うーーん、保護者との意思疎通やなあ・・・

 ちなみに私に「来られては困る」と言ってた先生、ひきつぎで1時間ほど話をしていて、私の言ってることに耳を傾けだし(私はあちらから情報が欲しかったのだけど、むこうが質問してくるもんだから・・)私が「単に困った奴」では無いというのはわかって下さったようです。(でも困った奴には違いないが(笑))
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追記
 この先生、「でもね、私はいろんな人の意見を聞いてええとこどりをする」とおっしゃってました。そして私と入れ替わりで知的障害特別支援学校に行かれました。

 そして、他の知的障害特別支援学校から来たベテランの先生も見習って「威嚇と押さえつけ(暴力は使わなかっただろうと思う。思いたい)」もおおいに使われたようです。

 ずいぶんたってからですが

こんな視覚支援では困る

に出てきた生徒に指示を出し(その時、威嚇と押さえつけも使ったと思われる)生徒に殴られ鼻の骨を折っています。

 私はある筋から事件を知り(しかし今はどの筋だったか忘れた)、生徒が悪者にされていないか(自閉症の子は他害行為をする、みたいな)気になって当時の学部の責任者であった「変な先生」に電話してみました。

 「変な先生」は「なんでそんなことを知っているのだ(絶対外部には秘密の話なのに、というわけです)」ということにびっくりし、質問してきましたが、それには答えませんでした。で嬉しいことに「あの事件については学部会でも教師の対応が悪かった、という話になっている」と聞いてほっとしました。

 でもまあ当時の「ええとこどり」というのはこんなもんだったわけですね。











posted by kingstone at 07:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10月3日(日曜日)

 おはようございます。

 今日も起動できました。

 曇り。
 暑くもなく、寒くもなし。

posted by kingstone at 07:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする