大昔の話です。
特別支援学級にいた頃。
KING STONEです。
今日は特別支援学校での離任式でした。
まず午前7時半に行き、挨拶の視覚支援用ボードを用意しました。
体育館に入ってみると、めくり式の式次第が用意されていました。作った先生が「kingstoneさんが来るねんからちゃんと作っとかないかん、と昨日作りました」と言って下さいました。
また先日、校長に「本を売らせて下さい」と許可を得て置きました。
長机に
VISUALメッセージライブラリと「
自閉症のひとたちへの援助システム」と「
自閉症の人たちを支援するということ」を並べました。
売ってるとある先生、まじな顔で「えっ、こんなことしてて、次の学校、間に合うんですか?」と言う。私、スケジュールが頭に入らない方だから一瞬びびりましたです。まあ自分の離任式に本を売るような奴はおらんから、その先生も何が何かわからなくなったのでしょう。
「もう、こんなふうに販売する人なんかおらへんようなるで」と言いながら立っていました。1万円以上の売り上げがありました。ありがたいことです。
また別の特別支援学校に出る先生が「私の行く学校にも売りに来て」とおっしゃってました。(その先生も本を買って下さいました。そしてこの先生も視覚支援のボードを用意してはりました。)
PTAとのお別れ会では、○○さんの発言にも合ったように「個性的な後ろ姿」というお言葉を頂きました。
私の挨拶では「個性的と言って頂きました。別の言い方をすれば変ということですね」と言うとウケてました。そして「変な取り組みを暖かく見守って下さり、どうもありがとうございました」としめくくりました。
たくさんのお餞別を頂いてしまいました。
いちいち名前をあげませんが、ありがとうございました。
また、最初に担当した子どもたち(現在6年生)の保護者のみなさんが一筆ずつ書いて下さいました。これは痛かった・・・っていうのも、この学年には、本当に何もできなかったという思いがあるからなのです。
・・・・
さて明日は通常校での着任式です。
今日、通常校ではありますが、視覚支援ボードを作っておきました。だって私のクラス(特別支援学級)の子も並んでいるのですから。
posted by kingstone at 10:04|
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特別支援教育や関わり方など
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