大昔の話です。
特別支援学級にいた頃。
kingstoneです。
今日は○○君とつきあわせて頂きました。
最初、受付に私がいる時は□□さんや△△さんに代わりにつきあって頂いてました。
彼は積み木で遊んでいました。
で、やおら片づけはじめました。
終わった時にスケジュールを見せ「プール行こか」と言うと「プール」とにこっとしながら言いました。(うーーむ、何もせずに彼がどうするか待っとくべきやったかなあ・・)
エレベータ操作はばっちりでした。上ボタンを押し、中に入ると10階のボタンを押します。
自動券売機で券を買うところはパスしようとしたので、指さしと声かけで券売機まで行きました。サイフも私が指さしたかなあ?
彼は170円入れました。150円のところを私は指さし彼が買いましたが、ここらへん何か工夫すると一人でできるかな。
着替えは、自分の使いたかったロッカーが他の人が使用中だったので、その後動きが止まりました。そこで私がその下のロッカーを指示しました。(これももっと待った方が良かったかもしれない)
着替えは全部自分で。
荷物もロッカーにちゃんと入れます。
ロッカーにお金を入れて鍵をしめる、というのは抜けるみたいで、ここらへんも何か支援があるとひとりでできるかな。
プールで休憩時(鐘の合図で一斉にあがらないといけない)は休憩カードを見せると笑って逃げようとしたので、手を取りイスのところに一緒に行きました。休憩の間ずっと座っていてくれました。
上がった時の着替えなんですが、ちゃんとていねいに自分で体をふきます。でしばらく裸でいました。でも「待っとこう」と思って待ってるとサンダルを履きだしました。
その時点でロッカーの中を見えるように開け、指さししながら「着替えが先やで」と言いました。
後でsyunさんにそのことを言うと「私やったらそこからどうするかしばらく見ておく」と言ってはりました。それも考えたのだけど、つい指示してしまったな・・・・
プールから出てスケジュールを見せ「ジュース買いに行こか」と言うとにこにこして「ジュース」と言います。
一緒に1階まで行きましたが、この時はエレベータのスイッチは1階は押してくれなかったな「1かい」と紙に書いて見せたのですが・・・それだけ10階は楽しみとして強いのかな。
今日はグレープフルーツジュースを買いました。これは自分の飲みたいジュースであったようです。
何かいろいろやりとりできて、楽しかったです。
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追記
やはり読み直してみても、もっと待てたよなあ、と思います。先々指示を出してしまってますね。
このお子さんは、この後、公的なガイドヘルパーさんを利用して自宅からプールへ行き、買い物などして帰る、というような活動を楽しみとしてするようになりました。もちろん自分でスケジュールを持ち、ヘルパーさんはサポートブックや視覚支援物を持ちです。
posted by kingstone at 08:35|
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特別支援教育や関わり方など
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