私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年08月16日

ゼンメルワイスのこと(産褥熱への対処法を発見した医師)

 う〜ん、ブログテーマは「よしなしごと」にしましたが、「特別支援教育」ネタかな?

 ゼンメルワイスは最近名前を知りました。

 19世紀に出産時に多くの妊婦が産褥熱で死んでいた(そして当時はそれが当たり前だった)のを、何とかできないか、と考え、手の消毒といいう対処法を考えだし、しかし当時の世に受け入れられず、精神を病んで死んでいかれた医師です。

 短いのはWikipedia

イグナーツ・ゼンメルワイス

 ちょっと詳しいのはこちらから

再掲ゼンメルワイス物語

 ゼンメルワイスが観察し、対処法を考え、実行してみた頃は1846年〜1848年。

 コッホが炭疽菌が炭疽病の原因であることを証明したのは1876年。

 パスツールがのちに低温殺菌法(パストリゼーション)として知られる最初の実験を行ったのが1862年。

 つまりまだまだ細菌などが病原体になることがわかってなかった頃。

 ゼンメルワイスはデータを取ることと、推測し、実行することで成果を上げていきます。しかし実のところ彼は「臭い」が原因ではないかと考えその臭いを取る「脱臭作用のある塩素水で手を洗う」という方法を考え、たまたまその方法が効果があったようです。(私の推測。「死体の断片」という記述もありますが)

 で、効果を上げますが、その結果

「晩年、彼は著述のなかで「私は良心に従って告白します。当時の私はどの医師よりも多くの解剖をおこなった者です。この私の汚れた手で若い身空で墓場に送られた婦人達の多はただ神のみが知りたまうところです」と述べています。」

と苦しんだとのことです。これはゼンメルワイスだけでなく、ゼンメルハウスの言うことを「なるほど」と思った他の医師でも自責の念にかられて自殺した人が出たとか。

 また当時の多くの医師がゼンメルワイスの言うことを信じなかった理由のひとつに「おいおい、俺らが原因やと言いたいのかあ」という反発もあったとか。


 これね・・・私が自閉症の人へのTEACCH的取り組みをあれこれ勉強しはじめて、納得し、そして地域の特別支援教育担当教師の研修会で少々意見を述べたことがあります。たぶんその時、運動会の練習で苦しんでいる自閉症の人がいることも伝えたのでしょう。

 会が終わってから、肢体不自由特別支援学校時代に同僚だった、当時特別支援学級担当の先生、子どもたちのことを考えて、すごくいい実践をされてた方、が私に話をしに来てくれました。

「kingstoneさんの言うことが正しいとしたら、私らが自閉症の子を苦しめて来た、ということになるのん?」

 私は

「・・・そうかもしれんなあ」

と答えました。当時の私は「あの手この手で参加できるようにして当然」と考えていた頃でしたが。今は、「あの手この手を考えて当然。でもいざとなったら参加しなくてもええやん。たかが運動会」と考えていますが。

 みんな愛情豊かで熱心な先生であることは間違いないねんけどね。

 で、自分が、まさにそれゆえに自閉症の子どもたちを苦しめてきた、ということは認めにくいやろなあ・・・

 まあたぶんノースカロライナのTEACCH部の人は決してそんな教師も責めないと思いますけどね。責めずにどうしたら自閉症の人を理解できるか、対処法はどうしたらいいかを一緒に考えるとは思います。


 ゼンメルワイスが精神を病んだ理由はわかりませんが、周囲から理解されなかったこと、もひとつの理由にはなっているのでしょうね。









posted by kingstone at 18:54| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

特別支援学校や特別支援学級のノウハウのことなど

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

 つらいっすね。

 > どうしてこんな事になるのかなあ?
 > 養護学校って(特殊学級でもだけど)、うまくいっているところのノ
 >ウハウを学ぶとか、横の繋がりで意見交換をするとかしないんでしょう
 >かね?(あっそうか!本人はひでー状態と思っていないからか?)

 最後の一文ですね。
 「ひでー状態」と思っていない方がたくさんいるわけです。
 
 どうやったら伝わるのか・・・


 > 研修、研修ッテよく先生いなくなるけど、なにしてるンかな?

 一生懸命にとんちんかんな話をしているってことはよくあります。

−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 今はどうでしょう?


posted by kingstone at 16:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

担任にニーズの聞き取りをしてみた(命令遊びの準備)

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 kingstoneです。

 私が課題認知学習(って自立課題学習を主としてやってます)を担当している生徒の担任に「こんなことできたらいいな、ってニーズがある?」と聞きに行きました。すると

「彼の言いたいことがわかりたい」・・・・

 うーーん、課題認知学習なんやけどなあ・・・と思いましたが、そっか枠組みにとらわれることないよな、と思い直し、明日は授業の途中に「命令遊び」(「こそばして」とか「歌って」とか生徒が命令して私がやってあげる遊び)を入れてみようと思いました。

 で、私の持ってるメッセージメイト(VOCA・音声出力コミュニケーション装置)を使おうと思いました。


1.gif


 ところでこいつのオーバーレイ(スイッチの上に置く、絵や字を書いた紙)を作ろうと思ったのですが、ボードメーカーのサンプルはA4の紙2枚を切り貼りしないといけないので、自分で作ることにしました。

 ところがスイッチ部分の幅が19cmでそれを10等分・・・ややっこしいなあ、もう。20cmにしておいてくれりゃ、話は簡単なのに・・・ぶつぶつ。

 私が別の時にメッセージメイトを使ってる実践動画とエントリ。



「自閉症のお子さんとのVOCAを使ったコミュニケーション授業1997」



posted by kingstone at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コミュニケーション支援とセルフマネジメント

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 Oさん、どうもです。
 kingstoneです。

 修士論文のテーマ

 > そこで、本研究では環境の構造化や機器によるコミュニケーション支援、
 >そしてセルフマネージメントスキル獲得が周囲の人たちの
>コミュニケーション行動に質的変化をもたらしているのかを明らかに
>すると共に、より有効なセルフマネージメントスキルの指導について
>検討したい。

ごっつい面白いと思います。

 コミュニケーションだけでも、じゅうぶん一本の論文になると思うけど、それにセルフマネージメントも入れるのね・・・。

 でも、セルフマネージメントできるようになることで、周囲の対応が変わり、周囲の人のコミュニケーション行動も変わる、ということも絶対あると思うなあ。確かに。

 例えば、パニックではなく適切な手段で拒否を伝えることができるようになることで周囲の人が安心して関われるので、よりちゃんとコミュニケーションを取ろうと(周囲の人が)するようになる、とか・・あり?これだとコミュニケーションの方か。


posted by kingstone at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大事なことって何だろう3

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。



 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

 >いのち←→かたち、心←→技術
 >#これらのことばを使うとすれば、
 >これらは、上のように対立すること(概念)としてではなく、
 >同義のこと(概念)として、考えること、実践することなんだと思います。

 なるほど。

 >いのちはかたちとして現れ、こころは技術として提供されるんですよね。

 これ、いただきます。

 1999年の夏、ノースカロライナのTEACCH部から来た髭のジャック,Ann,Davidたちの自閉症の方への関わりは、しっかりとしたかたちや技術の中に、確かにいのちやこころを感じ取ることができました。



posted by kingstone at 07:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大事なことって何だろう2

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。



 ○○さん、□□、ありがとうございます。
 kingstoneです。


 ○○さん

 >「要求、拒否、注意喚起、この3つはサバイバルとして、
>身につけて欲しいコミニュケーションです」と言われました。


 □□さん

 >「暮しやすい毎日、生きやすい日々」
 >「生まれてきて良かった! と思える、“楽しみ”のある生活」

 >今日が楽しくて、明日が待ち遠しくて、明後日の予定にワクワクして・・
 >それがずっと続くような年間計画であり、それが続くためのIEP、教育計画
 >であればと願っています。

ですね。
 ふむ。
 少しずつはっきりしてくるか・・・


posted by kingstone at 07:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コミュニケーションを教える時の基本2

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 syunさん、どうもです。
 kingstoneです。

 >特に、機器利用に関しては、目的と手段を履き違えてるんじゃないのっ
 >ていう事例が未だ多く見受けられます。

機器利用もだし、視覚支援もですね。
 で、「TEACCHがいい」と言って例えば視覚支援をまねしようと思っている方、スケジュールの呈示をしようとする方でも間違えることがある・・・

 じゃあ、どう伝えていったらいいか、なんですけどね。

−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 これは、肢体不自由の人の機器利用にしても、自閉症の人へのスケジュール提示やコミュニケーション指導でも、本来その人からの発信を大切にしよう、ということなのに「ものを使わせること」に焦点が行ってしまっている場合とか。

 あるいは「指示のみに使おう」とか「周囲が言わせたいこと」だけ表現させようとすること、とかその辺のことですね。

 もちろん、そういう使い方だと使ってくれなくなります。


posted by kingstone at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コミュニケーションを教える時の基本(トイレに行きたいの表現の変遷などから)

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 syunさん、どうもです。
 kingstoneです。

 ああ、やっぱり聞いて良かった(ニコ)
 頭の中がすっきりして来ました。

 >kingstoneさんがあれこれやった目的は「c君が「コミュニケーション」
 >についてのモチベーションを持つこと」だったように思うんです。

私は全然自覚してませんでしたけど(笑)
 で、結果的にそういうことだったわけです。


 >そうこうしているうちに、c君が「伝わる人(解ろうとする人)」として
 >スタッフを認知した。

ええ、そしてスタッフ以外をも認知した。

 >で、c君は手持ちの道具(知識)を使ってスタッフに伝える手段を
 >工夫をした。

そうですね。C君は「自分で工夫した」わけです。

 >それをスタッフは手持ちの道具(知識)を使って解ろうとした。

 はい。

 >そういった毎日がお互いの無駄な所(いつも一緒にいるのに、トイレに
 >行きたいだけでもカードを見せないと解ってもらえない他・・・)を
>省いていった。

ですね。これもC君が自分で工夫して省いていったわけで、私らはなーーんもやってないわけですが。

 >でも最後まで
 >視覚コミュニケーションがお互いの共通言語だった。

 あっ、なるほど。

 >c君は「トイレに行きたい」を伝えたいだけだし、スタッフは「c君が
 >何故教室から出ようとしたか」を解りたいだけ、あるいは、スタッフは
>「好きな物を選んでください」を伝えたくて、c君は「用意された物の
>中には無い」を伝えたかっただけのこと。

※これはカードに写真が入ってなかった場所に行きたい、という要求に、何も描かれていない真っ白なカードを見せた、という話です。

そう、「伝えたい」「理解したい」というシンプルなところですね。


 ところで後で質問をしに来られた方がおられました。
 「何故、注意喚起(肩とんとん)の指導を最初からせずに後からしたのですか?」で私の回答は、

 「単にそれまでそういう指導の必要がわかってなかっただけです」(爆笑)

 ほんま、私、なーーんもわからんとあれこれやってる、という部分、多いです。で、今回などはC君が自分で工夫してあれこれ教えてくれた。

 話を聞いてる人は、最初からきちんと流れを考えてやってると思いはるのかな・・・

あるお子さんの「トイレに行きます」表現の変遷
posted by kingstone at 07:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大事なことって何だろう

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 kingstoneです。

 ATACで教育課程の話をして出てきた疑問、大事なことって何だろう、というの、帰りの地下鉄をご一緒していた松本廣さんや畠山卓郎さんにぶつけてみたり、いろいろやってます。

 年間計画・・・教育課程・・・そりゃみんな大事なんだけど・・・

 いのちとかたち
 心と技術
 
 うーーむ・・・


posted by kingstone at 07:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ATACでした

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。



 syunさん、どうもです。
 kingstoneです。

 >2日間共あっちウロウロ、こっちウロウロで終わる頃にはかな
 >りヘロヘロになってしまいました。

 あれま、syunさんもヘロヘロやったの・・
 とてもそうは見えんかったですが。

 私も今回は、もちろん楽しかったけど、めちゃ消耗しました。
 帰りの電車の中で爆睡してました。
 なんか頭がへん・・(いつものことか(笑))

 もう寝よ。

 >おかげさまで、沢山の収穫を得ることが出来ました。

 ほんま、実践も大事やし、そやけどああいうとこで、講演もやけどいろいろ対話するのも大事やね。

 収穫と言えば、Oさんが「PCSシンボルのTシャツ」をGETし、「もう持ってるから」と私に下さいました。ありがとうございました。明日、ぬくかったら着ようかな。

 そういや○○さんもGETしてはったし、今日のアクセスのプレゼンの時、□□さんも、シンボルがたくさんのやつじゃないけど、メイヤージョンソンのTシャツをGETしてはりましたね。



posted by kingstone at 06:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月16日(月曜日)

 おはようございます。

 今日も起動できました。

 今は涼しいのですが、天気がいいので暑くなりそうです。

 今日は、土曜日に救急病院に行った息子を病院に連れて行きます。

posted by kingstone at 06:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする