私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年07月24日

あまりのことではあるまいか(「治療文化論」中井久夫著より)

 ブログテーマはちょっと違うかもしれません。

 この本は持っているはずなのですが、見つからないので図書館から借りて来ました。すごく読まれているようです。バラバラになっている部分もあるし、しみもついてるし、匂ってきそう。

治療文化論―精神医学的再構築の試み (同時代ライブラリー)/中井 久夫

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P193 追記というか注というか、小さな活字の部分です。イエスの治療を考察した部分。

「手かざしにしても−−−。てのひらのすぐ下の身体に何か防衛的な反応が起こってもふしぎではないだろう。私は、ある父兄から相談を受けたことがあった。ジル・ドゥ・ラ・トゥレット症候群といって、四捨五入すれば多発性全身性チックである。手かざしの治療はどうかと、申し込まれたというのであった。私は、
『自分がまず受けてみよう』と答えた。この病にはハロペリドールが特効薬であるとはいえ、発作をまったく抑えてしまうと苦しいので、少しチックを出させて下さいと患者は言っていた。それに、陸上ではまっすぐな歩行もむつかしいこの少年が三キロの遠泳をやってのけ、その途中いちども、もし発作が起こったら危ないとは、頭の隅にも浮かばなかったということを思い合わせた。大気圧とはちがうところに何か全身運動のつり合い点があるのだろう−−−。
 結局、私は『やってみて下さい』と治療師に言った。結果はみごとなもので一年後ではあるがハロペリドールは不要になり、クロキサゾラムだけで十分ということになった。
 その年の暮、私は治療師に二度目の年賀状を出した。御子息から返事が来て、父君は亡くなられたとのことであった。『東大の先生にも治せなかった病いを治した』と喜ばれたその六十何歳かの老治療師は、手かざしに代えて日本刀の刃をかざす治療を試みられて日もなく突然死を遂げられたとのことであった。この物語には、汲めども尽きせぬ教訓があるだろう。やはり、日本刀とは、どのような地上の人にとっても、あまりのことではあるまいか。イエスもそれはなさらなかった」

 この「あまりのことではあるまいか」という感覚。すごく大事なのだろうと思います。

 「教育」とか「指導」とか「療育」あるいは「治療」にしても。

 教師、特に知的障害特別支援学校の教師の方、この感覚がずれて来てなければいいのですが。

 ってね、自閉症の人に視覚支援を使ったり、代替コミュニケーション(名前は似てますが、代替療法とは全然違います)を使って表現してもらったりすることを「あまりのことではあるまいか」と感じる人がいて、話はややっこしくなりますが。



 この「治療文化論」天理教の教祖、中山ミキさん(生まれた場所は中井さんの生まれ育った場所に近いらしい)についての考察の部分で有名ですが、他のどこをとっても「置くあたわず」状態になってしまいます。早く見つけ出したいなあ。





posted by kingstone at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雑誌のこととかいろいろ

 今日はやけどの診察でお医者様へ。

 もうすっかり良くなっていたのですが、前回「1週間後に」と約束していたので行って来ました。
(その時は、まだちょっと上からワセリン塗ったりいろいろあった)

 小さな医院で2時間待ちはこたえました。

 診察は「はい。大丈夫」でおしまい。
 まあ1週間前に「良くなってたら来なくていいからね」と言われていれば行かなかっただろうけど。

 でも支払いは370円。
 やっぱりこれは、日本人は恵まれてる、と思っていいんだろうな。

 まあ働いていた頃は高額の健康保険代を払っていたわけですが。


 その後、図書館から「予約していた本が届きました」とのことだったので借りて来ました。

「治療文化論」中井久夫
「恋する天才科学者」内田麻理香
「絵カードでコミュニケーション」アンディ・ボンディ
「本当のTEACCH」内山登紀夫

 特に後ろ2冊は図書館の検索に引っかからなかったので、購入希望を出していたのですが、検索に引っかからない図書館から送ってもらってますね。すごいなあ。

 でも、それだときっと図書館で読むことを諦めてしまっている人がいるんじゃないかなあ。その図書館は利用者数が少ないし、もったいない話だなあ。

 最近はネットで図書館予約ができることを覚えて、いろんな本を借りれるし、ニュースもネットで読めるし、週刊誌を買うのをよそうと思って買わなかったことがあります。購入していたのは

AERA
週刊朝日
週刊文春

 これだけで月5000円近い出費になりますから。

 そしたら80歳の母がよろよろしながら500円玉を握りしめ「楽しみにしていたのに。買って来ておくれ」とやって来ました(アセ)

 こら買って来なくては仕方がない、と今まで通り私のお金で買って来てます・・・・

 母もパソコンも使ってますが、WindowsMEだし、IEはurl打ったり、そのままでは検索できたりしないやつだし、メールはスパムだらけで使わなくなってしまったし(対策はしてあげてるのですが・・・)やっぱり楽しみは雑誌のほうですね。




posted by kingstone at 13:40| Comment(2) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カード選択に向けて

 大昔の話です。

 知的特別支援学校にいた頃。



 ○○さん、どうもです。
 KING STONE in 静岡 です。

 > ンーとね!好きなものだけの写真は、選択が難しいと思います。
 > それにいきなり3択は、きついかも…。
 > できれば、あまり好きではない遊びと、お気に入りの遊びとを2択で
 >選択させるという方法だと、早くカードを指すということを認識したか
 >も…。

 えーーっ、あっ、そうかあ。
 取りあえず、カードで伝わるんだ、というだけなんだもんな。
 2択でなく、1択でもいいかもしれない・・・

 うん?1択(?って言葉、あるかあ??)だと、「選択」が無いから駄目か??まず「カード」の意味を教える時はどうなんだろう。

 で、「嫌いな物」と「好きな物」ね。
 なるほど。

 > お菓子ですると、よくわかるんだけどなあ。学校じゃ難しいですね。

 うふふ・・・5年生の時はよくやってました。
 Bさんの場合は、実物あるいはパッケージそのもので選んでもらってたんです。
 ただ、Bさんの場合、お菓子を食べることにあんまり意欲が無くて・・



posted by kingstone at 08:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Bさんがカードを選んだ!

 大昔の話です。

 知的特別支援学校にいた頃。


 kingstone in 特殊教育学会に向かう新幹線です。

 Bさんの気持ちをカードなんかで教えてくれたら嬉しいな、と思って好きな本・20パズル・絵合わせパズルをチェキで写したカードを作りました。

 なにかしたそうにする時は目の前に3枚並べて聞いてみるのですが、無視されてました。で、直接行動で自分の好きな物を取ろうとします。ちょっと取りにくいところに置いておいたら、つぎは指さしして、「ンッ」と声を出します。

 それで何が取りたいかは分かりますから(パズルの時が多い)そのカードを渡し、しかるのちに取ってあげた物とカードを交換する、ということを続けていました。

 1学期の終わり頃からやってましたけど、全然手応えがありませんでした。

 ところが今朝、同僚さんがカードを見せて「どれ?」と尋ねると、すぱっと20パズルのカードを取りました!!
(私のクラスの教師集団はそれぞれの担任の指導を尊重してできるだけ同じような対応を取ろうとして下さいます)

 その後、休憩時間、お昼休みなど、ちゃんと定着しています。
 嬉しいです。

 次はバリエーションを広げることやな。
 まあ、まずは本と絵合わせパズルを選ぶことがあってくれたら嬉しいけど。





posted by kingstone at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人に見られているという意識

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ○○さん、どうもです。
 kingstone in 特殊教育学会に向かう新幹線です。
 
 >同じように、「人に見られているという意識」は、とても必要で、エネ
 >ルギーになります。

 結局のところ、私がなんやかんややってきたのは、ひとつには、ネットワークの人々に「見られている」という意識です。(どっちか言うと、無理矢理見せてんねんけど(爆笑))

「私はkingstoneなんだ。下手な実践はでけへんぞ」
 もう完璧にハンドルネームでね。

 で、ほんま「見られている」という意識、大切です。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 オンブズマンが必要、という意見もありますね。
 どんなもんやろ・・・

 野洲養護学校の「ペンチを歯にあてて『歯医者さんしたろか』」「ペンチで乳首挟んだら痛いやろな」「股間をぐりぐり」などは「確かにやった」と教師側も認めているようですね。「ただし和やかにしようとした」「指導の範囲」と主張されてます。いわゆる肢体不自由の生徒への「動作の学習(機能訓練?動作法?リハビリテーション?)」の時間であったようですが。

 私が肢体不自由特別支援学校にいた頃は、そういう時間はまだ1/3〜1/2ほどの保護者が一緒にやらないと授業がまわらない頃でした。保護者が来るのがあたりまえと考えられていました。ですから教師も上記のような行動はとれなかったと思われます。いくら「和やかに」と考えても、保護者のいるところではそんなことはしないでしょう。

 まあその他の時間にはいろいろありましたけど。

posted by kingstone at 08:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テレビ局がドキュメンタリーを撮ってくれないかな

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ○○さん、どうもです。
 kingstone in 特殊教育学会に向かう新幹線 です。

 > □□が乗り子になるのは、3年後。太鼓はたたけるとしても、あの揺
 >れにパニックにならないか心配です。
 > まだ3年あるので、わっしょいの練習をすべきか…?

 この時、どっかのテレビ局がドキュメンタリーを撮ってくれへんかなあ・・・是非見たいと思います。コミュニティにいかに参加していくか、という物語。

 なお、サポートブックは今日はGさんのお宅です。




posted by kingstone at 08:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

たくさんで集まって歌って踊る行事について

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

 今日の「たくさんで集まって歌って踊る行事」については、これは本来保護者にも充分な情報が行き渡るべきものなので、また詳しく説明したいと思います。

 >でも、参加して思ったのは、成人の人も、幼児も、一緒くた。
 >なんか意味があんのかな?でした。

 1.就学前施設、学校、卒業後施設の幼児・児童・生徒・成人・保護者・職員が親睦を深める。
 2.社会の(知的障害児・者への)理解を深める。

 といったあたりが目的であるようです。
 手元に資料が無いのでうろおぼえですが。

 その役には立たないからやめろと言い続けていたのは私です。

 今年はその打ち合わせの係になり、その会でも「やめろ」と強行に主張し続けました。そしたら世話係の成人施設の施設長さんが会議に出て来られ「やろうよ。もちろん一人でもやりたくない校園があるならやめたらいいんだけど」と言われ、学校でも「やめろ」と言うのは私一人だったもんだから、反対し続けることができずに行われることになってしまいました。

ただし、施設と学校との協議会はすごく大切なものだと思っています。

 で、サポートブックじゃないけど、大事なのは集会をすることなんかじゃなく、各校園で、どのような情報を出したらいいか、とか相談したりすることじゃないですか、と20校園の全体会の時に言ったら、ある就学前施設の方が怒りだしたのでびっくりしました。(余計な仕事を作るな!!という意味であったのかもしれません)

 >□□先生もおっしゃってた「てつなぎ」
 >も、ちっちゃい子供は良いのですが、どう見ても大人の人が、先生らしき人に手をひ
 >かれて歩いてる・・・。顔を見ると無表情・・・、自分で歩けないので、とてもつま
 >らなさそうに見えました。2男も、いつもは割と自由というか、手を離して歩いてる
 >ので、(ちゃんとついて来るんですよ)先生に手を引かれて嫌だったんちゃうかなあ
 >?

 先生らしき人が手をひいていたってのは、施設の方ですか?
 となると先生ではなく指導員さんですね。
 それともうちの中学部のこと?
 それもあるかもしれない。

 >来年もあるみたいですが、行きませんというより、行きたくありません。
 >無駄やし、何より暑い!疲れる!母は、晩御飯もやっとの思いで作りました。子供達
 >は以外と元気なんですがね。トシかしら・・・?

 こういう実感にもとづいた意見が必要なんです。
 また連絡帳にでも書いて下さい。
 教師が「保護者にそういう意見があるのだ」ということを知るのは大事なことです。

 毎年あります。
 昨年もありました。
 公園の体育館でやったやつです。

 一昨年、その前の年とずーーっと雨で流れていたのです。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 この行事のあと、上の記事に出てきた施設長さんが「この会議は施設にはメリットが無い」とおっしゃり、複数の成人施設が同調され退会されました。

 「だから私が主張したのに」というのは言ったらいけないんだろうか・・・

施設・特別支援学校の協議会に関すること
posted by kingstone at 07:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

特殊教育学会へ行く

 大昔の話です。

 知的障害養護学校(特別支援学校)中学部で。


 kingstoneです。

 この金・土・日と静岡で特殊教育学会があります。
 やっと今日、宿を取りました。
 明日の夕方出発し、土日だけでも参加するつもりです。

 1997年の特殊教育学会、周囲のみんなの考え方が私と違う、私が変なのだろうか、と悩んだすえにたまたま3連休の時にやっていた特殊教育学会に行ったのです。

 行ってみて、「あっ、私と同じようなことを考えている人はたくさんいるんだ。(でも現場にはほとんど生かされていないけど)」ということで少し勇気を貰えました。

 また今回も、勇気がもらえたらありがたいです。


posted by kingstone at 07:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同僚達に愛情と情熱があったことは確かだという話

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 kingstoneです。

 いつもここにどこまで書いていいのか迷います。

 でも、これは「他人のいいところ」だからいいだろう、と思って書きます。そして私の情けないところだし。

 ある行事(この行事自体はたぶん多くの子どもも喜ぶし保護者も喜ぶ)をやるかやらないか、という話になりました。明確に反対したのは私一人でした。

 そしてほとんどの方が「やろう」という意思を表明されました。
 
 私の反対意見は「私がしんどい」というまことに自分勝手なものでした(爆笑)

 でね、本音はね、もちろん「私がしんどい」も事実。しかしそれ以上に「日常の授業で意味あることができているのか。それをきちんとしていないで行事、行事に流れて、子どもの卒業後の姿をどないすんねん」でした。

 で、行事に力を注げば、確実に日常の授業の準備はおろそかになりますから。

 でもさすがにそれはよう言わなかった。

 しかし「しんどい」ことを超えて子どものため保護者のためにやろうじゃないか、というみなさんの姿勢はほんとに(皮肉でなく)感動的でした。

 今日、ある若い方と車で長い時間過ごすことになりました。
 相手にとってはめちゃ迷惑かな(笑)

 でそんな話もこもごも語りました。

 するとその方、「僕が賛成したのは、担当している子の笑顔が日常の学校生活の中で見れないんです。そういう校外行事の時は笑顔を見せてくれるんです。楽しそうにしているんです」・・・・・

 もちろん彼には「今の授業を変えて日常が楽しくなるようにするのが一番大事ちゃう?」というふうに言いましたけど。

 なんせ私でも、この壁はめちゃ固くて強いのだから、彼に変えろ、と言うのはむつかしいやろなあ・・・

 しかし、昨日から今日にかけて、どこかでこれはみなさんに伝えておかなければならない、と確信に変わってきました。たぶんどこかでまた「言ってしまった」をするでしょう。


PS. でもなあ、ほんま・・・
  今日は私がある行事のとりまとめ役でした。
  この行事も無くそうと努力したのですが、無くせず、
  拘束時間が極力少なくなるように、と考えて頑張りました。
  しかし、なーーんの視覚支援も用意できんかった・・・

お金が出た時の話


posted by kingstone at 07:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

知的障害養護学校(特別支援学校)のこと5

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

 > 『私が養護学校にいる間、たえず私を包んでいた言いようのない違和
 >感、そして私を辛くしてしまったものは、なんだったのか?』

> 1.人が自立する、そして自立を援助するということが、まったく意識に
> ない(または、勘違いされている)ということ。
>
> 2.たとえ笑顔でいても、子どもを教えている人やそばにいる人、すれ違
> う人から発せられる自信のなさ。
>
> 3.誰に向かって行われているのかわからないパフォーマンスの多さ


 書かれた実感よくわかります。
 ほんと実感を大事にすることから始めないと始まらない。

 何でみんな実感に目をつぶるのかな・・・

posted by kingstone at 07:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月24日(土曜日)

 おはようございます。

 今日も起動できました。

 昨日もとんでもなく暑かったけど、今日もみたいです。

 今日は、やけどのお医者様へ。たぶん最後になると思います。
 図書館にも行かなけりゃ。




posted by kingstone at 06:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする