答えを先に言っておくと
「わかりません」
ですね。ほんま人によっていろいろやろし。
私が自閉症の人に一番最初に自覚的に視覚支援した時はこうでした。
2日間セミナーから帰って来て1
これは後日、そのための視覚支援は無くてもいいようになってますね。
でもこんな例もあります。popoさんのブログから。
いります
10年たったからもうええやろ、と思ったら本人さんが「いります」と教えてくれた、って話です。
この場合は、本人さんが音声言語で伝えて下さったのでわかりやすかったわけですが、音声言語で伝えるのが苦手な方だっていますしね。
でもほんま、必要無くなったら何らかの形で本人さんが教えてくれると思います。それまで無理してはずす必要はさらさら無いと思います。
スケジュールについては、これはもう自閉症の人に限らず、ずっと必要なものじゃないでしょうか。人によって、場合によって、「頭の中」だけでOKなことがあるとしても。
人によっては絵入りや写真いりのがっちりしたのが必要だったり。そして同じ人でも文字だけで良くなることもあるだろうし。またカッコイイので無いとダメって言う人もいるだろし。あるいはこころ覚えとしてメモをポケットや鞄に入れていて必要な時に見たり、もうそうやって持ってるだけで安心して、見る必要が無くなったり。同じ人でも変わることがあるでしょうね。
この例は卒業式の手順書の例で、スケジュールというよりワークシステム(子スケ)ですが
卒業式の練習3
なんてこともありました。この「不安」が実感としてわかれば、簡単に「やめてみよう」とはならないと思います。
そういや今日、妻に言われてスーパーに買い物に行きました。買い物メモ(視覚支援物)をしっかり持って。この場合、「褒められたい」というのもあるかもしれないけど、「叱られるのを避けたい」という思いも大きいなあ・・・お子さんの場合だと「褒めて育ててあげてね」と言うけれども(笑)