私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年07月01日

宿泊活動でサポートブックやメモ帳が役に立ったという話

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。



※宿泊活動で高校生ボランティアさんにサポートブックとメモ帳を渡して大成功だったという話から。

 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

 わあ、サポートブック大成功だったようで、すごく嬉しいです(ニコ)

 というわけで保護者のみなさん、サポートブックもよろしく。
 
 で、そういうのができりゃあ、例えば学校でも担任が変わったから対応が変わる、というのも防いでいけると思うのですよね。

 またメモ帳もお渡しになったとのこと。
 これもグッドですね。もちろん筆記具もでしょう?

 私はウェストポーチにそういうものを入れていますし、みなさんにも紹介はしているのですが、なかなか自分も持とうという気にはならないですよね?>ボランティアさん

 そんな時でも保護者が「使って下さい」と渡せば、使ってくれるのじゃないかな。ってこれ学校でもかな??先生に渡す・・・怒り出すかなあ・・

 で、保護者にばかり要求していないで私も作らないといけないかな・・

サポートブック(マニュアル)
サポートブックに書いておいて欲しいこと


posted by kingstone at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ライトタイマーの使用を拒否された話

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 kingstoneです。

 今日学校に行きましたら、2学期からライトタイマーを使用したいお子さんの担任さんがおられました。説明して使用の許可を得ると「やってみて下さい」とおっしゃって頂けました。

 開放プールが終わると、おや保護者の方がいらっしゃる。

 で、担任に許可を取った上で保護者に話をしてみました。そしたら

「時計がわかってきているので、時計にしたい。アナログはわからないかもしれないが、デジタルなら」
「今困っているのは先の予定が、今すぐのことのように思えてしまうこと。そこらへんもできたら」

というようなことでした。でタイムエイドを使うのはやめにしました。またデジタル時計を100円ショップで探してみようと思います。以前、すてきなアナログタイプのをOさんに送って頂いたのですが、使う前にこわされてしまった(アセ)

 スケジュールの見通しが立つ件に関しては、担任にお願いしました。

 しかし・・・ってことは、時間の「流れ」とかがわかっていないわけだから「タイムエイド」的な取り組みも大切なんじゃないかな、と思いましたが・・・私の関わりは薄いので、そこまでは話はしませんでした。

 後で担任に「ね、指導法について保護者の許可を得ておくって大切でしょう」と伝えました。

 いくらこちらが「いい」と思っていても、合意できない場合は指導すべきじゃないと思います。しかし・・私、情けない教師だから他の方法でこの生徒さんが「時間の概念がわかってこれだけは頑張るのだ」という指導ができるかどうか・・・あんまし自信無いのよね。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 私は保護者には全然不満はありません。しかし、今まで保護者に(著作で、講演で、直接会って)何事かを伝えてきた専門家(それは特別支援教育担当教師も含まれるでしょう)にはおおいに不満がありました。




posted by kingstone at 11:45| Comment(4) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

母親企画のサマースクールのこと

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

 >夏休み中、子供たちはどうやって過ごしたらいいかと考えている中 母親の企画
 >で、ボランテイアさんを募りサマースクールと称しプールや、買い物学習、バス
 >に乗っての遠出、調理実習を行なうというものです。
 >昨年から実施。今年□□は初参加させてもらいました。

 わっ、いい!いい!!

 みんな同じようなことを考えてるんだなあ・・・
 でね、私のガイドヘルプ計画がぽしゃった原因のひとつに「kingstone主導」というのがあったと思うのですね。

 > 母親の企画で、

 これってすごく大事なことかもしれない。
 たとえば私だと「うまくいきませんでした」ですんじゃうとこがあるじゃないですか。でも保護者の方の強い思いがあれば・・・

 >れもんのように自閉症の事を勉強するわけでもなく(ダウン症の子もいたし)心
 >配ではあったのですがそれぞれボランテイアさん用に 親がノートに子供の特徴
 >を書き その日の出来事などボランテイアさんが書き込んで交換します。
 >□□は多動がひどいのでとっても心配だったので、れもんがホワイトボードに今
 >日の活動内容を書いていたのを思い出し、とにかく□□についていてくれるボラ
 >ンテイアさんにカード、写真、メモ、をお願いして事前に何をするかを教えてほ
 >しいとしつこくお願いしました。(心配性なもんで、、、)

 わおお!!!

 あのお、みなさん「れもん」でもやって下さいね。
 ほんま・・・やはり「れもん」でも、勉強はし続けていきたいと思いますが、でも「一人一人は別なのだ」ということがあります。

 だから保護者の方にしつこいくらいにいろいろとボランティアさんに教えてあげて欲しいのです。そしてまた「スケジュール」や「視覚支援」も保護者の方からボランティアさんに教えてあげて頂きたいのです。

 で、双方の情報交換があってこそ、お子さんにいい環境が作れるんですもんね。

 >ボランテイアさんが「やっぱり絵を描いたり、カードは有効なんですね」という
 >言葉がかえってきました。□□はしゃべってくれないので「ほんとにこれでいい
 >のかな?」とちょっと疑問に思っていたところもあったようです。

 これね、今の「れもん」でも同じなんです。やはりみなさん疑問に思ってはる方もたくさんいると思います。一人一人が実感を積み上げていくしかないことだと思います。それには一人一人にあったものを用意しないといけないのですが、それは私の力量には余ります。

 ○○さん、そして保護者のみなさん、よろしくお願いします。(ペコリ)



posted by kingstone at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ガイドヘルプ活動へ行く前に

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ガイドヘルプ・・・というより、訪問して一緒に遊びに行こうよ、という活動がぽしゃってしまいました。ちゃんと反省して、次に結びつけないといけませんね。

1.いきなり多人数は無理
  
 日を設定したけど、ボランティアさんの数もまとまって確保することができなかった。これは、いつもの活動でも、なかなか大変なのですから、予測できたことですね。

2.いきなり1対1で遠くまで出掛けるのは無理

 毎回、毎回ボランティアさんの成長に、感動してますけど、でも考えてみると、やはり一定の場にいるからできる、ということも多いですね。振り返れば、いつもいくつかはトラブルが起こり、でも周囲に手伝ってくれる人がいたり、トイレの失敗などがあってもどこで着替えをすればいいかなどもよくわかっているから対処できる。

 1対1で初めての場所だと難しいよなあ。

 で、まず保護者の方がどこかへ1時間ほど出掛けるとかの用事の時に、1対1で留守番して遊ぶ。

 次に、ちょっと家の周囲を散歩したり、近くの店まで買い物に行く。

 とかやってきて、その次に遠出をする、ってのが来るのじゃないかな。

 で、遠出の場合はお子さんによっては2人つくことが必要なことも・・・

 でないとトイレに行きたい時、行けないとかいうことも。(私のガイドヘルプ1回目もたまたま連れていった次男(当時5歳)が いてくれて安心してトイレができた、ということもありました)
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 今はガイドヘルプ活動も1対1で最初からOKみたいなのが増えていますね。
 トイレとかはどうなのかな。

 私、警備員(自宅じゃなく道路ね)をした時、トイレに行けないのがきつかったですが。
 ガイドヘルプをした時は、相手の方がトイレに入った時に一緒にする、というのでできました。




posted by kingstone at 11:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

その場で必要な物を作る

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


※ライトタイマーのケース作りの話から

 syunさん、どうもです。
 kingstoneです。

 >手元に余りはありませんが、製作会の前日、○○さんと一緒にケース加工用の型を作
 >りましたので、同じケースでよければ簡単に量産出来ます。いつでもおっしゃってく
 >ださい。
 >
 >実は、ケースの型作りが一番頭を悩ませました・・・・・

 すごいですね。

 ロシア原潜クルスク号の救難活動で、ある評論家が、ノールウェーの救助チームのビデオを見て

「その場(母船)でハッチを開けるための道具をすぐに作っています。その場で必要な物を作ることができるかどうかがアマとプロの差ですね」

と言ってました。確かにそうですね。昔の職人さんも自分で使う道具は自分で作ってはった人が多いし、物理や化学の研究者さんも実験道具を自分で作る人も多いですね。あるいはチームで作る。

 クルスク号は悲しい結果になりましたけど・・・


 プロという言い方は語弊があるかもしれませんが、視覚支援やコミュニケーションなども同じようなことを感じます。その場でどんどん状況に合わせて創造していけることって大事なんじゃないかな・・・むつかしいけど。



posted by kingstone at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

視覚支援物のコスト

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 kingstoneです。

 昨日C君の手帳(コミュニケーションブック)がぼろぼろになってきているので、新しい紙を印刷しました。

 今日お渡しするとお母さんが代金を下さいました。

 何か変な感じ・・・今までは全部ただでしたから。そして周囲の先生方にもただで配っていましたから。

 「でも制作会では1枚50円だったでしょう」

 そう言われればそうですね。で、思ったのですが、もちろん普及のために自腹を切って広める時期ってのもいるだろうけど、ちゃんとコストがわかるということも大事かもしれない。

 例えば「これが50円。(手間も結構かかっている)」ということがわかれば、預かったものをほったらかしにせず、大事に使おう、という気持ちも起きてくるかなあ・・・

 でも、まだ「それやったらいらんわ」と言われるかな(笑)


posted by kingstone at 11:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ある生徒とのやりとりとそれを同僚教師に伝えた話

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


※前にエントリーに書いた時は忘れてしまっていた細かいところですね。


 kingstoneです。

 今日、ある男子生徒がプールに入りに来ました。

 女性の先生が連れて来られたので、私、着替えについていきました。
 その時、彼とコミュニケーションしたいなあ、と思い紙とサインペンを用意していきました。

 彼が着替えてから「あついなあ」と言うと彼はうなづきます。

 (うなづくんだからいいようなものなのに)「あつい?」と尋ねて彼に何か書いて、ってうながしました。すると彼は「プール」と書きます。

「おお、プール。プール楽しいよなあ。楽しい?」と言ってから(しかし・・もうちょっと言い方、尋ね方ないかああ・・・で、またこの時、彼は強くうなづいてました)うながすとまた「プール」と書きます。

 私は感動していました。私は特に最初は一言も「プールと書きなさい」とか言ってません。たぶん彼の頭の中は「はやくプールに行きたい」という思いでいっぱいだったのじゃないかと思います。


 さて、彼の書いてくれた紙を出会う先生方に見せて説明しまくりました。

 たいていの先生はびっくりします。彼にそんな力があるとは思っていなかったのでしょう。ある先生は「それくらい書けると思うは」とおっしゃいました。しかし・・・今までそういう環境を用意してきたか、ということは疑問ですね。例えば時間割を写させるというようなことはやっていても。

 私が先生方にお見せした意味は、単純に感動した、ということもあります。しかし裏の意味もあります。その生徒を見ていても、どの生徒を見ていても、「この子はどんなことを考えているのかな。思っているのかな」と考えることも少ないのじゃないか。また思ったとしてもせいぜい顔色から読みとろうとするくらいでそれ以上のことはしていないのじゃないか。もっと、そういうことを考えようよ、具体的な方法も用意しようよ、ということです。授業なんかも変えていかなきゃ。(ただし、裏は言わない)


 というような話を若い人にしているとある先生が話に寄ってきました。

「でも大事なのはそいう方法じゃなくて、相手がどういうことを考えているか、わかろうとする態度よ」

 思わず頭に血がのぼりそうになりました。もちろん、私としては「方法」も大事なんだよ、ということを伝えたいわけです。でも、実は私の思いにはもちろん「相手がどういうことを考えているか、わかろう」とすることが根底にあります。しかし話の流れでそう出されたらなあ・・・何か私がそういうことを大事にしていないみたいじゃない(笑)

 でも、2言3言話してから「この方も大事なことを言っているのだ」ということで、私は引いて主として若い方とこの方がしゃべり、私は時々相づちをうつ、というのに変えました。

 この先生も伝えたいことがいっぱいあるんだよな。

 で、話が終わったあとで、この先生に「また自主研修会で講師もしてね」とお願いしました。何となくそうすることが「公」であるような気がするのね。実際1対1の子どもとのやりとりの感受性は、この先生素晴らしいものがあります。

 とここまで書いてきて、笑いそうになります。

 いつもOさんが「公」だの「納税者への義務」だの言って、私は「そんなんちゃう。私は私がやりたいからやってるだけや」なんて言ってるのにね。

 さて、その生徒の話をしていて私が

「例えば、鉄道に乗ってはいけない、ではなくて、休みになったら彼が鉄道で京都まで行きたいとか伝えて、一人であるいは誰かと行ける、なんてことになったらいいよね」と言うと「まず無理やね。よっぽと理解ある支援者がいないと」という話になりました。

 そうかなあ・・・これは言っても仕方がないけど、私が今の知識があり、その生徒を小学部時代からずっと担当していたら、そしてできれば学校全体のカリキュラムと別に私の思うようにできていたら9年間あればそういうこともできるようになっているのじゃないだろうか・・・(注・今の学校のカリキュラムででは、自信はありません)

 何かものすごく悔しいです。

 で、やりすぎるほど宣伝活動をしていると思っていますが、いろんなものを見ていると悲しいです。

プール外伝
支援者が障害のある人の手を持ってするコミュニケーション2



posted by kingstone at 11:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こんな会が好き(支援グッズ製作会にからめて)

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

 >支援グッズ製作会の様子を読んでいて、また次回続編がありそうな気配に
 >ひそかに期待をしている○○です。

 ほんまねえ・・・
 あんな会はどんな会と言ったらいいんだろう。

 いろんな人に「ごめんね。流れもなんにもない会で」と謝りました。
 で、本当にそう思っているんですが、でも実は私はこんな会が好きなんです。

 講師の講義があるわけじゃない。でもすごい人がいっぱい集まっていて、聞きたいことをどんどん聞き、やりたいことをやる。そういうのが一番好きやなあ。

 久里浜の国立特別支援教育総合研究所では「えらい」先生の講義をいっぱい聴きました。で、実は一方的な講義で得られるものってあんましないような気がします。ある非常に実践されている先生、やられていることをきれいにまとめて講義されようとしました。それに対してOさんが「挑発」したのね。そしたらその先生「ようし」と、予定の講義はやめにして、自分の実践についてこちらの質問に答えつつ、話始めました。私もすごく面白かったです。

 でも、その先生講義の後で「いいのかな?こんな雑談みたいな話で」と首をひねってはりましたけど(笑)なんでそう思いはるのかな・・講師の「講義かくあるべし」というのと受講生のニーズがずれてるのね。でもこの講師さんはこちらのニーズに合わせてくれたわけ。

 まあ次に同じような会が開かれるかどうかはみなさんのニーズ次第っすよね。


posted by kingstone at 10:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

怒ってんねんけど、このへんにしといたろかあ

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


※ある自閉症のお子さん。学校から公立の体育館に遊びに行ったところ、そこにたまたまお母さんがいた。彼は帰れるものと思いこみ、スクールバスに乗せると暴れ出した。そこで紙に学校・体育館・お母さんの絵を描き、学校に戻り、活動した後スクールバスで下校するとバス停でお母さんが待っている、と伝えた。すると彼はその紙を手に取り、びりびりに破いた後、落ち着いた。という話の後で。

 Oさん、どうもです。
 kingstoneです。

 > つまり...『僕の言いたいことあんたらどれだけわかってんねん』『どれだけ通
 >じてんねん?!』『えぇ!!!われぇ〜!』てなもんで、いちゃもんつけてたような
 >もんです。
 > で、一応精一杯わかるように担任が説明した...それは「わかった」けど、その
 >状況は「けたくそ悪い」に変わりないので、ビリビリに破って....「今日はこれ
 >くらいにしといたろかぁ...」ということでしょうか?!

 これね。
 ほんまあるよね。
 怒ってんねんけど、このへんにしといたろかあ。




posted by kingstone at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月1日(木曜日)

 おはようございます。

 今日も起動できました。

 薄曇り?
 でも照ってて暑くなりそう。

 昨日は

発達障害のある子への支援 小学校編

をほとんど書き上げたところでChromeがクラッシュ!!
こまめな「下書き保存(データセーブ)」をしていなかったため、また最初から書き直すはめになりました。こんなことあるんや・・・・


posted by kingstone at 07:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする