大昔の話です。
知的障害特別支援学校にいた頃。
※この話についてはブログに書くことを少し躊躇しましたが、個人を特定できる話ではなく一般論として語れると思うので書きます。
kingstoneです。
>「れもん」の時は パットはさんでいってますし。でも、これにはちゃんと理由が
>あって、○○は プールで 大量に水を飲むくせ(?)があるので、プールの後は
> 洪水状態なんです。でも、これも、ちゃんと止めていかないと行けませんね。
うーーん・・・でも状況によって柔軟に考えればええのとちゃいますか。
もちろん「水を飲まないですむ」ということができれば一番でしょうが。
例えばF君はれもんのプールの時、5分ごとくらいにトイレに行きます。
やはり大量の水を飲むので、そりゃしたくもなるわけですね。
これ、止めるったってむつかしい・・・状況が許すならOKかな、と思っています。
一番いいのは何らかのサインを送ってくれることですけど・・・
> さて、学校ですが、年度初めに 先生が、とにかく ○○君は、身辺自立を中心
>にがんばっていきましょう。とおっしゃられていたんですよ。実際 私も
>家の中の生活で 一番がんばっていかないと行けない事と思っていましたし、
>小学部の間もずっと がんばってきたんです。
がんばる・・・がんばってこられたのですよね。
私、がんばることは大切と思っています。でもほんとお子さんの特性に応じて、合理的でできるだけ楽ちんな方法を考えたいなあ、といつも思っています。外から見たらほとんどがんばっているように見えないくらい・・・
> それと、なによりも、○○の意志を 全然無視していると思います。だって、
>○○は オシメすると言うと、とっても悲しい顔するんです。
これ、すごく大事なことだと思います。
自らの意思を表現しているなら、それを受けとめてあげることが大事ですよね。たとえいろんな状況でどうしても意に添えない場合もありますけど、そういう時でも気持ちを受けとめることはできる・・
> でも、夜 やっぱり○○も オシメさせてます。 これも、完全に親の都合で、
>布団をぬらされるのが 困るからです。
> こうやって、書いてみると、私の方針も ガタガタで、なんだか、反省するとこ
>ろいっぱいですね。
上にも書きましたが、状況に応じて、それこそ本人の気持ちもよく聞いて、仕方のないところは「ごめんね。でも、ここのところはどうしてもたいへんやからさせてね」とあやまった上で、やらせてもらうとか、いろいろ柔軟に考えていいと思いますよ。
posted by kingstone at 11:19|
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特別支援教育や関わり方など
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