もちろん普通の時計(デジタルやアナログ)がわかればいいのですが、それは難しいこともあります。
そんな時「残り時間が目に見える」機器が役に立つことがあります。
私が実践している時に使っていたものはこちら。
ライトタイマー

もともと電子工作キットがあり、syunさんが丁度いい大きさのプラスチック箱を探してきて、穴開け(こいつが結構手間)をしてくれました。私は2個持ってて1個は自分でハンダづけをし、1個は誰かにハンダづけしてもらいました。1個2000円くらいでできました。実際に使っていた様子は
ライトタイマーを使って機織りをする
この時はまあまあうまくいったのですが、特別支援学級の時は失敗しました。こちらが
「ゲームを時間が来たら終わる」
「電車を見るのを時間が来たら終わる」
に使おうとして、全然使えませんでした。やっぱり「時間が来たら本人にとっていいことが起こる」というところから始めないと。わかりやすいのは「カップ麺3分間待つのだぞ」「この時間が終わったらゲームができるぞ」とかかな。
知ってる例では「食事がとりにくかったのがタイマーで食事時間を知らせてあげたら食べられた」というのもあります。これは「せかした」のではなく「食事時間がいつまで続くかわからない。食べられないよ」だったのが「そうか、ここまでが食事時間なのか。わかったよ。じゃあ食べようか」であったと思われます。
ライトタイマーについては、残念ながらキットが手に入らなくなってしまいました。
昔はおめめどうで、制作費をのせて完成品も売っていたのですが。
現在おめめどうで売ってるのは
商品解説18(タイムタイマー)
タイムタイマー

6000円ちょい、の値段ですね。
他にもタイムタイマー風のLEDが消えていくタイプのもネットで探せばいろいろあります。
ただし、値段は結構高いです。
で、もうキットなんかは手に入らないのだろな、と思っていたらこんなのがありました。
お父さんの[そらまめ式]自閉症療育
から
そらまめ式電子タイマー・マルチランプ64 製作キット正式頒布について
これ、頒布代金1900円、送料500円ははっきり言ってめちゃ安いです。
ご自分で秋葉原へ行って、部品を買って、梱包して・・・どれだけ手間と時間がかかっていることか。
まあもちろんハンダづけができる人でないと作れない、という大きな壁はあります。
ライトタイマーなど機器を使う時に
時間の見通しを立てる。機器や紙に描くことで。