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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年06月11日

個別支援計画(IEP)について

 最近「個別支援計画」で検索をかけて私のブログに来て下さる方がたくさんいらっしゃいます。

個別支援計画(IEP)書式の解説と具体例(大昔のもの)1 解説

からあれこれ書いています。これらの書式はなかなかいいと思っていますが、具体的事例というのはありません。例文がちょこっとあるだけです。

 教師の方が文例を見るのだと下記のブログが参考になるかもしれません。

2010-06-07 ベロのIEP(その1)
2010-06-08 ベロのIEP(その2)

 ただ2つ目のエントリーで、コメントで私がいろいろやりとりをして、いろいろ考えさせられるところがありました。

 個別支援計画(IEP)を作る時、本人の選択・表現をどう大事にしていくのか。どう実現していくのか、の視点が大事だろうな、と思います。(つまりどんな授業を作るのか、どんな学校を作るのか、というところにつながってきますね)






「きらっといきる」あらってるねえ! 〜・西畠義浩さん〜

 NHK教育の

 「きらっと生きる」あら ってるねえ! 〜・西畠義浩さん〜

を見ました。
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【水へのこだわりを仕事に・西畠義浩さんの日常】

 西畠義浩さん、29歳。自閉症です。
 自閉症の特徴の一つに、“特定のものにこだわる”があります。子どもの頃から水に強いこだわりがった西畠さんは、養護学校を卒業後、ラーメン店で食器洗いをする仕事に出会いました。言葉で気持ちを伝えるのが苦手。でも、パソコンで日記を書くのは大好きです。 この春、仲間と一緒に屋台での出張販売に出かけた西畠さん。果たしてうまくいくのでしょうか。
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 もちろんテンプル・グランディンさんもいいけど、西畠さんみたいな、ちょっと見て自閉症とわかるような方が働いてはるところを見れるのは嬉しいです。

 西畠さんは、エコラリアばりばり、音声言語で話しかけても意思確認は難しいかたです。太田のステージで言うとIII-2くらいかな。でもノートパソコンで「○○をした」というのを時系列に並べた日記を書いてはります。漢字変換もOK。時々誤変換してはりましたが。

 最初の方にNHKが紙に大きな字で書いたもので取材の許可を西畠さんに取ったらしいことが示唆されます。えらいぞNHK。ご本人に許可を取る、って大事ですよね。

 ラーメン店というのは福祉法人の運営する店です。多くの障害のある方が、その人のわかる方法で働いていました。

 西畠さんが「ビール!」と大声を出していました。注文を通したのかと思ったら、西畠さんが機嫌の良い時に出すひとりごとだそうです。

 でも洗い物・お茶つぎ・たまねぎ切り・盛りつけなどいろいろな仕事をされてました。

 指導員さんのサポートとしては小さな声で短い指示。具体物の提示。たぶんモデリング(やって見せる)もあると思います。それとNGワードを言わないこと。「ダメ」「名前」などはよくわかります。たぶん禁止や指示・叱る時などにそれらの言葉が使われたためにNGワードになってしまったのでしょう。それと「ありがとう」もNGワードだとか。これは何でだろう・・・強要された??ちょっと想像がつきにくい。

 西畠さんは忙しくても、お昼ごはんは12時、おやつは3時と決めていて、職場でもそれを認めているそう。ところが出張ラーメン店の日は3時を過ぎても頑張りはります。指導員さんは「後で楽しみがあったのかもしれない」とおっしゃいました。

 でスタジオで番組案内役の人が「何が楽しみだったのですか?」と訪ねたのですが、全然コミュニケーションになってませんでした。

 スタジオでの収録、西畠さんすごく頑張っておられたと思います。たぶんあまり意味のわからない状況で長い時間座り続けてはったのだから。

 番組案内役の人たち3人とも「音声言語をゆっくりしゃべる」でコミュニケーションしようとしてはった。あれでは西畠さんの返答は本心なのかエコラリアなのかわかりません。また意味が理解できていないであろう場面がほとんどでした。

 途中、地図のフリップを提示して、しかし質問は音声言語で言った時、西畠さんがフリップを払いのけました。案内役(少なくとも女性の小林さん)は顔がひきつっていたように見えました。脳性マヒ当事者で施設職員の玉木さんはそうでもなさそうに見えましたが。

 途中、玉木さんは「言葉(音声言語)だけがコミュニケーションじゃないんだ」と見事に喝破してはりました。その通りです。それであるならなおのことNHKは何らかの「見てわかる」コミュニケーション手段を用意すべきだったでしょう。それを助言できる人が番組関係者にいないのかな?「きらっといきる」なのに。西畠さんだったら漢字かな混じりの文で理解できそうな気がします。(ここんとこ、知ってても、具体的に実行できる人は少ない・・・)

 私の友人は番組を見てTwitterで

「やはり「選ぶメモ」等で書き言葉を用意してあげるべきだよね〜。おうむ返しも見られたし。パソコン日記でやっとほんとの気持ち出せたみたいだ。あー、疲れたわ(*´ο`*)=3」

とつぶやいてました。

おめめどうの商品の値段「選ぶメモ帳」「○Xメモ帳 」で考える

 「○○が欲しい」の選択だけなら比較的簡単ですが、気持ちの表出などになると、ちょっと表出するのにチャンスをねらうのと工夫がいるかもしれません。それを積み重ねていくことが必要になっていきます。

この授業面白くないを表現してもらい違うことをする(その他気持ちを表現する)

 まあ西畠さんが養護学校(特別支援学校)を卒業した10年前だとまだまだそういうことは広まっていない頃ですが。(私が実践していたのが丁度その頃です)今、勤務しているお店でも、ほんのちょっとした時にやってみられるといいのですが。(いつもいつもする必要も無い)

 でもまあなかなかいい番組でした。
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追記
 最後のほうに「今、勤務しているお店でも、ほんのちょっとした時にやってみられるといいのですが」と書きましたが、「教えなきゃ」ということではありません。西畠さんも29歳。「教える」なんておこがましい。

 ただ、今、「書いて見せる」「書いて選んで貰う」は、別に「教える」じゃなくて、今できてることじゃないかと思います。だったらそういう環境を作んなきゃ。で、そうやってたらいろんなことが新たにできるようになるかもしれませんが、それは結果です。「教える」わけじゃない。

 う〜ん、実は最近「教育」とか「療育」とかも同じようなもんじゃないか、と思えてきました。「できる」環境を作ってあげると、もう自分から学んでいく。

なかなか書いては下さらない
書いて質問すると答えてくれる
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追記
 こちらに番組内容(やりとり)の詳細が出ています。

「きらっといきる」あら ってるねえ! 〜・西畠義浩さん〜

あれ?上のと一緒か。






























おめめどうの直接支援その他と週刊朝日の記事のひきこもり支援の料金を比較してみる

「中年ひきこもりクライシス(週刊朝日6/18号)」に出てたひきこもり支援の料金と、おめめどうの直接支援その他の料金を比較してみたいと思います。

 もちろん「対象」とかが違ってるから単純に比較できるものではないけどね。

 週刊朝日の記事再掲

引用開始
「3年ほど前から、ある団体に息子への訪問をお願いしています。10分間の面会に1000円。100分息子と過ごして、その後、親と話をして、1回12000円です。息子に手紙を1通書いてもらうと、5000円です」
引用終了

 これは中年ひきこもりの人への訪問100分と、保護者との面接20分ですね。本人さんに対して何をしているのかなあ・・・訪問してくれる人は「専門性」のある人なんだろうか・・・保護者との面接いうのがあるから「専門性」あり、ということなんだろうな。しかしどんな「専門性」がいるんだろう??

 で何か「よきこと」が起こった、起こってる、とは書いてませんね。まあ人が訪ねて来る、ってのはひとつの「よきこと」なのだろうけど。

 記事の例だと、そのひきこもりの方は、「自動車を運転して、出かけていく。人に会わなければ、外出はできる」とのことですから外へは出ることができるみたいです。うーん、どんな支援ができるんだろう。


 私、身体障害者ホームヘルプ・知的障害者ガイドヘルプ両方やってる事務所から働きに行ったことがあります。行政の外郭団体?資格としてはホームヘルパー2級。でもホームヘルプでもガイドヘルプでもホームヘルパー講習会で習った知識は全然関係なしで(そっちは認知症高齢者に関する知識)肢体不自由特別支援学校で身につけた知識や知的障害特別支援学校で自分で(!)身につけた知識が役に立ったわけですが。

 お金はどうだったんだろう。私には時給800円で交通費なしくらいだったと思うのですが。1000円貰える場合もあったかな?
 利用される方は「自立支援法」とか使って安く利用できていたはず。

 朝日の記事だと2時間12000円払ってるわけですね。かつ外へ出るんじゃなくて家へ来る。ふ〜む、何をしてはるのかな?(非難じゃなくて純粋な疑問)


 おめめどうの直接支援だと。

おめめどうの直接支援

から。

 対象は「自閉症のお子さんをお持ちの保護者」ということになると思います。別に支援者でもいいけど、お金の出どこが無いでしょうね。

 で保護者で「いろいろ困ってるよ」という方。もちろんお子さん本人も困ってる。

 8時間 費用:5万円 +交通費

 本体部分にかかる費用は週刊朝日の記事に出てるのとほぼ一緒ですね。1時間6000円ちょい。週刊朝日の記事のほうは交通費はどうなっているんだろう?

 おめめどうの方はsyunさんが来る。syunさんについては

syunさんのこと
自閉症やアスペルガー症候群の人自身の選択・決定と社会適応について

で少し書いてます。対象のお子さん(あるいは成人)の方は自閉症で強度行動障害と呼ばれる人や特別支援学校や特別支援学級にいる児童・生徒あたりかな。アスペルガー症候群の子の支援をしてる例は見たことが無い。でもアスペルガー症候群の人と楽しく(?)つきあってはいはった。

   追記
    最近は生活保護とか制度を使った支援に関わってはったので、その中には
   アスペルガー症候群や様々な発達障害の人がいた可能性が高いですね。コミ
   ュニケーション支援とかとはちょっと違う次元ですが。

 で来て何をしはるかと言うと、たぶん本人さんを見、保護者の話を聞き、どう環境を整えるか、またわかってもらうのにはどうしたらいいか、表現してもらうにはどうしたらいいか、を考える。そしてどう考えたらいいかを保護者に伝えてくれる。考え方の部分は「目からウロコ」「びっくり」というのが結構あるかもしれません。TEACCHやおめめどうの考え方を知ってたらそうびっくりしないと思うけど、現実に適用する部分で「へえええ」と思うところは多いと思います。

 目の前に材料があればパッパッと設定してしまうだろし、無ければ保護者が後で、ホームセンターとかニトリとかへ行って揃えたり、工作したり、ってこともあるかもしれません。

 で、話がついてれば「学校」や「施設」の環境整備も実際に現場に行ってできるでしょう。もちろん移動時間は8時間の中に含まれるでしょうが

 で、本人さんが家や学校などで居心地良く過ごせるようになる。

 すぐにいろいろ「よきこと」が起こる場合もあるし、だんだんといろいろできてくるようになる、という部分もあるし、なあたりです。

 基本的に保護者にはすごく優しくわかりやすく答えてくれはります。学校で教師にもそうなんだけど、もし教師が「わけのわからないこと」を言って反論しつづけたり、変な行動をとったりしたら怒って黙ってしまうかもしれません(^O^)

 学校など以外の社会参加も大事にしはるから、ガイドヘルパーさんの利用などについてもいろいろ教えて下さるかも。

 まあたぶん「よきこと」は起こりますね。
 それで1回8時間で5万円。
 場合によってはご近所で折半して午前と午後で来てもらう、なんてのもあるでしょうね。


 ちょっと比較で教師を出してみます。
 年収500万として、250日子どもと関わるとして、1日2万円が毎日。
 退職間際の年収1000万だと1日4万円が毎日。
 ・・・何も言いません。


 週刊朝日の記事の手紙の例。
 1通5000円。


 おめめどうのハルネットだと。

7月からのハルネット(支援相談メーリングリスト)参加者募集のお知らせ

入会金5000円で、3か月12000円。継続する場合、入会金はいりません。

 で、もし相談事をすれば確実に返事は来ます。1通2通なんてもんじゃない。それこそ何度でも。

 またメーリングリストですから、他の参加者のメールもいっぱい。

 まあ、自分に関するメールだけ読んでる分には大丈夫だけど、参加者みんなのを読もうとすると、ネット体力とでもいったものが必要になるかもしれません。ROMオンリーでもいいそうですが。


 まあ、おめめどうのあれこれ、コストパフォーマンスがいいんだよ、という話なのですが。

 ここに書いてあるのはあくまでも1個人の考え(感想)です(^-^)
 行動する時は自己責任にて。












6月11日(金曜日)

 おはようございます。

 今日も起動できました。

 とてもいい天気です。

 はやぶさ帰還(帰還とは言えないか・・・本体は燃え尽きるから・・・)まで、
あと2日。