私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年06月01日

見てわかるものでコミュニケーションすることを周囲に理解してもらうのが難しいという話

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 他の知的障害特別支援学校の先生との対話です。

 kingstoneです。

 >で、いろいろ、話したのですが、要するに子供は教師の言うことを聞くことが
 >できればいい、ごねたりかんしゃくを起こさなければ伝える必要は無いという
 >考えなのかなと思うとがっかりしてしまって、、、、、、

 うーーん・・・確かに音声言語のみで動いてくれればこちらは簡単・・・音声言語のみの授業や行事でもその場に静かにいてくれれば、そりゃ簡単・・でも実は、わかってないところをつきあってくれてるだけかもしれない、そこんとこをどうこちらが理解するか、ですよね・・・

 >その子はこの頃びっくりするような力を見せてくれています。うちの小学部は、
 >水曜日が図工、金曜日が徒歩訓練なのですが、その子は、その授業を楽しみに
 >しているのですが、予定が代わって違う授業を提示するとカードの中から、そ
 >の曜日の授業のカードを捜し出して来て、「今日は、これのはずだ」と示した
 >のです。そんな事が、3学期になって何回かあり、皆でびっくりしたものです。
 >曜日がどこでわかるんやろうと謎です。
 >
 >一方的に次の予定を示すだけに使うことの多かったカードですが使い慣れて来
 >ると子供も使うようになるものなんですね。意図的に使わせたのは、お代わり
 >のカードだけだったのですが。

 そうです、そうです。ほんまねえ・・・不思議ですけど、そういうことありますよね。伝えられるんだ、ということがわかれば、いろいろ使い始める子もいる。

 >そんなふうに、とてもとても有効であるカードコミュニケーションなのになぜ
 >そんな風に考えるのか真意が分からなくて、トホホ状態です。

 っていうかごく普通の健常な方の意識としてはそうなってしまうと思います。自分が困っていないのだから、子どもも困るわけがない、できないのは「さぼり、なまけ、親の躾が悪いせい」とかいうふうになるのが少なくとも今まではごく普通と考えたほうがいいんじゃないかな。

 そこで理解して頂くためには、ほんまたいへんですね。

 あと、今までの学校の授業って「指示を守らせる」ことだけで、本人たちの選択とか、本人たちの意見を聞く、とかいうことには健常な子どもたちへの指導でも、なかなか無かったと考えていいのじゃないでしょうか。

 本人たちの表現を引き出す、という考えが無ければ、カードコミュニケーションなど「補助代替コミュニケーション手段」などほとんどいらないわけで・・・・

 でもそういう「考えが無い」人を非難はできないわけです。
 先輩から連綿として続いてきてるんだから・・・

 私の学校に来た大学教授が言いました。「TEACCHのセミナー。こんなもの行かない方がよろしい。こういうセミナーなどで学ぶのでなく、先輩から学びなさい」

 もちろん、みなさん先輩から学んで来られたと思います。まじめに。しかし先輩から学んでいたのでは、こういう考えが無いのだから、理解して頂けなくて仕方ないですよね・・・

 まあ、そんな環境の中で進めていくのですから、ほんまぼちぼちと敵を作らないようにしながら、やっていかないと仕方が無いかなあ、ということを思います。

 あ、それと保護者の方に勉強して頂いて、保護者の側から学校に要求して頂く・・・(こう書くと親御さんから叱られるかもしれませんがでも同僚からの意見というのはなかなか理解されないんです・・・)


 >う〜ん いい子になってくれてうれしいような、いやいやこんないいかげんな
 >事にはもっと断固抗議して欲しいような、複雑な思いです。
 >
 >何事も無かったからよかったよかった、これでもいけるやん。となると、今度
 >わけわからんようになっておおごねになったとき、きっと、勝手なことをまた
 >言ってる、と言われることになってしまいそうです。

 あはは、よくわかります。
 そうですよね。



ボランティアさんが集まりだした

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。



 ふーー、疲れております。
 で、今日は時間休で帰ってきて布団に潜り込みました。
 そしたら遠くで電話の鳴る音が・・・
 仕事が追いかけてきたか、やだやだ、と思ってたら長男が子機を持ってやって来た・・・

 出てみると、AA大のボランティア希望の方でした。
 よくまあ今日かけてきてくれたものです。
 んなもん、普通だったらいないぞ。

 大学まわりはまったく無駄に終わったか、と思っていただけにありがたいことです。こんなふうにちょっと時間をおいて反応が返ってくるものなのかもしれませんね。

 現在
 私         1人
 FF大学      2人
 某氏の紹介     3人
 新人Bさんと友達(?)2人
 AA大学      2人

          計10人?

 うーむ、こうなったら○月○日に集まる時(ただしこの日は来られない人はたくさんいる)に、私の知り合いを呼んで実際にプールに入ってみたらどうなんだろう、と思いだしました。

 脱衣場はどうなっているのか、とか見ておきたいし。
 前回、プールの中に入れてもらおうとしたら「単なる見学はだめ」って言われましたから。
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追記
 やっぱりいろいろ疲れてたんですね・・・





私が大昔に関わった地域のお医者様(自閉症関連)

 大昔の話です。

 私が自閉症関連で大昔に関わった地域のお医者様に関する話です。

 知的障害特別支援学校時代。


  自閉症で睡眠障害のお子さんについて、お医者様を紹介して欲しいという相談を受けた時に、誰を紹介したか、について書きます。

 相談を受けた時に、私の尊敬する○さんという特別支援学級教師と一緒に話をうかがいました。でいろいろお医者さんの名前も上がったのですが・・・


A医師

 大学でも教えておられた。地域では無茶有名。教育学部の卒業生に話を聞くとたいへん人気のあった方だそう。

 診断は的確??

 ところが、このお医者様。私のいた知的障害特別支援学校で、教師全員が参加する相談会に来て下さった時。

 自閉症の生徒がいたずらをして困るのだが、という相談を受けて「教師が周囲を取り囲んで「お前が悪い」と徹底的にわかるまで叱りなさい」という対応を指示されました。まあ教師の出した情報が悪かったのかもしれませんが・・・・

 確かに教師は「困った場面」の情報しか言わなかった。しかしこのお医者様もその生徒が「何がわかって」「何がわからないのか」「他の場面でどういう行動を取るのか」などは聞かず、間髪を入れずに答えられたのだけど・・・

自主研修会の生徒です。

 私はそれまでもこのお医者様の「障害のある子への対応の指示」に疑問があったので、反対。しかし○先生はすすめてはりました。

 特別支援学校の教師も「周囲を取り囲んで叱る」という対応はしませんでした。



B医師

 なぜかはわかりませんが○先生は反対。

 私はこのお医者様はよく存じ上げません。ただし地域では有名。

 しかし私の担当してる生徒、脳波を取るべく何度も呼ばれ失敗。うーんコストパフォーマンスを考えると何故だろう、と疑問に思ったことも・・・でも私はよくわかんないので、「わからない」



C医師

 ○先生が強く反対。

 理由は「親の気持ちを考えない」「すぐに学校の悪口を言う」まあでも後者の方は、学校の現状を考えると、私なんかはしかたない面もあるのではないかなあ、と思ってしまうけど・・・

 あっ、「親の気持ちを考えない」という点では私の昔担当していた児童、初めて診断を受けた時、「重度の自閉症です」と言われ保護者はショックを受けたのですが、確かにそれに対して療育面などでのフォローは無かったな、という印象はあります。

 まあしかし「療育」の相談ではなく、「睡眠障害」の相談ですからそういう点ではみなさん信頼できるだろう、と思い、A医師やB医師に診て頂いたら、と連絡しておきました。
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 当時、ある程度信頼できたのはここか。

診断が大事という話2

 事例発表でアスペルガー症候群の生徒に対し、保護者や学校に「見てわかるようにつたえること」を指示し、その他様々な環境調整をして成功していました。(もちろんいろいろな手だてをとっておられましたが、その他の細かい点は記録に残っていません)

 ただし、当時の知的障害特別支援学校に通っていた重度知的障害を合わせ持った自閉症の生徒が、月1回通っていましたが、プレイセラピーを受けていました。またこの生徒については「見てわかるようにつたえること」という指示は出ていなかったようです。私が保護者に「してみたい」と提案したら反対されましたので。

 あっ、私はプレイセラピーを否定しません。私自身が「落ち着きがない」「指示が通りにくい」といいう主訴のお子さんに「プレイセラピー+箱庭」で劇的に改善した例を持っています。その子については当時の私は健常と思っていました。ひょっとしたら現在なら少し違う見方をするかもしれませんが。まあ、ようするにどの範囲にどのように適応なのか、という問題です。

 現在はそこは地域で様々な支援機関をサポートしています。その中にはTEACCH的な取り組みをしているところもあります。ただしいかんせん資源的に苦しいようですが。
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 特別支援学級に異動した時。

通常校でまずやめさせたこと

という状態でした。私は「見せてつたえる」こと、特にカードなどを使ったりスケジュールをしたりすることには慎重でなければ反発を買うことは自覚していました。しかしやはり「わかって移動してくれる」し、その他コミュニケーションも取れそうだし、つい使ってしまいました。

 学期が始まって2週間後、2人の自閉症のお子さんのお母さんが2人揃って来られ「カードを見せる」はやめてほしい、音声言語で取り組んでほしい、と申し入れして来られました。

 1人の子については「せっかく1語文が出かけているのに」とのことでした。お母さんは自閉症についての主治医であるD医師に相談をしたそうです。D医師は「TEACCH的取り組みである」とは気づかれたようです。D医師には私も面識がありました。お忙しいのに自閉症関連の講演会にも積極的に参加されているお医者様でした。ただしTEACCHについての講演会には行かれてなかったようです。D医師はこう答えられたそうです。「それはアメリカでよくやられている方法です。私にはわかりません」

 D医師は単に正直に「私にはわかりません」と答えられただけだと思いますがお母さんは「それはだめなんだ」と解釈されたようです。

 私は「では出かけている言葉についてはカードは使いませんので、その他についてはどうか使わせて下さい」とお願いしました。懇願した、という感じかな。

 まあ、そんなこんなで実践していきました。

 その後、私とD医師とつながりができ、D医師もTEACCHについて勉強して下さいました。

 で、次のそのお子さんの定期相談の時に私も参加させてもらいました。

 D医師はお母さんに

「もう先生におまかせしたら。TEACCHは面白いよ。写真を見せたら何でもできる」

と言って下さいました・・・。

 TEACCHだと「おまかせ」にはならないし、後半部分も危険な誤解なのですが・・・
 環境を整えたり、実践することはしやすくなりました。

 時代は少しずつ変わっていったようです。








 

自閉症など発達障害の診断がついたらまず環境調整をしてほしい

Togetterで

「自閉症など発達障害の診断がついたらまず環境調整をしてほしい」

をまとめました。

http://togetter.com/li/25903

 お医者様が自閉症など発達障害の診断をされた時は、まず「見てわかるようにする」などの環境調整(行事によっては参加できなくとも良い、なども含む)の指示(処方?)をしてほしい。という話から、誰が環境調整をするのか、といいう話になり、最後の方は保護者がしかたなくやってる、みたいな話になっています。

 私の話は基本、大昔の話がもとになっているので、今は全然違うかもしれません。

 そう言えば、私の現役時代の最後のほうにはスクールカウンセラーさんはいることはいましたが、数も少なく、活躍の場もまだ少なかったです。最近は増えてきてるし、発達障害に詳しいスクールカウンセラーさんもいるようです。




研究会代表の業務

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 えーっと、私の研究会代表としての業務内容を上げてみる、という話があったので、書いてみます。

○代表としてしなければならないこと
  ・研究会の登録内容が変わったら書類を書き換える(ボランティアセンターにて)

○代表にくる連絡
  ・ボランティアセンターからお知らせが来る。
    広報誌・助成のお知らせ(該当するいいのが無いので申請はしていない)
    アンケート・連絡会のお知らせ

    アンケートに答える義務はないかもしれないけれど、一応答えています。
    連絡会も出なくてもいいかもしれないけれど、一応出ています。
    出ると結構面白い。

○私がやっていること(これは別に代表だからってわけじゃない)
  ・講師連絡  日程押さえ、内容相談
         レジメを送ってもらい印刷
  ・部屋取り  しかし昨年度途中から申し込まなくてもボランティア
         センターの方で、取ってくれています。
  ・部屋開け  福祉センターの受け付けで鍵をもらって部屋を開ける
  ・部屋のレイアウト変更 机を講演会や報告会にできる形に並べ替える
  ・廊下用看板書き
  ・ホワイトボードに内容や時程を書く
  ・司会件タイムキーパー
  ・部屋のレイアウト復帰 これ、最近は私がいろんな人と話していると
         みなさんでやって下さってます。
  ・部屋閉め  受け付けに電話連絡して係の方に来て頂く
  ・電話など受け付け 参加希望の方から電話やfaxが来るので応対
  ・自閉症協会への連絡 これは毎回のことではなく、今年度でしたら
         前半、後半ということになると思います。でも遅れた・・
         来年度、半期ごとでなく年間計画が出るなら1度でokですね。
  ・いろんなところで宣伝

  あと、いつ運営委員会だとか全体のスケジュール作りもしなきゃ、と思いつつ、ご存知のようにできてません(笑)




ボランティアさんはまず口コミから集まったという話

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。



 託児の方。

 新人Bさんは、私の元同僚です。

 新人Bさんはボランティアに参加して下さいます。
またお友達さんにも声をかけて下さっているとか。

 やっぱり口コミですね。
 私も大学を回ったりしたけど、これは全然あかんかったです。

 ちょっとずつ増えてきている、ってとこかな。

 さて、今から学校にもぐりこんで「校長先生の話」を絵にしないといけない・・



虐待への対応について

大阪の知的障害児施設虐待事件続報

で少し触れていますが、虐待を解決するための方法について。

 たぶん昔(今もですが)、虐待を「子どもが悪いからしつけているのだ」と正当化する意見があり「そんなことはない。子どもは悪くないのだ」という流れが虐待防止にはあったようです。その考えをもとに法律も作られてきた。ちょうどその頃のことが

虐待についての大昔の話2

になると思います。しかしそこにも書きましたが「子どもに障害がある場合がある」「親に障害がある場合がある」わけで、しかもそれはちっとも「悪い」ことなんかでは無い。必要な対応をしていけばいいだけのこと。

 上の「大阪の〜」の記事では虐待にかかわる専門家として森田ゆりさんにコメントを頂いています。森田ゆりさんをググッてみると

エンパワメント・センター

を主宰されてることがわかります。ここを読むと「しつけと体罰」という著書も書いておられ、親のためのプログラムを提供されています。プログラムの内容は

1.安心な出会いの場:目的、約束事、身体ほぐし
2.安心な出会いの場:私の木、Iメッセージ
3.わたしのエンパワメント
4.怒りの仮面
5.感情のコントロール
6.体罰の6つの問題性
<中間面接>
7.気持ちを聴く
8.気持ちを語る
9.自己肯定感・否定的ひとり言の掃除
10.自分をほめる、子どもをほめる
11.母親らしさ、父親らしさ(母親グループバージョン)
12.もっと楽なしつけの方法
13.MY TREE
<終了時面接>
<リユニオン>同窓会

というもの。なるほど。私もベーシック・エンカウンターのワークショップに何度も参加してきましたが、そこから想像するに、参加者をリラックスさせ、いきいきとさせ、ものごとに立ち向かうパワーを獲得できるでしょう。参加者の自尊感情・自己肯定感のアップも期待できます。

 ただお子さんに障害があった場合、どうなのかな。
 障害への理解が無いと「10.自分をほめる、子どもをほめる」のところが難しくなりそうな気がします。「12.もっと楽なしつけの方法」はどんなのだろう。「視覚的・具体的・肯定的」だったりするかな?「いいことをした時にほめる」かな?それは10のとこか・・・

 あと親御さん自身に障害があった場合、「9.自己肯定感・・・」のところで障害への理解が入ると、ぐっと自己肯定感がましますが。

 ホームページのリンクの部分を見てみるとCAPへのリンクもあります。私もCAPについては

安心・自信・自由 の話をしたら

で書いています。つまり「子どもの人権」について考えてはるわけですね。

 であるからにはあと「障害への理解」があると鬼に金棒になると思うのですが。
 またお子さん親御さんによっては絶対に必要になることだと思います。

 少なくとも「月の輪学院」や「すみれ愛育館」の職員さんの研修には必要ですね。知的障害児・者のための施設なのですから。
















6月1日(火曜日)

 おはようございます。

 今日も起動できました。

 薄い雲はあるもののいい天気です。



posted by kingstone at 05:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする