大昔の話です。
知的障害特別支援学校にいた頃。
「福祉センター」の「ボランティア団体連絡会」の後、別のボランティア
団体の方と、しばらく話し込みました。このグループは障害者(成人みたい)
の学習を保障しようと、今まで勉強(算数とか)をやって来たそうです。
しかし、ずーーっとやっててどうも違うんじゃなかろうか、と気づいて
こられた。そして現在は「調理」や「パソコン」などを取り入れている、
とのことでした。また昔は肢体不自由の方ばかりだったのが、知的障害の
方も増えて来て対応がよくわからなくて困っている点もあるとのことです。
よくわかります。お話をうかがっていると知的な障害もある自閉症の
方も来られているようです。
活動日はなんと研究会と同じ日。そう言えば研究会をやっている時に、
調理やってるグループがあるなあ、と思っていました。で、調理台が2台
ほど余っているということなので、場合によっては「託児」のさいに使わ
せて頂くということもできますか、とお尋ねすると、もちろん、とのこと
でした。
人員的に「託児ボランティア」を出してもらうのは無理そうでした。
その後「Bb大学総合ボランティアセンター」に行って来ました。
部室に行ってみました。
副代表の○○さんとお話しましたが、他に2名、計3名の学生さんが
話を聞いて下さいました。(で、他にもたくさんの人がいてそれぞれに
仕事(?)をしていました)
「研究会・後半の案内」と「事前調査のお願い」の文書を持って行き、
完全に個人的なお願いであることを断った上で話をしましたが、つぼを
押さえた質問もして下さり、きちんと聞いて下さいました。
あちらのシステムはボランティアをして欲しいというニーズが上がって
くるとニュースレターで広報をします。そして希望者が出るとニーズの
あるところにつなぐ、という形でコーディネートしてくれるそうです。
で「託児」の件も、広報はできます、とのことでした。
ただし参加してくれる人数についてはわからないが、とのことでした。
(つまり無いかもしれないし、あるかもしれない)
ですからだいぶ早い目にボランティア募集をしておいて、人数を確定して
から「託児希望募集」をすればいいですね。
ちなみに費用のことを聞いてみましたが、このサークルの場合は基本的に
無料が多い、とのことでした。ただし今年度までは助成金が出ていて別の所
から交通費が出ていたのだが、来年度はそれが削られるとか・・どこも
たいへんですね。
帰宅するとFF大の学生さんから封書が届いていました。
実は将来の夢として障害児のための学童保育がしたかった。
だから是非とも託児ボランティアに参加したい、とのことでした。
読んでいて涙が出てきました。
とにかくいろんな意味で始めないといけないよなあ、と思っています。
で、いろいろ調査しながら考えていると、やはりどう考えても「研究会」
とは別組織を作ってやらないといけないな、と思いました。現在でも
「研究会」の正式の意思決定ルール(ってそれもあいまいではあるのですが)
にのっとらないで、独断専行でいろいろ動いています。で、またそうやって
動いていかないと実現できないものだな、という気がします。
もちろん「組織を割る」ということじゃなくて「協力関係にある別組織」
を作る、ということなわけです。でその「別組織」が「研究会」に対して
「託児」をさせて頂きたいとお願いする形ね。また場合によっては
ボランティアさんのために勉強の機会を与えて欲しい、とお願いする
形ね。
で、もちろん私も「研究会」の会員として残して頂きたいのですが、
それでもやはり「司会」とか、中のことはできなくなるな、と思います。
講師の先生への連絡などでお手伝いできることはもちろん、やりますが、
ほんとどなたかよろしくお願いしたいと思います。