私の関わりのある法人
ksbutton.png omemebuttan.png sowerbuttan.png
※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年05月11日

iPhone用の日本オリジナルVOCA(音声出力コミュニケーション支援ソフト)

iPhone用の日本オリジナルVOCA(音声出力コミュニケーション支援ソフト)

DropTalk

ができたそうです。まだダウンロードはできないのかな。
開発元のホームページに行ったら

「きっとどこかがすぐにやるだろう、と思って2年間待っていたら、なか
 なか出てこなかったApple社の携帯電話iPhone用のVOCA。待ちきれなく
 なったので、作ってしまいました。」

とのことです。

これからはiPhone用がいろいろ出てくるのでしょうね。

iphone用の日本オリジナルVOCA
DROPLET PROJECT NEWS

$kingstone page-DropTalk


posted by kingstone at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自立と人への関心

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 特殊教育学会での見聞のうち、めっちゃ面白かったのを
報告し損ねてました。

 あっちゃーー、資料が見あたらないからうろ覚えで書きます。

 まあなかなか自立的に動けなかったお子さんです。
 担任の先生とだけはいい関係だったけど、他の人には興味が
無さそうなお子さん。

 スケジュールを見てやるべきことに取り組む
ように指導しようと思いました。その時「やるべきこと」をやった
後に確認してもらう人を意識させようと思いました。で、こんな
スケジュールを作りました。B5見開き(開くとB4ね)の金属下敷き
をきれいに見栄え良くしたところに

 □○
 □○
 □○
 □○
 □○

というふうに磁石を裏にはった写真を貼り付けてあります。
□がイベント(着替え、荷物整理etc.)
○が確認してもらう人。

 最初は○は担任の先生のみ。

 で、やり方がわかって来たら、○の中に本人の写真や、別の
先生のを混ぜていきました。

 本人の写真の場合は自分で自分の写真を所定の所に入れる
だけでいいわけね。

 そしたら別の先生にも確認してもらいにいけるようになり、
また「自分」の時は人に確認してもらわなくてもいいという
ことがわかって来たわけ。

 そしたらそのうちに○を自分で全部、自分の写真にしたり
というようなことをするようになったそうです。(もう僕、
一人でできるよ、ってわけですね。)

 また他の先生とも関わることが増え、かつその頃から他の
お子さんや他の先生にも関わったり、冗談みたいなことを
するようになったりしたそうです。

 なーーんか、めちゃ面白かったです。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 この生徒は自立的に動けるようになって良かったです。
 自分で写真を自分のものにしましたし。

 でも、学校で「教師にいちいち確認を取る」はやめておいた
方がいいです。それは全然自立的じゃない。



posted by kingstone at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

校庭を3周走るのをわかりやすくするには

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ○○さん、こんにちは。

 私も、無くなる、の方がわかりやすいと思います。
 
 私がやっていたのは、旗を持っていて、1周走る度に缶に入れていく、と
いうやつ。

 ホワイトボードが出発点に置けるなら、そこに磁石を3個つけておいて、
1周走る度に外していく。これも磁石を入れる所がいるかな。これだと
何も手に持たないでいいですね。

 何か小さな物を3個持ってて、1周走る度に先生に渡す・・・

 先生にいちいち渡すより、やっぱり入れ物に入れるほうが、自立的かな。


posted by kingstone at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ひとなつっこい自閉症の人

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


※「自閉傾向」と診断されたお子さんの保護者へ

 ○○さん、こんにちは。

 > 育児相談の時に私から「自閉症では無いんですか?」と小児科の先生に聞いた
 >ところ、「違います。自閉症の子どもはお母さんにそんなにひっつきません」と
 >言われていたので、それを精神科の先生に言うと「自閉症とは断定できないけれど
 >自閉的傾向があるということです。」と言われ、なんだかわけがわかりません。

 お医者様は他の点もいろいろ見られた上での言葉かもしれませんが・・・

 あるひとつの行動特徴だけを見ては「自閉症である」とも「自閉症でない」
とも言えないですね。

 例
「この子は目が合うから自閉症ではない」
「この子は目が合わないから自閉症だ」
「この子はひとなつっこいから自閉症ではない」
「この子はひとなつっこくないから自閉症だ」

 いずれも「AだからB」という断定は「断定」が間違いですね。
そうであるかもしれないけど、それだけだと断定はできない、という
あたりです。
(目がよく合う自閉症の方、人なつっこい自閉症の方、それぞれおられます)

 でも実は私自身、かなり最近まで「人なつっこい自閉症の方はいない」
と思ってました。

 まあ何にせよ「結果的に行って良かった」ってことで良かったですね(ニコ)


posted by kingstone at 18:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ライトタイマーなど機器を使う時に

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


※時間がわかる機器を使う前にスケジュールや並んだ○を消していったり
 などの取り組みをし、それがわかったうえで使える、という話の後で。

 ○○さん、こんにちは。

こういう情報もすごく大事だと思います。

 私が今実践をしていてつらいのは、たまたま目の前の方に「これを
使ったらいいだろうな」とか思っても、○○さんの書かれた「これ以前」
の基本的なことが全然やられていない状況で、私一人が努力しても
どーしよーもない、と感じる時です。

 そして私がカードを使ったり機器を使ったりすると、その部分にだけ
目がいってそこだけ取り入れようとしたり、その部分だけで反対しよう
とする・・・

 あは、愚痴ってしまった。

 でもね、ほんま結局生活まるごといろいろな場面でいろんな支援が
使えて、それによって世界が広がる。その視点が無ければ・・・

ライトタイマーを使って機織りをする
時間の見通しを立てる。機器や紙に描くことで。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 ほんとうにちょっとしたことの積み重ねです。



posted by kingstone at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アフリカ変える “チーター世代”  山口絵理子さんのことなど

 クローズアップ現代の「アフリカ変える “チーター世代”」を見ました。

$kingstone page-アフリカチータ

 最初に出てきた女性は「果物をくさらせないでジャムにする事業を起こす」
というのをやろうとして、工場候補地を見に行き、建物の悪さにガックリして
はりました。もちろんめげずに次を探すのでしょう。

 山口絵理子さんがバングラディシュで鞄製造工場を立ちあげようとして、さ
れていた苦労を思い出します。山口さんはそこを乗り越えて事業を軌道にのせ
はったわけです。

 アフリカのチータ世代と呼ばれる人たちも、事業を起こし、雇用を産み出し、
広い意味での教育を行っているようです。「今までの対政府援助」の枠組みで
なく、起業による変革、といったあたりでしょうか。

  貧困の光景 (新潮文庫)/曽野 綾子

¥420
Amazon.co.jp

「貧困の光景」の中でも「今までの対政府援助」がいかに非効率であり、また
そうでない援助もいかに難しいかが書かれています。その中で曾野綾子さんは、
責任を持って寄付などをしていこうとされています。

 しかしエピソードの中で「飛行機の操縦士は決して黒人に燃料を入れさせる
ことはない(「黒人は信用できないから」というようなニュアンスで)」と書
かれています。

 「現状(いままで)」っていうやつはそうなのかもしれない、と思います。
で「現状(いままで)」を教えて頂けるのもありがたい。それがわからないと
「これからどうしたらいいか」も考えられないですから。また曾野さんは、責
任持っていろいろ関わっていこうとされてますし。

 ただチータ世代の人たちも、山口絵理子さんも「これから」を考え、行動し
てはるのだと思います。(山口さんはアフリカではないですが)で、やっぱり
「これから」を考え行動するほうが楽しいし。

 たぶん自閉症やアスペルガー症候群の人のことを考える時も、同じだろうなあ。

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)/山口 絵理子

¥1,470
Amazon.co.jp

 これ、めっちゃ面白いです。でもマザーハウスのHPのマザーハウス・ストーリー
のところででかなりの部分は読めたりします。

 後、毎日放送の情熱大陸で放映されたものをYouTubeで見ることができます。







posted by kingstone at 16:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

それぞれの地方でのTEACCH的取り組み

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


○○さん、こんにちは。

 >>> えーーっとね、ただ自分を振り返ってみても思うのですが、
 >>>「TEACCHをやってるつもりで全然違うことをやっている弊害」
 >>>はそこここであるかもしれません。
 >
 > すっごく,たくさんあると思います。子供の認知・理解に関わり
 >なく「なんでも絵カード」「廊下にはライン」とか,「構造化とい
 >うのは選択させると混乱するからひとつだけの提示をすることだ」
 >とか...。私の知っている例では「声かけは全員統一するように」と
 >言われてその学年の先生がそのとおり指導したら,こだわりに拍車
 >がかかりました。私は知らなかったのでそれと違う声かけをしたら
 >素直に指示に従いました。

 あは、○○さん、そうだった。

 えーっと、首都圏なんかではTEACCHはかなり名前としてはポピュラー
になってきてて、でもって「TEACCHをやってるつもりのとんちんかん」
も結構あるようですね。

 私の住んでる地域では少なくとも4年前、うちの学校のえらい方
たちはTEACCHという言葉もご存知無かったです。でその頃から私が
TEACCHという言葉を出し始めましたが、今でも管理職から「お前の
やってるカードシステム、なかなかええやんか」と言われてしまい
ます。

 で、私の地域では、たぶんTEACCHを参考にある程度しつこくかつ
試行錯誤しながら実践したのは私が初めてだと思います。(注・ちょ
と離れた県立校ではある保護者(研究会の共同創立者)の申し入れで
行われていたようです)

 ですから私の地域では「弊害」っつうのは無いような。
 (そもそも実践が無かったのだから)

 ただ私も「TEACCHをやってるつもりのとんちんかん」は数限り
なくやってます。



posted by kingstone at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

わかるやりとりをする(見てわかる方法で見通しをたてる)

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 KING STONEです。

 「幼児期にTEACCHを入れる弊害?」から派生したツリー
を読んでいて、つい先日もこんなことがあった、ってのを書きたく
なりました。保護者に許可が取れましたので、書きますね。

 10月8日、私がっやってる「れもん」での託児の時です。

 お迎えの時間が来たので保護者がみなさんやって来られました。

 で、さようならをして、私もほっとしていました。で、誰か
メンバーと夢中でおしゃべりしていました。で、耳にお子さんの
泣き声が・・・ま、特に気にもせずしゃべっていたのですが、泣く
のがおさまりません。で近寄って事情を聞いてみました。

 そのお子さん、その週、学校でめちゃ頑張ってはりました。

 で本人はご褒美として大好きな「デパート」に行きたかったのね。
でもその日は、お母さんも研究科で勉強、そしてもう帰らなくては
いけない。でも本人は「デパート行く」と言って大泣きしてたわけです。

 この保護者さん、この4月からTASや研究科で一生懸命勉強を
始められたところです。でももちろんなかなか体系的には勉強できる
時間なんて無いですよね。

 でお母さん、考えはりました。視覚的にやってみよう。

「より道しません。帰ります」と文で書いて見せました。

でも、大泣きは続き、困った状態のまま・・・そこで私が介入した
わけです。お母さんは困っていて音声言語では「そんならデパート明日
行ったげるから」と言うのですが伝わりません。

 私は「本当に明日、デパートに行く?」と確認してからこんなふうに
しました。

「8日」「9日」と文字で書きました。そして8日の下に、
ものすごく情けない絵でふとんで寝ている人を描きました。
グーグーという文字も入れました。

 9日の下にはデパートのマークを描きました。

 で、お子さんにこれを見せながら「今日、寝ます。明日そごうに
行きます」と音声言語で言いました。とたんにお子さんが笑い出し
ました。

 その後、もう少し泣きが出たりしたのですが、私がもう少し
詳しく、8日のスケジュールと9日のスケジュール(「ふとんから起きて」
とかも)を付け加えて説明すると泣きやみ、にこにこしながら、お母さん
と一緒に帰って行きました。

 あっ、それから「今週、学校でめちゃがんばっててんねえ」なんて
のも情報が入ったから音声言語で言ったな。

 この時私はお母さんに「まだ文字だけより絵があった方がいいかな」
と言ったのですが、これはわかりませんね。それもあったかもしれない
けれど、

「後でいいことがあることがわかれば、今我慢できる」ということで
あったのかもしれません。

 さて、翌日、お母さんはデパートへ行くべく出発しようとしました。
 すると突然の豪雨で身動きできなくなりました。
 お子さんは「電車行く?」と何度も聞いてきます。

 そこでお母さん、今回は
 雨の絵、雲から太陽が出てくる絵、車の絵を描き、
「雨がやんだら出かけます」と文字で書いて説明すると、やっぱり
笑って(笑)落ち着かれたそうです。

 まず、私にしろお母さんにしろ、このエピソードで、TEACCHを
やってる、とか、TEACCHのアイデアを参考にやった、とか言える
レベルの話ではとてもじゃないが、ありません。

 でも、後半のところでは私もお母さんも、本人さんと、意味の
わかるやりとりができたんじゃないか、と思います。で、いい
人間関係ができるよね。本人さんも笑ってるし、笑って生活できる
ってのいいよね。

 それからお母さんの前半部分、「本人にとって嫌な部分」のみ
を伝えようとしていたわけですね。で、実はこれはこのお母さん
だけじゃなく「TEACCHを参考にしてやっているつもりの」私を
含めた教師がよく陥りがちなところじゃないかと思います。

 禁止だけにというか面白くないことだけにいろいろな方法を
使おうという・・・


 でね、ほんと「TEACCHを参考にして」と言えるには、やっぱり
ちゃんとしたアセスメントをしなけりゃ、と思うのだけど、私も
そこを飛ばして、とりあえずやってみる、ばかりになっている
ところがあります。反省。

 アセスメントがあって、本人が社会参加していくために何が
必要かを考えてやっていくのがTEACCHだよね・・・決してこっち
の言うことを無理矢理に聞かせようとするものじゃない。


 さて、「幼児期にTEACCHを入れる弊害」を説く方たちは
上のような場合、どうされるのだろうか・・・



posted by kingstone at 08:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

養護学校で

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


○○さん、こんにちは。

 >大変驚きました.逆に他学年や他学部の年長の生徒さんの中には
 >パニックを起こして参加できない人がいたのに。
 >同じ学校内でも、先生によって取り入れたり、取り入れなかったり
 >があるようですが。(どーしてかな?>養護学校の先生?)

 あははは・・・
 んだけ。



posted by kingstone at 08:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

幼児期にTEACCHを入れる弊害?

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ○○さん、こんにちは。
 kingstoneです。

 身につまされ、胸が痛くなるご発言です。
 (って自分自身のことを考えてそうなってしまう、ということです)

 >ここ最近、いろんな人から
 >「幼児期は、お母さんとの関係づくりが先で
 >TEACCHをどんどん入れすぎると、
 >母子関係にひずみがでてくる」
 >とおどされて(?)います。

 まず、本当にその方たちがTEACCHを取り入れた指導でそうなった例を
目の当たりにしているかどうか、お尋ねになってもいいかも。私の場合、
私のやっていることを見もせずに「TEACCHはダメ」とたくさんの方から
言われました。で、その方たちに「どんなのを見たの?」と聞いても、
あんましちゃんとした回答はありませんでした。


   追記(20140427)
     「TEACCHをどんどん入れ過ぎると」という方について、当時を考えれば
     1.別の療法方面からの「噂」のみを聞いていた。
        これはめちゃめちゃ多かったです。当時別方面の「療法」が強かったですから。
     2.「ちょっと本を読んでみて「周囲がさせたいこと」の指導に視覚支援を使ってる」のを見た。
        もちろん視覚支援をすることは、何もないよりもいいのですが、こういう場合、
        本人からの「表現性コミュニケーション」や「選択活動」(つまり結局のところ
        本人の意志を大事にする)の部分が抜けてることが多く、それは「悪い例」と
        となります。そんなの見てたら「TEACCHはあかん」となります。
     3.「母子関係にひずみが出る」
        これはね・・・別にTEACCHだから、というより何にせよ、なにかの「療法」
        をしゃかりきになってやろうとする時、子どもの姿が見えなくなってしまい
        ます。だいたい「治る」という意味での「治療方法」なんてほんとは無いのに・・・
        そのことを言われてるのだとは思いますが、じゃあそれを言ってる方が
        よい親子関係を作るための具体的方法を知ってるか、と言えば、知らない
        場合がほとんどでしたけどね。
        少なくとも私の知ってるTEACCHは、具体的なやりとりの中で、いい人間関係
        を作りますが・・・そこんとこわかってない人は多いかったかな。


 あっ、でも無駄な論争に時間を使うより、目の前のお子さんに
いいことをどんどん工夫してやっていかれた方が絶対にいいです
けど。

(でも、なんで「だめだめ」と言いたくなってくるのかな?)

 あ、自分でちょっと場の構造化をやってみて効果が無かったから、
やめた、という方もいらっしゃいました。

 この方の場合、私と組んでいた時はずーーーっと私に反発してはり
ましたが、最後の最後あたりで視覚的な支援(でも、それだけがTEACCH
じゃないですけど)の必要性にやっと気づいて下さり、今年度は生活の
中でもかなり取り入れて下さっています。


 >日本では個別にTEACCHプログラムを
 >指導してくれるところは少ないし、
 >ましてや、本家のように
 >ペアレント・トレーニングなんてしてくれないですよね。
 >どうしても、研究会等を活用して
 >親が勉強してやっていくしかない、というのが現状だと思います。

 私は教師を中心に、というつもりで「研究会」を作りましたが、
教師が全然増えないし、保護者の需要は多いし、結局保護者から
学校に要望してもらうしかないだろう、と託児ボランティア「れもん」
を作りました。


   追記(20140427)
     説明が足りませんね。
     親御さんに研究会に参加して頂くためには、まず託児ボランティアグループを作り、
     そこに託児をすることができて、始めて研究会で行う講演会などに参加して頂く
     ことができる、というわけだったのです。
     当時はガイドヘルプとかもまだまだ無かった時代ですから。でもだんだんとそう
     いうのを利用される方も出て来られました。


 >親が療育者になってしまうことの危険性と
 >そうならざるを得ない現状・・・・

 うーーん・・・危険性・・・これ良く言われることもあります。
でも、ほんまのところ実は保護者も教師もみんな療育者になる
必要があるのじゃないのかな。決して「専門家にお任せします」
の世界では無いような気がします。


   追記(20140427)
     ここで「療育者」と書いてますが、まあ法律にも「療育」なんて言葉があるし、
     (障害者手帳だと「療育手帳」だし・・・)でも、私は現在は
     「治療教育なんてない。つまり『療育』なんてない。治らないんだから。
      でも環境を整えることで、そこそこ楽しく暮らしていけるよ」と考えています。
     で、その「環境を整える知識・技術」を就学前施設・保育園・幼稚園・学校などの
     職員さんが持ってれば、もう親御さんが「勉強」しなくとも自然に身についていき
     はるもんだと思います。
     でも・・・現状職員さんでそんな知識・技術を持った人がほとんどいない・・・
     だから親御さんが勉強して職員さんに伝えていく必要がまだまだある、というあたり
     がやっかいなとこですね。


 >ありがたいアドバイスなのですが、
 >そういった事も含めて、具体的に指導してもらえるところが
 >やっぱり、欲しいなあ・・
 >と思った次第です。

 作っちゃうとか(ニコ)
 研究会を作って、自分の勉強したいことを教えてくれそうな
講師を呼んでくる、とか。


 >上記のおどし、いや
 >「幼児期にTEACCHを入れる弊害」ということについて
 >(表現が違ったら、ゴメンナサイ。)
 >本や、文献上の記述をご存知の方がありましたら
 >教えて下さいませんか。

 えーーっとね、ただ自分を振り返ってみても思うのですが、
「TEACCHをやってるつもりで全然違うことをやっている弊害」
はそこここであるかもしれません。私自身、肝心のことを忘れて
「形」にこだわってしまったり、とんちんかんなことをやって
しまったり、というのは今でもあります。(言い訳すれば、今の
学校の中での生活とかみ合わせようとしてばらんばらんになって
いる、ということもあるのですが・・・でも基本的にはやっぱり
私自身の間違いやなあ・・・)

 だからこそ、実践と同時に研究会なんかで勉強し続け、質問し
つづけることが大切だと思っています。もうほんま講師の先生方
にはお世話になっています。

 でもね、ほんと、きちんとTEACCHをやった時には「母子関係」
だけでなく、すごくいい「人間関係」ができます。(人間関係
ができてからするんじゃないです)



posted by kingstone at 07:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ボランティアグループ「れもん」第6回(?)

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 今日、れもんの10月の会でした。

 3連休の中日、ということで子どもたちの欠席も多く、
楽勝と思っていたら・・・・ボランティアさんの方も都合
が悪い方、体調を崩される方が多く、ひやひやもんでした。

 また、いつもはプールに入る、ということをやっていますが、
プールに入れないボランティアさんも続出・・・しかし子ども
の方でも入れなくなった子がいたりしてぎりぎりセーフ・・・

 いやあ、こういうの、だんだん快感になってくるなあ。

 今回は、ボランティアさん用にサポートブックを持って来られた
保護者も何人かいらっしゃいます。先日、保護者の方が集まられて
「どんなことを書いたらいいのかなあ」と話し合ったりされたとか。

 また私の試みとしては、今回、TASをまねて、「個人用スケジュール」
を印刷して持って行きました。今朝8時から制作にかかったので、
不完全なこと著しいのですが、とりあえず「時計の絵」「数字の時刻」
「やること(選択肢も含めて)の絵」を並べています。字も入れたかった
のだけど時間が足りなかった・・・(アセ)

 これは私のかかわったお子さんにはすごく役に立ちました。
 他の方はどうだったかな。

 また今まで「ぐちゃっ」と段ボール箱に荷物をつめていたのを、
透明コンテナに代えました。少しでも構造化しようってわけです。
しかし中に入る物の名前などを書いていなかったので、帰る時には
再び混沌としていましたが・・・

 いかん、いかん・・・まあ少しずつ構造化していこう。

 今日は初めてのボランティアさんも5人ほど顔を見せて下さいました。
 なんや、かんや、綱渡りながらも、何か回っていっています。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 やっと個人スケジュールを作ったのですね(ためいき。遅い!)


posted by kingstone at 07:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自閉症療育の新たな可能性というシンポに出た

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 自閉症療育の新たな可能性(TEACCH VS 第三世代行動療法)

 というシンポに出ました。朝1番(1時間前)に行き、会場の窓を開け、
待っていました。私はわかんなかったですけど、後で来た人の中には
入れない方もいたとか。

 第3世代行動療法の立場から杉山雅彦さん
 TEACCHの立場から諏訪利明さん
 他の立場の方もいらっしゃいました。

 まず1人のお子さんの事例を別の方から出していただき、そのお子さんに
どういうプログラムを考えるか、というのをそれぞれの立場を説明しつつ
出す、というものでした。

 結局のところ表題にあるTEACCHと第3世代行動療法では、
ほとんどやることは一致したのではないかと思っているのですが、
どんなもんだろう。

 ギャラリーの中にはバトルを期待した方もおられるようですが、
バトルにはなんないよね。

TEACCHと人間関係
シンポでの思い出
posted by kingstone at 07:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

特殊教育学会にて 強度行動障害の人への対応に涙する

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 特殊教育学会では、口頭発表とポスター発表を時刻をにらみながら
走り回っています。

 2日目朝1番で行ったのに論文集が売り切れという馬鹿野郎状態で
したが、まあそれは置いといて・・・

 ポスター発表っていいですね。
 心ゆくまで話ができます。

 とにかくいろんな人としゃべっては、いろいろ考える・・・
 何かRPGをやってるみたいな・・・ってのはおたく的な感想でしょうか。
 たくさんの人に声をかけ、情報を集めています。

 で、やっぱり来て良かったとつくづく思います。

 やっぱり特別支援教育にかかわる教師は、よそでやってるいろんなことを
見て、聞いてしないとなあ、って思います。
−−−−−−−−−−−−−−−
 特殊教育学会のポスター発表から

愛知県心身障害者コロニーの不動学さんの
「強度行動障害を持つ施設入所者(自閉症)への支援」

 養護学校高等部卒業後、施設のみの生活となり、生活のリズムがつかめない
状態になり、睡眠障害もひどくなり、他害や破壊的行動・放尿放便などをする
ようになった、という方への取り組みです。

 厚生省の強度行動障害判定基準で22ということですが、この数字が
どれほどのものかは、私にはわかりません。

 しかし、ほぼ毎日の放尿、放便、きっと体も大きいしたいへんやった
やろな、というのは想像に固くありません。

 で、以前にはジグ(作業をどうやったらいいか、見てわかるようにしたもの)
も無く、構造化のゆるい作業で暴れるようなことがあり取り組みが中止になっ
たこともあったようです。

 で、作業のおりに3段BOXに実物を入れでスケジュールを知らせ、
また作業もジグを使って視覚的にわかりやすくして取り組むように
しました。

 で、作業そのものはできたみたいですが、かえって問題行動は増えて
います。どうも机で作業するという習慣はなかったようだし(机は食事
の時に使うものという感じか・・・)机があかんみたい。

 ということで、座卓を使って別室で作業するようにしました。

 場所の構造化、環境の構造化ですね。
 そこから劇的に問題行動が減ってきます。


 もちろんいろんな要因があります。それは不動さんも言ってはりました。

 また改善されていない行動もあるし、放尿・放便もまったく無くなった
わけではありません。でも本人にとって、そして施設職員さんにとって
すごく楽になったことは十分に感じとれました。

 そして、話が終わりかけた時に不意に波が来て涙が溢れてきました。
 不動さんは一言もそんなことはおっしゃらなかったけど、学校がもっと
彼のことを考えて、彼の可能性を広げる指導をしていたら・・・

 施設では時には彼を含めて1対13という時もある指導体制です。
 その中で苦しみながらの指導なわけです。
 
 ・・・・こんなこと言ってもしかたが無いのですが、
「養護学校、何しとったんじゃい!」

 うーーん・・・
 フィリピンのラモス元大統領はフィリピンの民主化に功績のあった
軍人さんですが、軍部独裁から民主化へ進むには軍を悪者にしては
いけないと言ってはります。よくわかります。しかし、つい私は
学校を悪者にしそうになってしまう。

 苦しいっす。



posted by kingstone at 07:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サポートブックを作るための買い物など

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 REIKOさんがノブ君のためのサポートブックを作りはりました。

 でもってハルヤンネさんもダダ君用のを作りはりました。

 で、「れもん」の保護者の方に、ダダ君用のを回覧させて頂いています。
 れもんではこーゆーのを作ろうと保護者の間で盛り上がる・・・かな。

 今日は、サポートブック用にと葉書フォルダと葉書サイズカード、
それに教材用に名刺サイズ用カードをたくさん買いに行きました。
三宮の事務用品安売り店まで行ったのだけど、なーーんだ、垂水の
たるせんの中の事務用品屋さんでも売っていた。定価販売だけど、
交通費と時間を考えると私の場合は垂水で買えばいいですね。

 ライフのカードで、名刺サイズは100枚150円、
葉書(A6)サイズは350円ですね。これ売ってる所は
結構少なくて・・・

 それから、れもんの荷物整理用にコンテナを買いに行きました。
 今まで段ボール箱でやっていたのですが、ふたの部分が取れたり、
なんかきたなくなってきていたのですね。またTASの託児ボランティア
をお手伝いに行った時に、コンテナにいろんなものをきっちり整理
して収納してはったのを見て、ああ、こないせなあかんわなあ、と
思いました。


posted by kingstone at 07:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ライトタイマーを使って機織りをする

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 今日、さをり織りの時間にライトタイマーを使ってみました。
$kingstone page-ライトタイマー
 A君には今までボビンに巻いている糸が無くなったら休憩、ということに
していました。無くなったら彼は休憩場所に行き、好きな本を読んだりし
ています。で、巻いた量が多かったら途中だれたりすることはあっても、
まあ頑張って最後までやります。でやり終えた時に「頑張ったね」と言う
とニコッとします。

 でもできたら「時間」で作業と休憩ができたらいいな、と思っていまし
た。そこでライトタイマーを使ってみました。

 機織り機の左上にLEDが縦に並んで見えるようにガムテープで固定しました。
$kingstone page-さをり織り
 最初は3分で。

 用意を調え、織り初めてから私がスタートスイッチを押しました。
 「緑まで来たら休憩」とは言っておきました。
 自分でもスタートスイッチを押して一度リセットしてしまったかな。
 
 でも赤いLEDがだんだん消えていくのはわかったようです。
 緑のLEDがつき、ブザーが鳴る(実は難聴の私には聞こえない)と
「頑張ったね」と声をかけ、休憩に。

 5分ほど休憩して、次は6分にセットして。
 これも順調にできました。

 また5分休んで次は20分に。
 そしたら、おいおい、手元に集中せずライトタイマーをチラチラという
かかなり見てました。でも、シャトルを通し間違えそうになっても、自分
で気づいて直していました。

 そしてLEDが1個消えた頃から、集中して織り始めました。
 で、今日はだれて声をかける場面が1回しかありませんでした。
 普段はもう少し多いように思います。

 20分たって終わった時、「頑張ったね」と声をかけると、ニコッとし
て「はい」と言いました!!これは初めてじゃないかな。普段はオウム返
しですから。

 次からは自分でスタートスイッチを押し、終わったら自分で止めるよう
にしたらいいですね。
------------------------------------------------
 A君、初回時に、めちゃあせって仕事してましたが、その状態は無くなり
ました。いつものマイペースに戻った、という感じです。でも、あせって
目を三角にして仕事をするよりその方がいいな、と思います。

 で、いくつかの大きな変化が生まれています。

 1.さをり織りをしている最中に寝ころぶことがなくなった。

 今までは、長い時間やっていると途中で寝ころぶことがありました。
 あきたのか、嫌になるのか、そこらへんはわかりませんが・・・
 私がいてもなったことがあるし、私がいなくてなったこともありました。
 でも、それは無くなりました。

 まあ・・・マイペースはほんまにマイペースで、時々声かけをしてしま
います。(「織る」という行為よりも、糸の美しさ(?)に見ほれること
があったりします)

 2.糸を巻く量が増えた。

 それまで、ボビンに巻いた糸を全部織り終わったら休憩としていました。
すると彼は、ボビンに新しく糸を巻く時に、もともと糸の量の少ないもの
を選んで、かつそれを少しだけ巻く、ということをやっていました。

 で私が「もっと」と言ってたくさん巻かせると「もっと!もっと!」と
泣きそうな声を出しながら巻いていました。しかし、今はどんな量の糸で
も良くなって、自分で適量ボビンに巻くようになりました。

 それから一番最初はごく短い時間からスタートし、こないだまでは20
分を2セットでやっていましたが、今は45分1セットでできるようにな
りました。

 終わった時にすごくいい顔をしますし、またノートに描いた「にこにこ
マーク」「別にマーク」「しかめっ面マーク」を見せながら「さをりどう
やった?」と尋ねると「にこにこマーク」を見て「楽しかった」と言葉で
言います。

 別のお一人の方も、奇声などが少なくなったような気はします。
 (ちゃんとデータ取ってないからなあ・・・・)
--------------------------------------------------------
うーーむ・・・途中、手が止まるのは相当でした。そこでタイマーのセッ
トを6分ほどにして何セッションかやってみました。少なくとも今日の2
セッション目は何も言わなくてもよく手が動くようになりました。

時間の見通しを立てる。機器や紙に描くことで。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 最初のから最後まで約2ケ月です。






posted by kingstone at 07:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月11日(火曜日)

 おはようございます。

 今日も起動できました。

 地面が濡れていました。
 曇りです。

posted by kingstone at 06:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする