私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年05月07日

そこが構造化(見てわかるようにすること)の奥深さ・・(個別化)

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ツリーのみなさん、こんにちは。

 構造化(見てわかるようにすること)・・・本で読んだ、あるいは
講演で見た、あるいは他の所で見た構造化例をそのまま持ってきてす
ぐにうまくいく方もいるかもしれないけど、まずはそんなことない、
と思っていた方がいいんではないかな、と思います。

 じゃあ、やっちゃいけないのか、って言うとうーーん、いきなり
全面的なのはやめといた方がいいかなあ・・・

 いろんなことをやりながら「あっ、この子はこんなことは得意なんだ」
「こんなことはわかるんだ」「この子にはこんな構造化があってるんだ」
というのをわかりつつ、(つまりアセスメントですね)再構造化していく、
ってのが大事だろうな。

 つまりそのお子さん、その人に合った、個別化された構造化ですね。

 そらいきなりガラっと部屋の状態が変わっていたらびっくりする
わなあ・・・私なんかでも。

 「君が教えてくれたこと」でも繭子に部屋を整理整頓されちゃって、
狭山先生が「まいったなあ」というシーンがありました。

私の大失敗


posted by kingstone at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自主研修会(特別支援教育はやりがいがある、という話)

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 今日、ある先生に声をかけられました。

「ごめんなさい。土曜日、用があって出られません」

 はて?と思ったらガーーン、第1土曜日なんだ・・・
 自主研修会なんだ。
 まいったなあ・・・でも、そんなに言って頂いてありがたいことです。

 でもって、あさっては通常学級の先生もまじえた会で話をする予定。
 うーーむ・・・準備不足は否めない。
−−−−−−−−−−−−−−−
 今日は自主研修会でした。

 私を入れて中学部ばかり4名の参加でした。
 また2名の先生はわざわざ「ごめん、今日は出られない」
と言いに来て下さいました。

 「表現コミュニケーション」の指導について実践ビデオを交えて
話をしました。1時間半で後半30分は質疑応答に当てるつもりだった
けど、途中に質問なんかも入れてたらぎりぎり1時間半かかってしまった。
でもやっぱりそんなもんやろな。

 今日は、テーマの部分はちゃんと言い切れたかな、と思います。
(書いているうちに、忘れてたところを思いだした。例えばお菓子で
コミュニケーションの時、A君は「ポテトチップス」「コアラのマーチ」
と紙に書いて机の上に貼っておいてあげると、すぐに音声言語で
「コアラのマーチ下さい」と言えるようになった。そういうふうに
支援物を使うのもいい、というあたり言うのを忘れてた)

 研修会が終わった時、もうすぐ勤務の切れてしまう助教諭(病欠代替)の方が
「あー、もっとこの学校でばりばりやりたかった」とおっしゃって
下さいました。こんな嬉しい言葉はありません。でもほんま、もっと
いて下さればありがたいですのにね。

 で、ほんとうにやればやっただけのことが返ってくる素晴らしい
所だと思います。(って、これは特別支援学校に限らず、どこの学校も
そうだと思いますけど)

posted by kingstone at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

通常学級の先生方への話。あまりうまくいかなかった。

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ある地域の先生方の研修で話をして来ました。
 地域の小学校からほとんど参加ということで、ほとんど
通常学級の先生。

 ということで「自閉症について」、レインマンと
マーキュリーライジングをネタにして話をし、また
じゃあどう対応していったらいいのかな、という話を
するつもりだったのですが・・・・

 一応1時間枠を頂き、ペース配分としては40分話、
20分質疑応答という話でしたが、開始時刻も遅れたし、
一応、40分話、15分質疑、で終わって、後個人的に
話をしたい方は来て下さい。ということにしました。

 ところが・・・うーーん、映画の話だけで40分を
越えてしまった。で、後対応の話をはしょってしたの
だけど・・・・

 うーーーん・・・

 自尊心を大切にする、の具体例は出せなかった。
 通常学級などでは周囲の子どもたちや保護者に
理解を求めることの大切さ、なんてえのも話ができな
かった。

 まいったな・・・

 あっ、終了時刻はきっちり守りましたよ。
 でも閉会宣言があってから、
「自閉症のことをしっかり勉強してから、それを忘れて
 一人の○○君と見てあげて下さい」と言ったりもしたけど。

 まあ私の話は完結するのではなく、配った紙も

 1.レジメ
 2.研究会・参考文献・参考ホームページ
 3.研究科のお知らせ

と3枚で、また別に販売した

自閉症の人たちへの援助システム
「自閉症のしおり」(岡山自閉症児を育てる会)

もたくさん売れたし、まあ今後自力で学んで頂けるように
は配慮したつもりはあります。
 で上記のものが売れたってことは、まあ良かったのかな。
 少なくとも「鼻もひっかけられなかった」ということは無い・・

 また後で「自閉症と自閉傾向について」質問に来て下さった方
もおられ、その方は話の終わった後、コミュニケーション関係の
参考文献リストに載ってなくて、私が持って行った本をすべて
記録してはりました。

 ちなみに私のやってる研究会でいつも勉強して下さっている特別支援
学級担任さんに「どうやった」と聞いたら

「話をするって難しいですね」(涙・・・・)

まあでも「周囲でホーーッ、とかハアーーッとか声がしてたよ」
とは言ってくれてました・・・あきれてただけだったりして・・



posted by kingstone at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ある入所施設へ見学に行った時

 大昔の話です。

 まだ肢体不自由特別支援学校にいた頃。
 それも随分初期の頃。

 夏休みに進路指導部の先生が施設見学を企画しました。

 私も参加しました。

 肢体不自由者療護施設と知的障害者入所施設が合わさった施設でした。

 もちろん私の興味の対象は肢体不自由の人でした。

 そこにはベッドに寝たきりの人ばかりでしたが、明るい部屋で、雰囲気
も良かったです。

 奥に進むと知的障害の人たちの部屋がありました。

 廊下の窓から、向かいの棟に外から2階の窓枠に手をかけぶらさがり、
ひさしの上に片足立ちしている人がいました。

 途中の小部屋は保護室のような感じで、鉄格子は入っていないものの、
厚いアクリル板の窓のついたドアがあり、中に下着1枚つけていない人
が床に座り込んでいました。

 奥の広い部屋には、パンツ1枚の人が立っていました。

 その横で若い女性職員2人が淡々とした感じで相談しながら、誰かの誕
生日なのかホールのケーキを切り分けていました。そのギャップにくらく
らする感じでした。

 その頃はわかりませんでしたが、今思うとみなさん自閉症の人でした。
何か、まずいよなあ、と思いました。

 まだTEACCHも日本でほとんど知られていない頃だと思います。



posted by kingstone at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TEACCHはある意味思想である(祈りもあるかも?)

 私はこのブログで、自閉症の人に関わる教師や支援者にTEACCHを薦めています。

自閉症の人に初めてつきあう教師や支援者が学ぶと良いこと

 保護者に薦めるのは「おめめどう」だったりします。

自閉症のお子さんの保護者が学ぶと良いこと

 どこがどう違うねん、と言われると困ってしまうのですが・・・

 で、私自身は、TEACCH的に取り組んで、結構な数のうまくいった例を
目の前で見たり、周囲で聞いたりしてきました。しかし、それはそれぞれ独立
した1例にすぎず、単なるエピソードです。科学的に人に薦められるのか、と
問われれば、う〜ん、だったりします。条件を揃えて実験したわけでもなく、
ましてや二重盲検をやっているわけもない。

 ノースカロライナのTEACCH部が廃止されそう、という話でも、
科学的な評価が問われている、という話もあります。

 最近、Twitterでつぶやいています。ある人に向けて

「私はブログでTEACCHを薦めていますけど、私の書いてることって、全
 部エピソードなんですよね(アセ)科学では無い・・・そこらへん悩ましか
 ったりするのですが」

とつぶやいたところ別の人が

「TEACCH だとどうしてもそうなる。TEACCHは進化を止めないし個別対応なので
 厳密な科学的な方法ではなかなか検証できない」
「TEACCHはある意味、思想でもあるので更に難しい」

とつぶやき返して下さいました。

 これは腑に落ちます。「TEACCHは宗教である」と言われれば「そんな
ことないよ」と言いますけど「思想である」は、なるほど、です。私だと
「方法の裏にある考え方」と言ってるわけですが。

 「宗教」と言うには、教会も祈りも無いもんな・・・と、ここまで考えてき
て・・・あり?祈りは無いだろうか?確かに手を合わせては祈らないけど、
TEACCH的に取り組もうとしている人の中の幾分かの人にはこんな祈りは
無いだろうか。

・(精神病院の閉鎖病棟に入ることなく、狭い範囲でも、支援つきでも)社会参
 加ができますように。
・この人たちの意思がわかりますように。この人たちに、我々の意思が伝わり
 ますように。

 やっぱり、祈りもありそうな気がしてきました。


   追記(2018年2月12日)
     もう8年近く前のエントリです。
     その後、私もたくさんの実践や相談支援の仕事をしてきました。
     その中で思うのは、精神病院の閉鎖病棟であろうと、
     何か無くすべきと考えられがちな入所施設でも、
     大切な社会のインフラであり、
     緊急の場合のセーフティーネットになりうるということです。
     しかし、家庭、学校園、事業所など環境調整し、
     コミュニケーションできることを増やせば、
     利用せずにすむことも多いと思います。
     そんな社会になることを、私は祈り続けています。

posted by kingstone at 20:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

もう今日は何もしなくていい。それで十分。

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ある通常校の特別支援学級担任の方の話をうかがう機会がありました。

 お二人です。昨年の全情研でTEACCHを知り、秋に朝日新聞の主催する
一泊二日のセミナー(TEACCHのセミナー)にお二人で参加し、で
同じ学校の特別支援学級を二人で担当してはります。

 まずもって共通の基盤にたって協力してできるのがいいですねえ。

 あるお子さん、すごーーく、発語が増え、「要求」だけでなく、
「質問」や「気持ちの共有」の言葉まで出て来だしたとか。もう
お話をうかがっててとても嬉しかったです。(視覚支援をし、
そして意思表示にカードを使うことなどもあり、さらにそのうえ
でのことです)

 またお二人とも他のお子さんのことでも、視覚を使ったやりとりや、
音声言語でのやりとりでも毎日感動することがあるとか。思わず
「もう今日は何もしなくていい。もうそれで十分」と言ってしまい
そうになるとか(笑)



posted by kingstone at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

思い切って「甘えて」みること。地域に出る。やってみる。

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


※近所の大好きなお兄さんを質問責めにしたり、抱きついていったりして、そのお
 兄さんをびびらせていたのだけど、ある日、お兄さんから話しかけてくれた、と
 いう話題から。

 ○○さん、こんにちは。

 >  私は意気地のないことで、見たくないモノを見なくてすむよう、あさっての
 > 方向に視線をやってたんですが、次の瞬間耳を疑いました。
 >
 >  「どこに行くの?」
 >  あわてて見ると、そのお兄ちゃんが□□を見つめて問いかけています。
 > □□ 「うんとねー□□とーパパとービデオ屋さんなんだ」
 > お兄ちゃん「ふーん、ビデオ借りに行くのか。気をつけてな」  
 > 私    (ゲゲッ、普通だ)                

 なんか嬉しいですね。

 ほんと、目をそらす人も、こわばる人も、ある意味で温かい心を持って
いるのかもしれない。どうしていいかわかんないだけで。で、ちょっと
したきっかけで(今回は、本人さんの「声をかけてみよう」という気持ち
ですよね)うまくかかわりが始まることも・・・。

 ほんと周囲に対しておおいに期待していけばいいだけかもしんない。
−−−−−−−−−−−−−−−
決意&甘えるって大事

 ○○さん、こんにちは。

 >  ただまあこの少年、”声をかける”ためにものすごく決意を固めたのかも
 > しれません。

たぶんそうでしょうね。
 でやってみたらすんなりで良かった、良かった、ということだと思います。
 
 ものすごい、あるいはちょっとした決意・・・
 私も人(自閉症の方に限らず)に声をかけたり、ボランティアグループを
作ったり、って結構悲壮な決意を最初はしてたりします。でも後から考えて
みりゃ「なーーんや」みたいなことよくあります。

 ほんま、決意には感謝、でそれがうまくいったことで、少年もいろんな
ことに自信を持ってくれるだろうし。

 > って感じで、地域にもうちっとだけ気軽に甘えてみようかなと思います。

 甘えられるって大事ですよね。





posted by kingstone at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スケジュールの提示や自立課題学習の話題

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ○○さん、レスありがとうございます。

 > そこで、「朝の会」の「きょうのよてい」を分割して提示することにしました。

 > ランニングが終わって教室に戻って一息つき、再び朝の会のポジションにみん
 >な集まります。そして貼ってあった体育館の写真を指さして「これ、終わり!」
 >と言って「おわり」と書いてある箱に入れ、次の予定(本校では個別の課題学習)
 >を示す机と椅子の写真をミニ黒板に貼ります。それから先ほどと同じく「ハジメ
 >マス」をして、自分の机に移動します。当初これが難しかったのですが、6月現
 >在、ほとんどの子が個別の指示なしで机に移動できるようになりました。もちろ
 >んこの移動場面では担任全員余計な声かけをしないよう黙っています。

 すごーーい。

 > 将来的に、写真カードを使った個別のスケジューラの活用につなげて行けたら
 >と考えていますが、写真カードの意味が理解できない子のスケジュール提示も工
 >夫しなければいけないなぁと思っています。

 ですよね。ついつい全体どまりになって個別スケジュールのことを
私も忘れてしまう・・・

 > 中にはランニングが終わったら課題学習で、それが終われば外あそびという流
 >れを理解して、ランニングから帰ってきて汗も拭かず「ハジメマス」をする前か
 >ら課題学習に取りかかる子がいたりします。つまり「勉強はさっさと終わらして
 >早く外あそびへ行きたいぞ!」というわけですね。

 いやあ、それだけかなあ。休憩よりも仕事(作業・学習)をすることの
方を好むお子さんも結構いそうな気がします。でも、ほんま集団の流れを
考えると困ってしまって「ちょっと待っててね」と言ってしまうんです
よね(笑)

 > 個別の課題学習に取り組んでいるのは20分から長い子で30分くらいです。よく
 >やるなぁと思いつつ、どんどんできるようになるので教材準備に追われる日々。
 >私は3人を担当してるので3人分の教材を考えなくてはなりません。新しいアイ
 >デアを考えるのが楽しくもあり大変でもあります。

 ですよね。ほんま・・・



posted by kingstone at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

特別支援学校中学部か地域の中学校特別支援学級か

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


○○さん、こんにちは。
知的障害特別支援学校に勤務するkingstoneと申します。

 先日、ある保護者の方に、特別支援学校中学部か地域の中学校の
特別支援学級かということで相談をかけられました。実際、この問
題には答えようが無いところがあります。

 ただ、その方は、お子さんの将来のことを既にすごく考えて
おられて、卒業後のイメージもいくつか具体的にお持ちでした。
そこで、私は

「既にそれだけ考えておられますよね。で、どこに進まれようと
 「お任せします」ではなく、現在のイメージを持った上で、学校
 の授業についても要望を出していく、そして教師と一緒にお子さん
 の教育を作っていく、という気持ちが大切だと思います」

と答えました。そしてそのためには保護者の方も、例えばお子さんが
自閉症であるなら自閉症について勉強することが必要だと思います。
と言いますのも、教師の中でもきちんと勉強している者は少ないのが
実情であると、少なくとも私の周囲を見ていて思いますから。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 大昔の話です。


posted by kingstone at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カランコロン漂泊記 ゲゲゲの先生大いに語る

カランコロン漂泊記 ゲゲゲの先生大いに語る/水木 しげる

¥1,155
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 今、NHKで「ゲゲゲの女房」をやってますね。

 本屋さんでマンガの部分だけ立ち読みしてきました。

 戦争のことがたくさん書かれています。
 水木さん、無茶苦茶殴られてる。
 いやー、殴られたくないなあ。

 南の島で見た

 ピー(たぶん日本本土の女性)
 ナワピー(沖縄の女性)
 チョウセンピー(朝鮮の女性)

についても描かれています。無理矢理連れて来られたのか、自由意思(?)
なのかはわかりませんが。

 後で戦局が悪くなって女性は全て船で島を出たものの、船が魚雷で沈没し、
全員亡くなったとか。

 私も「戦争を知らない子どもたち」ですけど、こういうことは知っておい
た方がいいだろうなあ。

 あっ、南の島から引き上げる時に、現地の人から「帰るな」と止められる
シーンがありますけど、なんていうのかな、自閉症やアスペルガー症候群の
人もこんなふうに見てくれる「知り合い」がいたら暮らしやすいだろうなあ、
と思いました。


posted by kingstone at 13:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なかなか書いては下さらない

 大昔の話です。


書いて質問すると答えてくれる

よりずっと後。

 A君は私たちの企画したキャンプに参加してくれました。

私の参加した宿泊行事の場合(「すっごい規模で集まって」への代案)

 A君、すごく楽しそうでした。

 子どもたちが帰った後のスタッフ・ボランティアミーティングで、A君についた
ボランティアさん(特別支援教育担当教師)の発言。

「A君、とても楽しそうでした。でも「楽しかった?」と聞いてもオウム返しで
 「楽しかった」と答えるから本当のところはわからないのですが」

 ボランティアさんも、みんなTEACCHには興味を持ち勉強してはる人たち
です。でも書いて質問しては下さらないわけですね。まあ、そういうもんでしょ
う。

 そういうことがわかっていると、おめめどうの

2010新学期ハッピーパック II

のキャッチコピー「もう「ペンがないとは、言わせない!」(笑)」

に爆笑するわけです(^O^)

ウェストポーチに入れていたもの 自閉症の人に伝えるために







posted by kingstone at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

書いて質問すると答えてくれる

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 A君が小学部時代の話ですが、今書いてる部分よりは昔なので、記事に
なっていないもよう。書いておきます。

 もうTEACCHについて少しは勉強していた頃。
 
 A君に「楽しかったですか?」と尋ねると「楽しかったですか」と答えます。
 オウム返しです。

 でも紙に

 「楽しかったですか?」
   ○     ×


 と書いて、見せると×を指さしたりもします。(もちろん○を指さすこと
もあり)

 地域の小学校に交流に行くこともあります。
 クラスでの一斉授業はわからないですから立ち歩こうとします。
 しかしノートにあれこれ書いて見せると、それをじっと見て座っています。
 で、私とA君はノートで対話していました。
 いろんなことを話しました。
 でも私からA君への質問し、彼が答えてくれる、というのが多かったです。

 でも「学校が好きですか?」は怖くて聞けませんでした。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 やっぱり質問ばかり、というのは対話じゃないですよね。
 どんなのが良かったのかな?








posted by kingstone at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

頭の中をエピソードが飛び回る

 疲れて横になると、頭の中をエピソードが飛び回る。

 とらえる気もないし、とらえられもしない。

 すぐに消えてしまう。

 夢とも少し違う。

 面白い。


posted by kingstone at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

どのような研修が必要か

 もうどこでもかもしれません。

 教育委員会に特別支援教育担当者に対して自閉症児についての研修をして
欲しい、と伝えたところ「もうたくさんしている」との回答だったとか。

 確かに・・・私の地域でも大昔でもあったかもしれない。

大学教授の講演会
知的障害養護学校での違和感

 役に立ちませんでした。

 後年、佐々木正美先生を呼んで下さったりはしたのですが。

「光とともに」を講演会の建物の外で売った話
佐々木正美先生を激怒させた?事件


でも上の記事でも書いてますが、講演だけでは、なかなかわかりにくいものです。
相棒は涙を流していましたが。

 TEACCHの2日間や5日間のセミナーでは、もちろん講義もありますが、
自閉症児・者が複数参加して下さり、実際にどうやっていくかを見せてもらえ、
かつやらせてもらえます。自立課題教材作りもします。そうやって始めてわかっ
ていくわけです。

 講義も全体は講師1対参加者25くらい。グループでは講師1対参加者5くら
い。これも理解を進めるのに役立ちます。

 しかし、同じようなプログラムに参加しても「確かにこの参加者には有効そ
うだ。しかし私の担任している子は違う」とか「私の担任している子はもっと
重度だから」「私の担任している子は問題行動出しまくりだから」とか考えて
「できない」と思ってしまう可能性もあります。

 できれば、その先生の教室で、担任しているお子さんについて、やってみせ
てあげ、やらせてあげて、いいところをほめてあげる必要があるでしょうね。

 山本五十六の
「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」
です。

 OJTです。

指導力不足教員について
OJT(On-the-Job Training 仕事をしながら教える)
TEACCHの5日間セミナーの情報

 実現不可能なことには思えないのですが。




posted by kingstone at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お風呂で体を自分でふく

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 昨日は宿泊学習でした。

 最近、「すっごい規模で集まって」とかたくさんで(準備しないで)
集まっていろいろすることに批判してました。

 私の学校の中学部のお風呂は、計画では時間がかなりきついのですが、
「時刻守れなくてもいいよお」という素晴らしい共通理解がありました。
だから時刻を気にせずゆっくりできました。

 C君の担任さんが、お母さんの作ってこられた絵を見せながら
体を洗うようにうながすと、C君は体をちゃんと洗っていました。
で、私も担任している子に関わっていたのでよくは見れなかった
のですが、私とその子が上がって脱衣場で服を着ている時にC君が
出てきました。

 C君は絵を棚にぽんと載せからだをふきはじめました。
 特に絵を見ている感じではありません。私もあえて絵を
見ることは指示せずにかつ何も言いませんでした。

 でも彼は順番にちゃんと体をふいていました。

 すごい・・・・絵を見て「洗う」を家庭で指導してきはって、
「ふく」もルーチンでできるようになってきたのかな。

プールで自分で体をふく

−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 C君の担任さんは、こういうのを見ていて「視覚支援は必要ない」と判断
されたのでしょう。翌年、保護者に「社会に出たら視覚支援なんてないのだ
から」と言って、学校で視覚支援することをやめました。

 同じことを見ても「視覚支援すごい」と思うか「視覚支援なんていらない」
と思うか、判断は別れそうです。






posted by kingstone at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

就学前施設・特別支援学校・成人施設の連携

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


裸の王様 就学前施設・特別支援学校・成人施設の協議会にて
の続きです。

 地域には就学前施設・特別支援学校・成人施設の協議会があります。
 これってすばらしいことだと思います。

 この組織が有効に機能するためには、あるいは利用者さんや
幼児・児童・生徒にとっていい結果が返るためには、どうしたら
いいんだろうと思います。

 で・・・なんか昨日も同じようなことを書いたけど、やっぱり
発想が「とにかく保護者も含めて一同に会してゲームをしたり
歌ったり・・・」ということになる・・・

 またまた私は「やめようよ」みたいな意見を出すわけですが・・
 結局、できるだけシンプルでいい方向で、ということで集会的
な活動もすることになりました。

 でも、ほんと私、悩んでしまいます。私って変なのだ、
と思えばまあ全部説明つくんでいいのかな。(ただ今回は私以外
にももうおひとかた、私と同意見の方がおられたので救われます。
まあでもやることになっちゃったんだけどね)

 施設と学校が連携するために、どんな活動をするのがいい
のだろう・・・

ps. ふーー、今日は肩の荷が下りた・・とちょっと飛ばし
  すぎです。さっさと寝よ。
−−−−−−−−−−−−−−−
まいったな

 今日、何人かの先生に「集会的な活動もすることになった」という
話をしたら「何や。いい方向(つまり無くす方向)に行ってると思って
いたのに」と感想を述べられて愕然としました。

 校内で話をしている時、形としては私一人が「やめよう」と言い、
他は「そんなわけにはいかない」という意見を出すか黙っているか、
という状況だったわけです。アンケートなどでも「やめるのに賛成」
というような意見は出てこなかったわけです。

 で私はこう思っていたわけね。みんなは

「なんでKING STONEはあんなことを言うのか。別にやってもええや
 ないか。でもKING STONEがうるさく言ってるから、反対はせんとこ」

と考えていると。で、私はとりあえず係になった時点で「私の意見を
言うぞ」というふうにさせてもらっているけれど、でもたった一人の異見で
あると思っているわけ。「視野が狭い」とか面と向かっても言われて
るし。(私自身、「変わっている」「偏狭」「常識はずれ」は自覚
しています)

 で、さすがの私も、学校の代表として係として出ていけば、
私の意見は述べるけれど、でも押しは弱くなるわなあ・・・
みんなの意見じゃないと思っていたもの・・・
−−−−−−−−−−−−−−−
 ○○さん、いつもこの手の話題の時、レス頂いてありがたいです。

 >  本当に皆さん、そう思っていらっしゃるのでしょうか(作笑)。

 たぶん多くの方はやっぱり
「何でKING STONEはそう反対するのか。あってもええやないか」
だと思います。たまたま私が声をかけた方何人かが共通して
「(集会活動を)やめる方に賛成だったのに」ということなわけです。
で、たまたま声をかけた人たちは、私の偏見によれば、組織や行事の
維持より子どもの実情や成長を重視する方たちだったとは思います。

 だったら会議の時に私への賛成意見を言って下さったらいいのですが。

 >  全事業所会議代表なんてノコノコ本社に乗り込んでいって(いかされて)も、
 > 調子に乗って意見しちゃって、偉い人たちに良くない意味で(そんな時ばっかり)
 > 名前覚えられるのがオチ、サラリーマンなんてのは如何に出る杭に
 > ならないかっつー、

 爆笑。まったく同じです。たぶん・・
 でもって私、文部省の課長に教頭の前から電話して、電話を切った後、
こっぴどく叱られた経験もあります(笑)

 >  でも会社員って、行き詰まってるはずの現状維持でも、そこから最大限の
 > 利益をひねり出さなけりゃ、クビ飛んじゃうんですよね(なんで愚痴ってんだ)。

 ここが、かなり違うかな。
 クビ飛ばないんですよね・・・

 >  実は、うちの□□(4才)は、自閉症のくせして大勢の中に入って
 > 人と関わるのが好きです(もちろん適切じゃないんで困った問題もありますが
 > それはまた別のトコで相談します)。
 >  そんな変わった自閉症児がいたりとか、ひとりの親としては大勢の
 > ”お仲間”に囲まれているだけで、妙に安心できたりとか・・・。

 いえ、たくさんの中が好き。関わるのが好き。ついでに
歌って踊るのも好きって方もたくさんおられます。
−−−−−−−−−−−−−−−
 △△さん、どうもです。

 > 施設のことが分からないので教えて欲しいと。新卒の教師でした。

 熱心な先生ですね。私なんか新卒の時なんかだったら、そこまで
発想することができなかっただろうな。

 今の知的障害特別支援学校に来て、いったいどんなことを考えて授業を
したらいいのか全然わからなくて、成人施設を見学に行きたいと痛切
に思いました。

 幸なことに施設と学校との協議会がありますので、その関係もあり、見
学の機会はいろいろあるのでいろいろ行かせて頂きました。

 また就学前通園施設や成人施設から学校に見学に来られる方も
おられます。

 そういう意味での協力はよくできているかな、と思います。

 しかし、成人施設の見学に行ったおりにある施設長さんから、
「本当に指導(というか生活?)に役立つ情報が特別支援学校から出て
 こない」と苦言を呈されたこともあります。これは、それこそ
IEPに関わってくる部分だと思います。

 そういう部分も考えていかないといけないし・・・

 で「みーーんな集まっての活動」なんかやってる場合じゃ
ないんじゃないの、と思ってしまうわけです・・(まだこだわってる)
−−−−−−−−−−−−−−−
 > >  でも会社員って、行き詰まってるはずの現状維持でも、そこから最大限の
 > > 利益をひねり出さなけりゃ、クビ飛んじゃうんですよね(なんで愚痴ってんだ)。
 >
 > ここが、かなり違うかな。
 > クビ飛ばないんですよね・・・

 先日、HP(ヒューレット・パッカード)のCEO(フィローラさんだっけ?)
がNHKのクローズアップ現代に出演されてました。

 司会者の方が「あなたの経営がうまくいったのは何故でしょう」みたい
な質問をしはったのに答えて「資源はもともとあったのです。しかし
それが適切なところになかった。私がやったのは適切なところに再配分
しただけのことです」とおっしゃってました。

 もともと、ある会社で自分が最高責任者である部署を他社に売り、
別の部署を立ち上げるということで頭角を現した方だそうです。

 学校の教師もみんな「熱心」で「一生懸命」であることは私も
うけあいます。しかし、たぶんその方向、あるいは力を入れている
ところがピントがずれてんだろうなあ・・・

 って、具体的に書けないところも多いから、他の方にはわけが
わからんでしょうが。













posted by kingstone at 07:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月7日(金曜日)

 おはようございます。

 今日も起動できました。

 曇りです。
 道路は濡れています。


posted by kingstone at 06:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする