私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年05月03日

偏食指導(?)の話題と「半分にして下さい」

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


※ある特別支援学校の先生が、給食をグチャグチャにして捨ててしまう新入生に対して、最初に盛りつけるのをやめ、バイキング方式にしてあげ、決して食べさそうとはせず、グチャグチャにする左手は「お友達の手」と言って(たぶん軽く)握っててあげて、などしているうちに自分から食べ始めた、という報告を書いて下さったものへのレスから。

 ○○さん、こんにちは。

 ええなあ・・・・

 で、バトルはないんだけど、実はすごく繊細な神経をはりつめてる、というか・・はりつめてるってのは変かな、そんなびりびりしたもんじゃなく神経をたゆたわせてる、充ち渡らせてるっていうかやってはるんですよね。すごい大仕事を。

 セルフサービスってのもいいですね。

 泣きながら食べるってのもけなげやな。

 んじゃ私の場合も。
−−−−−−−−−−−−−−−
半分にして下さい

 ある生徒。

 給食中にお皿を担任の先生に押し付けて「食べない」の意思表示。

 担任が私に「こんな場合は残させてあげたらいいんでしょうか?」と尋ねはりました。うーーん聞かれてもなあ・・・私もよくは知らない生徒だし。

 とっさに

「まあいろんなやり方があるよ。私は基本的には食べなくてもいいとは思ってるけど。でも食べて欲い時もあるよね。で、こんな工夫もあるね」

 とウェストポーチから名刺サイズの紙を取り出して、○を書き半分黒く塗って下に「はんぶんにしてください」と書きました。でそのカードを先生に示したら食器の中身を半分にしてもらえるよ、と教えてあげました。(このお子さんの場合、音声言語での表現は確実ではありません)


半分にしてください.jpg
 すぐに理解し、使えました。
 
 で、半分にしてあげると残りをがんばって食べたり、時には少し食べてからもう一度半分カードを示したりと、使いこなしてくれています。

 この「はんぶんにして下さい」カードの工夫は、おしま学園の鈴木伸五先生に教えて頂きました。「自閉症のひとたちへの援助システム」のp38にも出ています。
−−−−−−−−−−−−−−−
 ○○さん、こんにちは。

 >指導を始めるときに、このお子さんの好きにさせておいたら
 >食事の状態はこのまま改善しないんじゃないか、というキョーフは
 >私にも当然あるんです。

 そうですね。キョーフですね。ほんまあります。

 >ただ、人間というのは「やりとり」なのね。

 そうです。そうです。

 >・・・で、何がいいたかったのかというと、
>「子供のいいなりになる」と「子供の意志を尊重する」は、
>実践の中ではほとんど同じなのね(^^;)。笑っちゃいますけど。

あはは、外から見てるとね。
 でも実は・・・ってのがあんだけど。

 >まずは「わからない」ということが前提です。それでアセスメントを大事にします。
 >これは当たり前のことだと思いますが、
 >学校教育ではアセスメントに時間をかけずに
 >その先生なりの方針でやることが多いです。

 そうやなあ・・・
−−−−−−−−−−−−−−−
煙たがられる(悪者?)

 ○○さん、こんにちは。

 >今年度は、煙たがられる人になるのが
 >私の目標だったりして。(年度当初ほんとにそう思ったんです。)

 あはは、私の場合は切れちゃってもういろいろ言いまくろうと思ってます。

           決して温厚では無い kingstone

posted by kingstone at 19:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

裸の王様 就学前施設・特別支援学校・成人施設の協議会にて

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 先日、知的障害児・者にかかわる就学前施設・特別支援学校・成人施設の
協議会があり、私も参加して来ました。実はここのイベントとして「みんな
が一同に会して歌って踊る」というのが開かれてました。

 私は職員会で「あんなことされたら困る子がたくさんいる。私も困る。あ
んなことはやめよ」と主張したらみんなシーーンとしてる。誰も困ってない
わけね。

 で、そんなこと言うんやったらお前が行って来い、というわけで私が行っ
たわけ。そしたら成人施設関係の方から「そうだ、そうだ」「私の施設では、
あんな集会を続けるなら協議会を脱退しよう、とまで話し合っていた」なん
て意見がばんばん出ました。

 いったいこの「特別支援学校」と「成人施設」の差は何やねん。

 王様が裸やったら裸やと、ちゃんと言おうよ、やね。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 私は「どうしたらよい支援ができるか」など、もっと実質的な連絡会が
したかったのです。しかし、私が協議会で反対したにも関わらず、成人施
設の理事長さんはじめ、多くの出席者の意見で「昨年までやってたのだか
ら」と「歌って踊る会」は敢行され、そして結局成人施設は協議会に意味
なしと脱会され、協議会は実質上無くなりました。

 何か無念。





posted by kingstone at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ

 大昔の書評です。

東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ (ちくま文庫)/遥 洋子

¥651
Amazon.co.jp

「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」
 遙洋子
 筑摩書房
 1400円+税

 私ゃ、フェミニスト論やジェンダー論にはできるだけ近づかないでおこうと
思っているのですが・・・

 しかし、この本は面白かった。遙洋子さんをここまで駆り立てるものがあり、
その駆り立てられる気持ちをそのまま出してるって感じでうーん勢いあるなあ。

 しかし、議論とは何か、ケンカとは何か、とかいろいろ考えさせてくれます。
 面白かったところ。

 学会で発表に失敗した友だち(学生)との会話
(引用開始)
「面白い発表じゃない!」
 彼女は視線を窓からゆっくりもどし遠くを見つめるような目で私を見て言った。
「正当な評価を学会でうけなきゃステップアップできないの。笑いをとっても
 駄目なの」
(引用終了)

 おお、そうかあ。私の周囲の実践家たちの場合だと、うけてなんぼ、って
とこがあるけど、うーむやっぱり「学問」の世界は違う・・・のか?

 吉本の芸人仲間と上野さんの講演を聞きに言って、みんな食事に誘われ、
そこでまあ素朴にあれこれ聞いてしまう仲間に

(引用開始)
 上野千鶴子に社会学を語らせる、という行為は、野球選手に野球を語らせる
のとはわけが違う。それは野球選手に食事中、突然バッティングをさせるのと
同じだ。演歌歌手と、芸能界について会話するのではなく、「コブシ聞かせて、
コブシ!」とせがむ行為になる。
(中略)
 ましてや討論は言葉の格闘技。日常会話から格闘技への枠は有って無い。素人
がプロにぶつける言葉は、素人ゆえに容易に格闘技になる。
 格闘家の食事中、いきなりボディブローをかけてくる素人がいたらどうだろう。
当然不機嫌になる。私が当初、研究室で教授にしていたことがそれであった。
私の質問にチラッと嫌な顔をして、でも、答えてくれる。私はずっと弁当を
食べてる時にボディブローを挑む素人だったのだ。
(引用終了)

 いやあ、なんとなくこの例え、わかるなあ。
 でも、そこらへんもうまく捌けてのプロ、という気もしないでもない。



posted by kingstone at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自閉症児託児ボランティアに学生さんが新入生を誘う

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ある学生さんが、新入生さん(そういう季節やなあ)を「れもん」のボランティアに誘って下さったそうです。ありがたいことです。で

「自閉症ってどんな障害なの?」

という素朴な疑問をかけられ、その方がわかっている範囲で

「とってもマイペースな人たち」

と答えて下さったそうです。うむ、いい線ですよね。もちろん「その場に合わせよう」と必死にがんばる姿もあったりするわけですが。

 結局のところ一人ひとり違うから、会ってみないとわからない、ってのが本当ですが、少しでも不安を持たずに接して頂くためには、何か本でも読んでもらっておく方がいいかな?

 学校の自主研修会などで買ってもらおうと以下の本を購入しました。

自閉症のひとたちへの援助システム」20冊
本当のTEACCH」5冊
自閉症でOK!」 5冊
自閉症の人の社会参加」5冊
はじめの一歩」5冊

このうち1冊ずつを回覧用にして(実は自分の分は大きく名前を書いて学校に回覧用として置いてる)学生さんにも読んでもらおうか・・・どれも500円の本だから買ってもらう、という手もあるけどお金の無い学生さんに、しかもボランティアをする前にってのはやりにくいもんなあ。どっかの悪徳業者みたい。

 しかし、こうやって自腹で買う本が増えていく・・・・でも理解して頂くためには必要だもんなあ・・・

 それからどれがいいんかなあ。

「自閉症でOK!」あたりが概観するにはいいかなあ、と思っているのですが?

「れもん」のボランティアをどう集めたか


posted by kingstone at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日の自立課題学習

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ふーー、書いたものの、ここに出てくる生徒の保護者からは
許可を取ってなかったので、まず許可を取る電話を入れました。
お二方ともこころよく承諾して下さいました。

 で、お二方とも思わず話がはずんでしまい、アップが遅くなって
しまった(笑)
-----------------------------------------------
 > そこで明日私が担当する生徒の教材を30分以内に1個作ってね、
 >とお願いしました。段ボール箱2つ分の中に入っているいろいろな素材
 >を利用して頂きます。
 >
 > 結局15分ほどで、お菓子のしきり・写真などのカードで教材を
 >ひとつ作って下さいました。私もその間にデュプロ(レゴの大きいの)
 >を色を弁別してくっつける教材を1個作り、かつ今までの教材と合わせて
 >子どもに出せるように設定しました。

 今日、やってみました。

 H君は「今日の授業で(荒れていた生徒と)」で荒れていた生徒です。

 まずその授業の前のみんなが集まる集会で、もうみんながいる場にいた
たまれない、という風情のH君。

 H君にわかってもらおうと机マークカードを渡してみました。そしたら
猛烈なスピードで走っていってしまいます。んんん・・・しまったかな・・・
と思って追いかけたけど見失った・・・でも教室に行ってみるとちゃんと
教室に来てくれてました(ニコ)

 ちゃんと「こないだやったお勉強や」ってわかってくれたんやなあ。

(ってね、この教室、私の教室なんですが、H君にとって私の教室は
 カームダウンエリアになっているようでもあります。H君だけでなく
 他にも私の教室に気持ちを静めに、そして置いてある本などを目当てに
 来る方がおられます。そういうふうに子どもたちが感じてくれるのが
 ありがたいことだと思っています)

 H君には私の作ったデュプロを重ねるだけの教材をやって頂きました。
H君、薄いペラペラしたものだと、それを振ることに熱心になってしまって
肝心のやることがわかんなくなる傾向があると見ました。で、デュプロ
でやってみたんですが、おお、ちゃんと重ね合わせてくれる。私は今回
黄色と青で色の弁別も入れたかったのですが、これは時折り間違えます。
たぶん、こういう課題はやったことがないのでしょう。

 間違いを無言で手を取って訂正しながら、とりあえずやりきりました。
 課題をやりきったら、「がんばったねえ」とほめます。

 前回は私、セッションごとにH君にいろんな教材をやさせてちょっと混
乱させたので、今回は数少ない同じ教材を続けてやりました。だいぶ流れ
がわかってきたようです。

 さてX君に若い方の作ったカードの分類の課題をやってもらい
ました。

 X君、以前(って3回目ですが)はすごく勉強をすることに
うなって抵抗を示したことがあったのですが、今日はこっちが休憩用に用
意したラジカセを止める必要はありましたが、カードを渡すと素直に机に
行きます。

 でカードの分類、ちょっと間違えかけたし、似た写真のカードを間違え
ましたが、ちゃんと見比べてやっていました。

 ちょうど難しさも手頃でいい教材でした。

 で、X君2回終わった時点で記録をつけてたら私をとんとんしてもっと勉
強させろ、と要求します。わお・・・嬉しい悲鳴というやつです。

 で、最後にはいつも2つの課題だったのを4つさせてあげました。
 声かけなしで、黙々とすべてやりとげました。そしてできあがって
ほめるとすごく得意そうでした。

 じゅうぶん自習(自立課題学習)にのってこれる方だなあ、とわかり
ました。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 X君は自閉症ではありません。




posted by kingstone at 14:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

授業の用意をしながら若い人と話をする

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 中学部に認知学習というコマが今年からできました。

 これって私のためにできたのか、と思ってたら(笑)そうではなく、
以前よりなんていうか机の上の学習というのかそういうのも必要だよね、
という話になっていて、そこに昨年度の終わりに私がビデオこみで自立課題学習
をやっている様子をお見せしたりしたのも刺激となってできたようです。
(で、私はぜーーんぜん認知学習(認知を発達させる学習)とは思ってない
 のだけど、私のやってることを見られた方はそういうふうに言われること
 が多い。そうなんだろうか?)

 いわば「そくたく同時」(漢字がわからん)だったようです。

 しかし週一なもんで、うわあ、なかなかあらへんわ、と思ってたら、
スケジュール変更で明日あるって(スケジュールの頭に入ってない奴)

 今日も6時前まで、会議があった後、教室環境整備をし(今日新しく
入った下駄箱に名前と各自のシンボルを貼った)てたら若い方が手伝って
下さいました。

 で、それが終わってから明日の教材作りと授業の設定をするつもり
だったのですが、子どものことや授業のことで若い方と話し込んで
しまいました。つい私も好きなもんだから止まらない。誰か止めて
くれい(笑)

 TEACCHの研修会でお会いする某講師なんかはしゃべりながら手を動かして
教材を作ってしまいますが、私なんぞはそこまでできない・・・

 そこで明日私が担当するお子さんの教材を30分以内に1個作ってね、
とお願いしました。段ボール箱2つ分の中に入っているいろいろな素材
を利用して頂きます。

 結局15分ほどで、お菓子のしきり・写真などのカードで教材を
ひとつ作って下さいました。私もその間にデュプロ(レゴの大きいの)
を色を弁別してくっつける教材を1個作り、かつ今までの教材と合わせて
子どもに出せるように設定しました。

 まあ彼のやる授業とは全然別なんですけど、こんなふうにして
少しずつでも理解を深めていって頂けるとありがたいです。でもって
私もらくちんできるし(笑)
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 中学部でもそれまでの長年月、机の前に座っての学習が無かったことが、
わかります。何度も書いていますが、それまでの教師の考え方や指導法だ
ったら、その方が良かったのかもしれません。





posted by kingstone at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

わがままと言われた生徒と カードが束に

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 Bさんとのやりとりが続いています。

 Bさん、音声言語だけでやりとりしようとされて、教師の思うようには
動いてくれなくて「わがまま」という評価をされることも多かったような
気がします。

 イスのある場でなく、床にじかに座るようなところでは「「わかる」や
りとり、拒否されてんだけど
」で書いたように座ったまま、あちこち好き
な所へ行きまくります。

 そこでみんなで集合する場所の壁にBさんのシンボルを書いた紙を貼って
みました。そしたらそのあたりに座ってくれるようになりました。

 体育祭の練習ではそんなものの全然無い場をあちこち移動しないと
いけません。そこでシンボルを描いたカードを作り、まずそれを見せて
移動を開始し、止まるところ(座るところ)の地面の上にそれを置きます。
するとあちこち行かないでそのあたりにいるようになってくれました。

 好きなパズルをやっていると声をかけても、カードを見せても動かない
ことがありました。そこでカゴを持っていき、「じゃあおしまいね。
かたづけようね」と言ってパズルのピースをカゴに入れ始めると
Bさんもいっしょに入れます。そして全部入れ終わるとにっこり笑って
立ち上がって、移動を開始してくれます。

 私は別に人間、わがままだっていい、と思っています。

 すごく大切なことだと思っています。

 しかし、そうであっても、本人にわからない声かけで言うことをきかない
からといって「わがまま」と評価するのはよくないよなあ、と思います。

 今、私はBさんにどうやったら理解してもらえるのかなあ、とあれこれ
考えながらつきあってますけど、なんかすごく楽しいです。で、そのため
に使ったいろんなカードやチェキの写真とかをリングにとめていってます。
だんだんブックになりつつあるようです。


posted by kingstone at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

気分は敵地に一人でパラシュート降下

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 もともと小学校畑の人間なので小学部しか知らなかったのですが、
今年は中学部に来ました。気分は「敵地に一人でパラシュート降下」

 で、普通はそういう時、しばらくはおとなしくしていると思うのですが、
結構いろんなところで声を出しています。

 今日は午前中いっぱい体育祭練習の予定でした。担当の先生が
「じゃあゆっくり(繰り返し)やりましょう」と言われたので、笑いながら
「すんませんが1回通したら、後は時間が余ったら休憩にして下さい」
とお願いしてしまいました。

 実は先日もA君や他の生徒でも繰り返される練習が結構きつそうだった
のですね。所定の場所に「意味がわからず」座り続ける、とか、嫌いな音
楽が鳴ってる場所にいつづける、とか。で、そのきつくなった子に対して
私なんかはなんとか理解して参加して欲しいといろいろするわけですが、
「いて当然じゃないか」という指導をされる方も出てくる・・

 はじまり→活動→終わり→後の活動(休憩とか遊びとか)

 これが見通したててできるようにならないと、「がまん」や
「がんばる」ことだって身に付かないと思います。そして終わった
はずなのにまだ続くようだったら怒りだして当然なんですよね。
我々だって怒るはず。

 そういう説明はせずにお願いしちゃいましたが。

 そしたらその意見が通って、(誰も反対しなかった)1回通して
終わってしまいました。
 たぶん、生徒にとっても教師にとっても良かったな、と思い
ます。
 
 後で担当の先生に「いらんことゆうてごめんね」と言うと、
「いやいや、あの方が良かった」と言って下さってました。

 さて「敵地に一人でパラシュート降下」と書きました。
 敵って何でしょう?
 少なくとも一人一人の教師では無い。みんな熱心で、子どもの
ことを考えて活動してはります。

 で、私が声を出すと、多くの方が耳を傾けて下さっているような
気がします。そしてたぶん「ええっ、そういう考え方もあるのかあ」
ということなのだろうと思います。実は周囲にいる人はたいていが
レジスタンスの仲間だった??

 もちろん理解しがたい面はかなりあるようではありますが。

 ってことは、敵ってのは、今までの学校の枠組みとかそういうもの
なのかな。(学校文化?)あるいは「良かれ」と思う時の方向という
のか・・・

 変だと思ったり、違うなあと思ったりした時は、どんどん声を
出していこうと思っています。



posted by kingstone at 14:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カウンセリングや資格のことについてなど

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ○○さん、こんにちは。

 > 入院中、内科の医師に吐いた私の言葉に、今でも苦笑してしまいます。
 > 信頼できるカウンセリングが、もっと一般的になってくれることを、
 > 切に願っているのです。カウンセリングを受けることが特別でない環境
 > を、どうしたら定着できるんだろうなぁ・・・いつか投げかけてみよう
 > と思った気持ちです。

 ほんまね。

 私自身は・・・たぶん、まあかなりいろいろあってそれゆえに
カウンセリングに惹かれたのかな。地域のカウンセリング研究会
(ワークショップ・主としてベーシックエンカウンター)に参加
し、そこで知り合ったカウンセラーに50回ほどカウンセリングを
受けました。

 最近は、この人ならこの局面でのこういう話なら「聴いて」
もらえる、とこっちで判断して、お金をかけずに同僚や友人で
済ませているところがありますけど(笑)

 でもまたいろいろ行き詰まったらまたプロに聴いてもらう
こともあるかもしれません。
−−−−−−−−−−−−−−−
 □□さん、こんにちは。

 >「ここが障害児が通う施設であるということを、措置する際に親に
 >きちんと説明して欲しい。

 えっ?ってことは説明が無いってこと??

 >そして、親がこの措置を前向きに捉えられるように、心理的なケアをしてくだ
 >さい」と、お願いしたことがあります。
 > 当時は、
 >「それは、お母さん同士でやってください」
 >とのお答えでしたが、今も同じ答えになるんだろうか?

 うふふ、△△さんが昔書いていた話。

 アメリカのあるところでなのかな?自閉症児の親御さんをカウンセリングして
いるカウンセラーがいました。で同じような方をカウンセリングをしながら、
うーん親御さん同士で話し合ってもらったらいいな、と考えました。で、たぶん
最初はカウンセラーも入って話し合う機会を持っていたのかな。で、そのうち
カウンセラーも入らずにすむようになりましたとさ。

 というような話だったと思うのですが。で、たぶんそれが親の会として
機能し、発展していったということだと思うのですね。これってすごく
大事な話だと思います。

 で紹介して下さった時は「だからカウンセリングなんていらない」みたいな
方向の話だったのですが、私はカウンセリングの成功例ないしはカウンセラー
がすごくいい働きをした例、だと思っています。

 私が学習していた頃、クライエントがカウンセラーを必要としなくなるのが
いいケース、と言われていましたから。

 > 私はといえば、役員同士で
 >「なんでも親の仕事かい〜〜!!」
 >と、怒り合い、悩み合い、愚痴り合うのが「癒し」になっていたんだと思います。
 >
 > 今にして思えば。

 ですよね。

 専門のカウンセラーは必要です。
 そして専門のカウンセラーなんて必要ありません。
 どっちも本当です。
−−−−−−−−−−−−−−−
 ○○さん、こんにちは。

 >「心理カウンセラーの資格は、実は大学院を終わったレベルの力が必要」
 > という内容だったと思うのですが、そんな問題なのかな、と疑問に感
 > じました。

 きっちり仕事としてやっていこうとするなら、資格も学歴もあったに
こしたことはない。でも大学院を出たからといって「わかる」という
もんでもない。

 まあ「そんな問題ではありません」そして「そんな問題です」
 どっちでもあるんでしょうね。

 >「世の中には、答えが出ないという残酷な現実があり、それに耐えうる
 > 力や、今まで経験のなかったことに対して、それらに対応する精神力
 > を子供たちにつけさせたい。人間にとって最も自由にならないのは、
 > 自分自身であり、異なる者同士が共に生きていくため、たとえ自分の
 > 思いを押さえても、他者のために役立つ人間を育てるのが、今の時代
 > に必要な教育である。」

 それをおっしゃった方のお気持ちはよくわかるような気がします。
ちょっとひっかかる言葉はありますが。
 そして同じことなのですが、

「だからこそ、自分の本当の気持ち(感情)がわかり、やりたいことが
 わかり、それをうまく出せる子ども、ひたすらがまんするのではない
 自分自身のために生きることのできる子どもに育てたい」

と私なら思いますね。自分の思いを無理して押さえることは無い・・・
無理せずに押さえられるならそれはすてき。

 不安や苦しみがあっても、それが何か「わけのわからない」もので
ある時、ものすごく苦しいです。しかし、何となくでも正体?あるいは
向かい方だけでもわかった時、克服というのとはちょっと違って、
それを抱えていても大丈夫、みたいな気持ちになれました。

最低の免許しか無い教師 kingstone
−−−−−−−−−−−−−−−
 ○○さん、こんにちは。

 >「お母さんがショックを受けるから」
 >という理由だそうなんですが。

 とんでもない話だ(プンプン)
 それでケアは親同士でっ、ってのも滅茶苦茶だ!!
しかし・・・どこでも似たようなことがされてるのかな・・・

 私の知ってる就学前療育施設でも「自閉症児はいません」なんて
言ってたもんなあ・・

 > 私たちは、その怒りを共有する事から友達になり、そこで作った関係の中で
 >色々な悩みを解消していっていますが、出来れば、そんなネガティブな感情
>からではなく、親同士の関係を作っていく手助けがあったら有り難かったかな
>と思います。

 これよくわかります。

 「怒り」はいろんな活動をしていく力となります。

 私自身、ここまでいろいろ勉強して来たのは「怒り」によってです。

 しかし、自分のこととして、「怒り」のままでは、なんか良くないな、
もうちょっと違う形にしていかないといけないな、と思っています。
少しずつは「怒り」もとけてきてるような気もするのですが、まだまだ
ひょいと顔を出してしまいます。







posted by kingstone at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

y2-links 〜障害支援機器&グッズを語り合おう〜たぶんコミュニケーション関連

 あさってですね。5月5日

y2-links 〜障害支援機器&グッズを語り合おう〜
−−−−−−−−−−−−−−−
主な内容:障がい支援グッズの展示や活動報告。影像による実際の暮らしの紹介など

相談:何かの理由でコミュニケーションに不自由を感じられる人達の暮らし支援について(要予約)
−−−−−−−−−−−−−−−
と書いてはるからコミュニケーション関連の話になるはず。

 発起人の顔ぶれを見ると、肢体不自由(しかも信じられないくらい重度な人も)
や知的障害(もちろん自閉症の人も)もう様々な人たちを支援してきた人たちです。

 参加費は・・・と見てみると、書いてない。
 何とタダ!?
 すごい。

 場所はリンク先に書いてますが、姫路です。





posted by kingstone at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

学級経営案が相棒に受け入れられたという話から

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


※ある特別支援学校の教師が、その人のやり方を同じクラスの相棒が受け入れて
 くれた、という話しから。

 ○○さん、こんにちは。

 >相棒は、このスタイルが気に入ったということらしい。
 >よかった、とりあえずこの一年なんとかうまく過ごせそう。
 >ここで意見が食い違うと、ティームティーチングは恐ろしく苦痛なものになるのです。

 ほーんま良かったですね。(ニコ)
−−−−−−−−−−−−−−−
他のクラスには手が出せない?

 ○○さん、こんにちは。

 >ははは、同業者ならではの安堵のため息。

 いえね、私も今なかなかいいクラスに入れてもらってます。
 で、ほーんま良かったと思ってます。

 >・・・・ところで、他のクラスには全く手が出せないのもおんなじ?

 これなんですが・・・普通は「手が出せない」ですよね。

 私の場合は「研究会にすでに来て下さっている保護者を通じてその子の
保護者をお誘いし、保護者から担任に要求してもらう」という手を考えて
いるのがひとつ。

 そして、まあ・・・だいぶ切れちゃってるので、笑いながらばんばん
いろんなところで発言していこうとしてるし、「今日の授業で(荒れていた生徒と)」で
書いたみたいに他のクラスの生徒に関わったりもしてます。





posted by kingstone at 11:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いきなりメモを見せるのではなく

 ○○さん、こんにちは。

 >「あっ、あれは□□さん」と思い近付いて行ったら、出発ロビーで荷造りの
 >真っ最中。

 それはすごい・・・
 (うーむ、どうでもいいレスしかつけへんやっちゃなあ・・・)

 >△△の場合は、初めにいきなりメモを見せると、その内容を読み取る前に、
>意にそぐわないことも、強要されれば我慢してやらなければならないと思い
>イラつくことがあるので、まず言葉で説明してぼんやり概要がつかめたところで
>まとめの意味でメモを見せることが多いです。

あっ、これは参考になります。
 そっかあ、そういう方もおられるのですね。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 確かに見せられてやんなきゃなんないと思う人もいるかも。
 「ドライブされた行動」ですね。
 だからこそ、常日頃から「選択して行動する」が必要になってきます。

posted by kingstone at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「れもん」ボランティア活動の事前講義と反省会

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ○○さん、こんにちは。

 やっぱり「ボランティアの練習活動」の時に、反省会の時に
上がった話題にマイペースなお子さんに対してどうしていいか
わからない、といったものがありました。

 これに対しては、本人の動きを尊重しつつ、ちょっと誘ったりも
してみて、でも無理強いしないで、みたいなことを告げました。で
1回目にはその効果があったのか、すごく素敵な取り組みをなさって
下さった方がたくさんおられました。

 私のところの「れもん」でやる託児活動の場合・・・

 託児活動をする時刻は午後1時〜4時なのですが、

 11:00〜11:30 講義
 11:30〜   当日の計画を立てたあと昼食休憩
 12:50〜16:00 集合・託児活動
 16:20〜17:00 反省会

 となっています。ほんま反省会の時間はもっと欲しいくらい
ですが、でもあんましだらだらやっても仕方ないし。まあ
「ああ、ちょっと時間が足りなかったな」と思う、今くらいで
ちょうどいいかな、と思っています。

 すべての時間がぜんぶ「ちょっと足りないかな」だけど、
ま、それでいっかあ・・・

 拘束時間となるとかなり多くなってしまってますもんね。
 現在でも。他のところではどんなんかなあ・・・
 かなり過激な時程表やなあ・・・自分でもようやるわ、と
思います。
−−−−−−−−−−−−−−−
活動の流れ

 ○○さん、こんにちは。

 > 「れもん」の活動、講義、計画、実践、反省って流れに
 >なっているのが素晴らしいです。

あっ、そうだったんだ・・・書いて頂いて気づいた・・・(笑)

 朝日新聞大阪厚生文化事業団の「自閉症の人たちとの余暇活動
ワークショップ」の流れをとりあえずそのまま縮小して持って来て
たんですが、そうか、そういう流れだったんだ。

 わからずやってた私です。








posted by kingstone at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式でのスピーチ

スティーブ・ジョブズの感動スピーチ(翻訳)

 上にも動画があります。
 大きな動画本体を持ってこようとしたら、禁止タグがあって、持って来れなかった。

 里子制度が機能しているのですね。





posted by kingstone at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日の授業で(荒れていた生徒と)

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 今日のある授業。
 
 楽しくみんなで音楽に合わせて体を動かそうという授業。
 しかしある生徒、荒れまくってました。そういや昨日その生徒、
音楽が嫌いだ(?)という話では無かったか・・・

 途中で私いたたまれなくなって「ごめん。私、その生徒と別に
授業をさせてもらえないか」とお願いしました。で、さすがに側にいた
先生も今のままではいけないと思ったのかOKして下さいました。

 一人ってわけにいかないからもう一人の生徒と二人を連れて、
私の教室へ行き、昨日使った自立課題の教材を出してきて一緒に
やりました。すごく落ち着いてやっていました。

 まあ私の勝手な行動を許して下さった先生方に感謝です。

 そのお子さん、次回からは別のグループでやろうという話に
なったようです。(私はみんなと別れて自立課題の方がいいんだ
けど(笑))まあ知的障害特別支援学校と言えば音楽で体を動かしてみたいな
授業は定番なんだけど、私はどうも最近のりきれなくなっています。

 ほんと1から10まで自分の裁量で授業を組んでいきたい
なあ。
−−−−−−−−−−−−−−−
安定すれば参加したかったりして

○○さん、こんにちは。

 あるところでこんなことをお聞きしました。
 また本人さん、書ける話ならよろしく(ニコ)

 やはり同じように音楽で荒れる方がおられた。
 で、指導者の方はとりあえず他の場所に行くという方法で落ち着いて
もらっていた。

 そしてその方の生活全体を本人さんにわかりやすいようにいろいろ
工夫された。(この指導者さんは現在は「構造化」という言葉も
知っておられますが、当時はそんなことまったく知らなかった)

 本人さんが落ち着いて来たら、本人がみんなと音楽の場面に参加
したがり歌ったり踊ったりしたがるようになった。

 うん、そういうこともあるやろな、と思います。

 要は「今、ここ」で見せている荒れに対してどう対処するのか。

「お前が悪い。ここでちゃんとせい。黙って座っておけ。嫌でも
 なんでも今は踊るのだ」とやるのか、

「君は何を言いたいんだい。良かったら教えてね。とりあえず
 落ち着けるようにしようか」という対応を取るのか。

 その違いやろなあ。

 > TEACCHは教習所と表現されますが、もうひとつ路上教習が見えてこない
 > んですよね。そして、一般道で彼らが自分の意志でどうやって運転して
 > いくかということも。

 これね、私もまだよう言葉にせんのです。
 でも、なんか少しずつ、周囲の対応に切れながら、自分の中では
見えてきてるかな、というあたりです。でもまだ言葉にはようしない。

 > 今年のテーマは海のリトミックなので、海を意識できるように青いシー
 > トを敷いて波のような布をヒラヒラさせて、子供たちにイメージを持た
 > せるあたりから始めることになりそうです。

 なるほど、なるほど。

 とにかくこちらがいろーーんな思いを持って、あれこれやってみて、
そして検証していく、っていうことが大事なんだと思います。私の周囲
では「検証」が無い、というか「こうあるべきだ」に目が曇って
現実の子どもの荒れがわかっていない・・・そのことに例えば私は
いたたまれなくなったり、ほんと胸が痛かったりするのですが、
何かそうはお感じにならない(それよりは今までのやり方を踏襲する
方が大事)方が多いようです。
−−−−−−−−−−−−−−−
 □□さん、こんにちは。

 > 読んでいて、うちの息子かと思いました(笑)

 あはは。

 >息子の場合、いやがって暴れたりすることはないんですが。
 >先日の授業参観で、手遊び歌とかを少しやったんですが、
 >先生が声がけしても、ほとんど拒否して、突っ立てました。

 これもどう考えるかむつかしいですね。

 つまり「突っ立って」るけど楽しんでる、あるいはじょじょに
楽しみに変わろうとしている、って場合もあるし。本当は嫌なのに
それを表現できなくて静かに立っている、って場合もあるし。

 後者の場合だと暴れたりすれば、対応してもらえるけど、
静かなお子さんの場合はどれだけのことを我慢しているのか、
理解してもらえない場合もあったりするし。

 > 息子(小3)の1つ上の子どもさんたちは、ちょっと恥ずかしいのか
 >(そゆ年頃ですもんね)あまりしていませんでした。が、私がいないと
 >結構やってたりするんですよねぇ。天の邪鬼は血筋かも(笑)

 実は大人でも楽しい、って面もありますもんね。
 でも恥ずかしい、とか。

 年齢相応ってどう考えていけばいいのかな、なんてことも含めて
あれこれ悩みます。








posted by kingstone at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

春を待つ少女

 河原、猫柳・・・映像が浮かんできます。




posted by kingstone at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロンドン・デイズ

 大昔の書評です。

ロンドン・デイズ/鴻上 尚史

¥1,680
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 第三舞台主宰者の鴻上尚史さんが文化庁の
「芸術家在外研修員派遣制度」で英国はロンドンの
演劇学校に1年間いた時のことをあれこれ綴った
本です。

 行こうと思ったのは、戯曲に入る前の「ワークショップ」と呼ばれる
稽古に興味があったから、ということです。ワークショップでは実際に
参加者が自分でやることを通していろいろ学んでいくわけね。

 ああ、私が最近いろんなところで勉強させてもらっているのは
ワークショップ型が多いのだなあ、とあらためて感じました。
カウンセリング・AAC・TEACCH・・・・

 しかし「語学的な理由でみんなの足を引っ張るようならクビだよ」みたい
なことを言われるプレッシャーの中であれこれ勉強していきはります。

 印象的な部分の引用
 あっ、私の引用はこの本の中で数少ない「まじめ」な考察の部分になって
しまいます。この本自体は私は笑い転げながら読みました。

(引用開始)
 稽古場で、いくら見学しても、肝心な部分は分からないというのが僕の
経験である。人は、見学している人間に心を開きはしない。一緒に汗を
流し、苦しみ、喜んだ人間にだけ、本当のことを語るのである。
(引用終了)

 そうだよね。いくら授業を見せてもらっても駄目。話を聞いても駄目。
実践していく中でしか語れないというか・・・伝わらないんだよね。

 教育ということに関して

(引用開始)
 欧米の教育は、生徒の自主性を重んじる。「感じたことを言いなさい」と
いうのも自主性だ。そして、そこでちゃんとしたことを言うかどうかは、
じつは、関係ない。
 日本社会は、「個人であること」より、「成績」を求められていると思う
から、みんな黙る。欧米は、「成績」より「個人であること」つまり
「自主性」がテーマだからみんな語る。
 実は、「成績」より、自主性を重んじるというのは、つまり、「最終的
には、責任をとるのは、あなたですから」という厳しい思想が、根底には
ある。日本社会は(たぶん、アジア社会は)、教師が「最終責任」をとる
ふりをする。もしくは、そこまで暗黙に求めている。
(中略)
 「成績」はあなたの責任です。私達は「成績」より「感想」を重視します。
 だから、本当に生き延びようとしたら、このタイプの社会のストレスは
凄まじい。
 欧米型の社会で、個人の不安を救うためにカウンセラーが繁盛するのは
当然である。
(引用終了)

 なるほど。なるほど。

 さてお約束の(そんな約束なんか無い!!(笑))私が泣いたところ。
 レイモンドという演劇学校のクラスメートがいます。彼は地方出身で
労働者階級で不器用で・・・自分が俳優になれるかどうかについは悩んで
います。しかし鴻上さんは「いい味がある」と思っています。

 不安を語るレイモンドを励まそうと鴻上さんが第三舞台にいた名越って
方のエピソードを語る部分です。

(引用開始)
 名越は、リズム感が無かった。ダンスの振り付けをすると、名越だけが、
いつもワンテンポ遅れて、踊っていた。しかし、名越は、ものすごく楽し
そうに踊った。
(中略)
 そして、その笑顔を見るだけで、僕も観客も、無条件で幸せになった。
 第三舞台の観客が増えて、プロになっていく中で、名越は、ダンスが
うまく踊れないことに自己嫌悪を感じ始めた。プロになって、振り付けの
水準が上がったことも、それに拍車をかけた。
 ある公演で、名越は初めて、踊りながら、つらそうな顔を見せた。
 僕は1枚のアンケートを名越に見せた。それは、大学時代、第三舞台を
見始めて、サラリーマンになり、なかなか芝居を見る時間がないと嘆く
文章から始まっていた。生活に疲れ、残業に疲れ、会社の奴隷になること
に疲れたと書いたその男性は、しかし、ダンスの時の名越さんの笑顔を
見るだけで、劇場に来てよかったと思えると書いてあった。
 うまく踊れる人は、自分にとってはどうでもいい。あきらかに不器用と
思える名越さんが、リズムを外しながら、それでも、一番楽しそうに、
精一杯踊っている姿を見るだけで、僕は感動する。それは、会社でうまく
立ち回れない不器用な自分を、力強く励ましてくれる。
 うまい人のダンスは、うまいと思うだけだ。でも、名越さんのダンスは
僕を励ましてくれる。だから、名越さん、いつまでもリズムを外しながら、
踊り続けて下さい。
 アンケートにはそう書いてあった。
 僕も、まったく同意見だった。
(引用終了)

 後のところにも書いてますが、もちろん天性の素質を持った人がいて
いいわけで。でもってそれ以外に努力の人とか、努力してもできないけど、
でもニコニコしてる人とか、そういろんな人がいていいんだよね。
私でも・・・



posted by kingstone at 08:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

子どもが力を与えてくれる

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ちょっと愚痴っぽくなってしまいました。

 同じように授業をする担当者、何人かで集まって、話をしても
まあ全然伝わっていく気配が無い・・・一番伝えたいことが
伝わらない・・・

 まあ仕方が無い。私のやりたい授業、発想は、今までの学校
に無かったことですから。

 ま、でも「一斉授業」はしないで、何人かずつの「担任グループ」
に分けることができました。そして私と同じ部屋の人たちにはとにかく
実際に私のやってることを見て頂いて理解して頂くしかないと思います。

 それで「これはいい」となったら続けていって下さるだろうし。

 別のグループの話を聞いたら音声言語を主とした1対多の一斉授業を
されたようです。

 まあ仕方ないです。私も私のできる範囲のことしかできません。
 それ以上のことをやるとつぶれるのは目に見えています。
 一緒に組む方に深く知って頂くこと、ですね。

 で、昨日は夜遅くまで(本当に管理職がギブアップするまで)
一人で準備していました。組む方の分も初めはわかんないだろうから
全部用意しました。でやっぱりかなり疲れました。

 今日、初めて出会う生徒もありました。かなり難しいとお聞きして
いたのですが・・・なーーんやん。割と典型的な自閉症の方やん。め
っちゃやりやすいやん。

 何セッションかやり、教材もその場で変えていきます。
 今日はワークシステムを理解してもらおうと、ちょっと無理じいに
なったとこもありました。いかん、いかん。無理強いしなくてもできる
教材とワークシステムを用意しなきゃ。○○、○○、と唱えておこう。

 すっごく楽しかったです。元気が出なくなり、愚痴が出る時(そして
怒り狂う時)もあるけど、子どもたちとの授業で元気をもらえます。

 同じ教室でやる同僚Bさんもいろいろと理解しようとして下さって
います。次回からは教材も自分で用意して頂けるでしょう。

 他の場面でも初めてのいろいろなお子さんに出会うのですが、もう
自閉症のお子さんと一緒にいろいろするのは楽しくって仕方ありません。

 あっ、もちろん自閉症で無いみたいなお子さんとも、すっごく楽しい
です。なんでみんな「たいへんだ」になるんだろう・・・たぶん
子どもにわからない環境で、一方的に座り続けさせたり、作業させ
続けたり、とかしようとするからだよな・・・。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 私は別段、毎日残業をしろ、という気はありません。早く帰れる時は
早く帰っていいと思っています。(当時は4時半だか、4時10分だか
に帰ることが可能)それは8時間労働として当然。でも、準備のために
はたいていはそこそこ遅くまで作業することが必要でした。それはそれ
でよし、と思っていました。児童・生徒のいる時間は準備できませんか
ら。






posted by kingstone at 07:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

周囲の同僚に理解して頂くのがむつかしいことも

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 新年度が始まってだいぶ立ちました。
 もうあれこれフル回転してるつもりですが、まだまだです。

 いろいろと周囲にお知らせしてますが、理解して下さる方も
おられれば、やはり難しい部分もある。課題学習の取り組みも
始まりますが「自立課題学習」の指導の仕方など、「なんで
言葉かけで教えないの」というFAQは出てきました。(自立課題学習
の時は、「やってる最中」は言葉がけしないようにします。もちろん
やりきった時は「おお、やったねえ」とか言語賞賛したりもします
が)一応、ひとりでできるようになることをねらっているから、
ということを答えましたが。「声かけしないでできるように工夫を」
ということも言ったと思いますが。

 その方たちの担当するお子さんは、言葉はかなり使えるけれど、
でもそれゆえにたいへんだろうな、というお子さんです。

 うむむむ・・・ここらへん、定型発達の人の常識と違うからお伝え
するのたいへんやなあ・・・。



posted by kingstone at 07:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プロの場合

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ○○さん、こんにちは。

 枝葉末節のどーでもいいことなんですが・・・思っちゃったもんで・・

 > また、我々プロ(障害のある人を相手にして給料をもらっている)
 >でも、同様のことはあります。その場合は、職を失うつもりでなけ
 >れば、投げる(逃げる)ことはできません。

 職を失うつもりでなければ(排斥される覚悟でなければ)立ち向かう
ことはできません・・・・ってこともあるなあ。考えずにおれば給料を
貰い続けることはできる、って側面もあるもんなあ・・・



posted by kingstone at 07:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

出張自立課題学習

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 今、いろんな子どもたちを知りたいのと、どうやって自立課題学習をする
のか、を他の先生に見て頂きたいという思いもあって「出張自立課題学習」
をしています。まあなかなか時間は取れないんですけど・・・

 ダンボール箱に教材やカゴ、カードやカード受け、様々な素材を入れて行き、
他の教室へ行って、その場にある机や場所を使って勉強する場所を作って
しまいます。必要なカードなんかもその場で作ります。

 うわあ、すごいやん、なんて思わせてくれることも多いです。

 今日対応した生徒。

 ラジカセが大好きでラジカセの前を動こうとしません。
 机カードを渡して勉強するところへ誘導しようとしても「ウー」と
うなり、寄せ付けません。

 まず勉強する場を離れた所に設定していたのですが、ラジカセの横に
設定し直しました。こうすると何をやるかは見えます。で「この勉強を
しょうよ」と誘います。まだ「ウー」

 でも一緒に曲を聴いていると私を見てニコッとしたりもします。

 でも誘うとウー・・・

 担任の先生が「勉強したらテープ」と言ってラジカセからテープを
出そうとするしぐさ。でも出させません。しかし、それが私にヒントに
なりました。

 さっとテープを取り、机カード(勉強しようよカード)受けの下に置
きます。
 で「お勉強したらテープだよ」
 で立とうとしない本人をイスごと横の勉強机の前へ。(っても60cm
くらいですが・・・無茶苦茶嫌われてしまったらどうしようか、と
かなり悩んだすえですが・・・)

 机カード(勉強しようよカード)を渡すと「受け」に注目しています。
そっと腕を「受け」の方向に押しました。すると彼はカードを「受け」
に入れます。

 そしてカゴに入った教材を見ます。厚紙に色マジックで引いた線と同
じ色の洗濯ばさみをつける課題。単色だけ。ひとつ手を取って教えると
後は全部自分でできました。

 できたらおしまい箱(右横に置いた段ボール箱)に入れることを手を
軽く取って教えます。
 
 次のカゴにはペットボトルとじゅず玉が4個。すぐに理解して
ペットボトルにじゅず玉を入れ、ふたをします。

 で、できたら自分でカゴをおしまい箱にしまってくれます。

「すごーーい、やったねえ!」とほめると彼はテープをぱっと
取ってラジカセのところへ。とにかく良く頑張ったねえ、と
ほめまくりました。

 しばらくして(10分くらいかなあ)からもう一度やってみました。
すると今度はカードを見せたらすぐに取って机のところへ。(テープを
取る時に抵抗したかなあ・・・忘れた)で、さっさと課題をやってしまい
ます。

 で全て終わってまた満足そうにテープを聴きました。

 今日、その後で廊下でその生徒とすれ違いました。するとその生徒
は私を見てニコッと笑い「よう」というように声を出し、手を挙げて
くれました。

 自分でもどきどきもんでしたし、○○さんあたりからは「なんてことを」
と言われそうでもありますが、なんかうまいほうにころんでほっとして
います。

 ひとつの仮説。
 今まで、そんなふうに達成感のある勉強、あまりしたことが無かったん
じゃないかなあ。そしてだから「終了」の概念がわかりにくいのじゃない
かなあ。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 やっぱり「物理的」に動かしてる部分がありますね・・・非常にびびり
ながらですけど。

 この生徒の場合、上記とは別の織物の時間に担当になりました。織物を
教えることはすぐにあきらめました。それで織物の時間に織物の部屋で自
立課題学習をすることにしました。

 保護者に許可を取るためと特別支援学級時代の学習内容を聞くために電
話をしてみました。やはり学習内容は「わからない」とのことでした。そ
んなん多いです。

 私が関わるのは織物の時間(自立課題学習)のみでしたが、不思議なこ
とに朝、登校してきたら、彼は学校の中で私だけに毎朝、にこっと笑い
「お」と声を出し、手を挙げる、という挨拶をしました。担任も不思議が
っていました。

 学年末にはお母さんに自立課題をやっているところを撮影したビデオを
差し上げました。「平等じゃ無いじゃないか」と批判・禁止されそうな行
為ですが、やっちゃいました。まあ他の生徒は自分で織ったり、教師が手
伝って織った布を貰えるけど、彼には無かったから、という理屈は成り立
つか。









posted by kingstone at 07:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日は研究会

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 今日は研究会でした。

 私ゃ、もちろん「れもん」をやってて研究会には行ってませんのでわかりません。
 しかし、なんかごっつい人数が集まってたいへんやったみたいです。
 れもんの部屋のイスをたくさん借りに来てはりました。
 ありがたいこっちゃなあ。

 そうそう、

 「自閉症のおじいさんになればいい」1冊
 「はじめの一歩」4冊
 「発達障害児者の問題行動理解と対応」4冊
kingstone page-問題行動理解と対応

を私が持って行ってもらいましたが、完売して「まだまだ欲しい」という
声があったとか・・・

 うーむ、そらそやろなあ。「自閉症のひとたちへの援助システム」も
だろうし、VISUALメーセージライブラリの他の巻もそうだろうし・・・
kingstone page-発達障害児者の問題行動対処法
posted by kingstone at 07:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月3日(月曜日)

 おはようございます。

 今日も起動できました。

 薄曇り。
 でもお日様は照ってるなあ。


posted by kingstone at 06:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする