私の関わりのある法人
ksbutton.png omemebuttan.png sowerbuttan.png
※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月21日

コミュニケーション指導は & VOCAを使う環境

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


○○さん、こんにちは。
 
 >PICを活用するために、では本末転倒という言葉は
 >痛かったですねえ。

 あは、すいません(ニコ)

 まあいわゆるネットワーク上のフレームウォー(感情的な罵りあい)に
ならないように配慮して書いたつもりはありますが、でもひょっとすると
ひょっとする書き方かなあ、と思っていただけに、ちゃんと受けとめて
頂けてありがたいです。

 >デジカメで撮った写真をカードにするのは、
 >うちの学校でも、小学部の段階からよくやっているようです。

 すてきですね。

 で、次の段階では○○さんのおっしゃるようにある程度
勉強が必要になってきて「どういう形で発展させていくか」が
頭にないと「やってみました」で終わってしまいますね。

 たぶん「地域でのより自立的な活動にむけて」ということになると
思うのですが。(それがはるか遠い目標であっても)

 >VOCAを使ってみたいという声は広がっているみたいです。
 >KING STONEさんのところみたいに、
 >ちゃんと予算が組めて購入できるようになるといいんですが。

※VOCA(Voice Output Communication Aid 
      音声出力するコミュニケーション補助機器)

 いいですね。

 今日も私の主催してる自主研修会が終わった後、参加されたある
先生が「声の出る機械ないやろか」とおっしゃるので、すぐに
パソコンルームからビッグマック・メッセージメイト・トーキングエイド
を持って職員室に降りました。

 で、3つを実際に使いながら説明したところ、メッセージメイトを
持って行かれました。1週間ほどとりあえず使ってみたい、とのこと
でした。

 こんなふうにすぐに完動状態で試用できるのはありがたいことです。

 >IC録音できる安く手に入るやつを
 >おもちゃやなんかで探してきて、
 >いくつか並べてVOCAとして活用しようかな?
 >もちろん自腹を切ることになるんですけど。
 >みんなそんなにしてるんでしょうね。

 そうですね。特に最初はそうやって始める方も多いですね。
 実のところ私も、もし学校のが無くてもいくつかは自分のですぐに
お見せできるようにはしています。

 でも、もう「特別支援学校(種別に関わらず)の必需品です」で購入
してもいい時代だとは思いますが。

 またみなさんの学校の様子が聞けるといいですね。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 VOCAはまだまだ高い物が多く気軽に試せないところがありますが、
おめめどうにはこんなものもあります。
心伝紙COECA
kingstone page-心伝紙


posted by kingstone at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アスペルガー症候群  活躍の場を求めて を見て

クローズアップ現代
「アスペルガー症候群 活躍の場を求めて」を見ました。

 最初に出てきた女性を除いては、再就職に成功した方です。
 
 下記のブログを書いてる方、入社前に社員全員がアスペルガー症候群
について勉強した、とのこと。知的障害特別支援学校に異動になったり、
特別支援教育に携わることになった人は、当然関わる児童・生徒につい
て研修を受けないといけないわなあ。あっ、アスペルガー症候群とか
ADHDだったら通常学級担任もか。

クレスコ人事ブログ

 上記のブログを書いてた方は、過集中の後、居眠りしてはったけど、
叱りとばすのではなく、上司が肩を揉んで起こしてはりましたね。
特性を理解する、ってことやろな。

 中で「組織はいろんな人がいて強くなる」みたいなことが言われてた
けど、ほんまやと思います。

 みなさん高学歴やなあ。
 まあ「活躍の場を求めて」というテーマでまとめるとこうなるかな。

 また、不登校の児童・生徒については特集して欲しいな。

 私、たぶん、どの方とお会いしてもアスペルガー症候群の方とは
わかんないですね。

 コメンテータの正高信男さん(京都大学霊長類研究所 教授)って
「ケータイを持ったサル」っていう本の著者さんだから、少し警戒し
てたんだけど、番組の中ではまともなことをおっしゃってた感じですね。

 アスペルガー症候群の方は「あなたは優秀ですね」と言われて、その裏に皮肉
がある場合に、それを理解できない、という話がありました。

虐待についての大昔の話2

の時、会が終わった時にA大学のB教授に
「ご活躍ですね」
と言われた時にはっきりと「馬鹿にされた」とわかった私はアスペルガー症候群
では無いってことだろうな。

こんなの見つけました。



posted by kingstone at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

要求のカードを間違える

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 F君が大好きなヘッドホンステレオを聞きたい時に、
ドレミファドーナツのカードを持って来たら聞かせて
あげる、というの定着しかけたかな、と思うとでも
やっぱり直接そっちを見ながら声を出す、という手段
の方が多いし、こらあっていないかなあ、と思って
いました。

 しかし、2学期初日、全然別のところにいた私にF君が
わざわざドレミファドーナツのカードを持って来たので、
こら、やっぱりやってみる価値あるなあ、と思い、また
初めてみました。

 で、彼の好きなおもちゃ「ハンディカラオケ」
「ワイヤレスヘッドホン」「ガラガラ」と3つを写真に撮り、
パウチをして磁石をつけ、ホワイトボードにつけて選んでもらう
ようにしました。

 彼は「カードを渡せば良きことが起こる」というのは何回か
やると理解できたみたいです。

 ところが今度はせつなそうな声を出しながらホワイトボードに
貼ってある「曜日」カードや「お天気」カードなどをやたら渡して
くるようになりました。まいった、まいった・・・

 で、困ったなあ、と思っていたのですが、今週に入ってから
写真を見て確実に選択するようになってきた感じがあります。

 ほっ。
−−−−−−−−−−−−−−−
 ○○さん、こんにちは。

 >普通の発想として、できないことでカードを使おうかと考えるものですが。

 ここらへんは特に相手の方の年齢にも大きく左右されるかも
しれませんね。

 F君の場合はこの会議室で書くのが適当かどうかはわかんない
ところもあるのですが(自閉症かどうかはわかんない、ってこと
です)

 F君は人なつっこくて、おもちゃを持って来てそれをこちらに
突き出しながら声を出したり、本を持って来てそうやったりとか
いろいろします。これは「一緒に遊んでよ」かな。

 で、自分が直接取れないところにある物が欲しい時にはそちら
を見つつ、こちらを見つつ、声を出す、ということができます。

 つまりこの場合の彼の表現は
「形態」としては身振り(?)と発声
「機能」としては要求というわけです。

ところでこの「形態」だと、いったい彼が本当は何を要求している
のかがわかりません。「カラオケ?」「ヘッドフォン?」「ガラガラ?」

そこで「形態」を「自分の欲しい物のカードを差し出す」という
形に変えることで何が欲しいのかはっきり伝えてくれたらいいな、
というようなことを考えての試みです。

 また他の場面でカードで別のものを要求できるようになれば、
それはそれで素晴らしいし。

 つまり確かに彼は要求はできていたのですが、カードを使って
表現する、というのはできていなかったわけで。そこで機能は
変えずに形態だけを変える、という方法で身につけて欲しいと
思ったわけです。

 ちなみに何か新しいことを学習する時には、「変えるところは
ひとつだけだよ」と、この夏の研修で、繰り返し教わりました。
ほんまやなあ、と思います。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 「変えるところはひとつだけ」ということでもあるのですが、カード
(他の表現でも一緒ですが)での表現を覚えて貰おうと思ったらまず
他の方法で「できている」ことから始めるのがいいですね。


posted by kingstone at 13:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コミュニケーションをどんなふうに教えて来たか

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


○○さん、こんにちは。
 どんな場で教えてきたか、を書きます。

 C君の場合。(他のお子さんも同じ場で同じようなことに取り組んだり
もしていますし、場合によっては一人だけの時もあります)

 教室移動時に行き先の絵を描いたカードを使用。
 トイレに行く時にカードを教師が示す。
 (これは受容性ですが、これが以下のように発展してきました)

 お昼休みの時間、パソコン室に行く時にパソコンの絵のカードを本人
が指さす。

 トイレに行きたい時にトイレの写真のカードを本人が指さす。

(これは現在、家庭でも、「○○へ行きたい」と本人がお母さんに
 伝える手段として定着しました)

 大好きななぞりプリントをする時にプリントの写真を本人が示したら
させてあげた。(これは課題学習終了後の遊びの時間)
(これはその後、絵に変えた)

 プリントができた時に赤の5重丸の絵を本人が指さしたら、プリント
に○をつけてあげる。(できたよ、というわけですね。こうすると
次のプリントができる)

 もっともっといろいろありますけど、こういうのをひとつひとつ
指導してきて、それぞれ1枚1枚のカードを束ねてたらかさばって
仕方がないので、結果的にコミュニケーションブックとしてまとめて
いったわけです。

 まずコミュニケーションブックがあるわけではなかったのですね。

 それと書いてて、表現性コミュニケーションを教えることはすごく
大事ですが、もちろん受容性のコミュニケーションと密接に関連してる
なあ、と改めて思いました。

 別のお子さんの失敗(?)例は別発言で書きます。

posted by kingstone at 13:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コミュニケーション指導の場

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


○○さん、こんにちは。

 ちょっと気になったもんで・・・

 >なかなかコミュニケーション指導の場を
 >設定できない実情があります。

 これなんですが・・・いや、おっしゃる状況というのはよくわかる
のですよ。というか、いろんな学校でこういう状況ではないかと推察
します。

 しかし・・・よーく考えてみるとコミュニケーションがとれなくて
授業が、そして日常生活のやりとりが成り立つのかな、というのが
疑問でして。

 やっぱりそこらへんから考えていかないと、と思っています。
−−−−−−−−−−−−−−−
○○さん、こんにちは。

 > ブックを持ってはいても十分活用できていないけど、
 > 発声と身振りで積極的に意思表示してくれる
 > △△君のほうが
 > かえって、いいのかな?

 これ、結局、そのお子さんにあった方法で何を目指すか、
という話になってくるかな。

 > でも、せっかくコミュニケーションブックを持たせてても、
 > あまり活用できてないのはもったいない気がするので、
 > どうしたら少しでも使い方が広がるかな?
 > って考えてるわけです。

 コミュニケーションブックを持たせてもあまり活用できて
いないのであれば、必要ないですよね。ただ確か「お茶が欲しい」
は表現できてはるとか。ってことは他へも広がる可能性を
感じさせますね。
−−−−−−−−−−−−−−−
 ○○さん、こんにちは。

 >PICをもっと活用できないか?

 >自己レスというか、付け加えです。
 >表題でわかってもらえると思っていたのですけど?
 >わかりにくかったのなら、ということで上記のタイトルにします。

 うーーーん・・・・発想が逆????

 意地悪質問をしちゃうと「何でPICを使うの?」(ニコ)

 まあきっと○○さんは「子どもの表現を広げたい」
という思いがあるから、発言もなさっている、と思うのですね。

 で、それには音声言語にこだわらず、様々な代替手段を使って
もいろいろ表現できることを広げてあげたい。もちろん発声と
身振りも重要な手段である。でも、もうちょっと明確に誰にでも
わかるような手段で表現できないかなあ。

 そのためには絵や写真や視覚シンボルも使えたらいいかもしれない。

 で、たまたまPICを利用しかけている子がいるから、それを
利用するいい方法は無いかなあ。

 というようなことでいいでしょうか。

 指導の段階で考えることは「本人にとって必要な表現」と
「こちらが指導したい表現」をいろいろ考えて、その中で何を
優先して指導していくか、が始めかな。

 例えば「お茶が欲しい」は本人にとって必要な表現だし、
「トイレに行きたい」は本人にとってもだけど、どっちかと
いうと教師が教えたい表現になるかもしれません。

 で、何を教えたいか、がはっきりしたら、それに合う視覚的な
ものを考えるわけです。で、PICの中にそれに合うものがあれば
使えばいいし、無ければ写真を使ったり、適当に描いてしまえば
いいわけだし。文字が読め、単語がわかるお子さんだったらそれを
書けばいいし。

 コミュニケーションブックを持っているから、その中のPICの
図柄が使えるように、というもんではないわけですね。

 ここでは、「表現性コミュニケーション」のみについて書きましたが、
もちろん授業の場などでは「受容性コミュニケーション」(指示された
ことがわかる)も重要になりますね。

 実際にどんな場で教えてきたか、は別発言にします。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 「こちらが指導したい表現」ですが、結局それが「本人にとって必要
な表現」でないと身につけてもらえません。無理しちゃうと、他の表現
までしなくなってしまったりします。
posted by kingstone at 13:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

構造化(見てわかる)してみたが・・・

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


○○さん、こんにちは。

 >ところが、C君は構造化の意味がわからず、休憩中に作
 >業をする場所に入って来る度に叱られています。もちろん、C君はTEACCHの本を
 >読んでいないため、何故入ってはいけないのか理解できません。今までの習慣か
 >らか、カードを使うのを忘れて先に課題の方に手が伸びてしまいます。その都度、
 >注意を受けています。

 「その都度注意を受けている」という状態であるなら、その構造化は
うまくいっていないのだから再構造化する、ということになるのじゃ
ないかなあ・・・

 ましてや「叱られる」というのは変・・・と感じます・・・

 >どちらかですが、私が疑問に感じているのはB君のように構造化されていなくて
 >も大した問題がない人です。こういった人に対しても、積極的にカードなどを使
 >用した方がいいのか、別にそこまでする必要がないと考えた方がいいのかという
 >ことです。メリットが大きければ構造化するに越したことはないですが、あまり
 >メリットがないなら準備などに手をかけるよりも、もっと重度の人に時間を割い
 >たほうがいい場合もあるかと思います。

 これは、ほんまコストパフォーマンスの問題とちゃいますかあ。
 だから○○さんの言うとおりや思うけど・・・
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 「構造化しました」→「できません」→「叱った・注意した」とかいう流れだと、
絶対変ですね。でもTEACCH的に取り組んでいるつもりの方がこうなっていな
いか、よく考える必要はありそうです。
posted by kingstone at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カードやブックの作り方

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


QOLActionに参加された方からメールで質問が来ました。
 そこで、私のやり方がスタンダードとは思えないし、こちらでも
みなさんからご意見がうかがえるといいかな、と思い、こちらに
書きます。

 私がやっているのより、もっといい方法がある、とかいうのが
あったら私も知りたいですし。

 > ところで、KINGさんが分科会で教えてくださったラミネートのカード
 >(写真)を少しずつ学校の方で作って活用していこうと思っています。
>私はパソコンのソフトの方にあまり詳しくないのですが、大石さんが
>デジカメで撮影したものをプリントしていましたが、いくつかのものを
>小さく縮小して張り合わせ、プリントする(たとえば、トイレとか、
>好きな場所とか、教師の顔とかいくつかを)のはどんなソフトを使用し
 >ていたのですか?よろしければ教えてください。

 私の場合、ノートパソコンには画像処理用のソフトはPicture IT を入れて
います。これで画像をトリミング(必要な部分だけを切り取る)し、明るさ
とコントラストを調節してjpgファイルで保存します。

 それを印刷する時はWordに貼り付けて印刷しています。(ちなみに上の
ような処理はWordだけでも可能です。でもなんとなく画像処理ソフトを
使うなあ・・・)

 システム手帳用にする時は、あらかじめ、自分でWordで罫線を引いた
ものを作っておきます。バイブルサイズの半分くらいのサイズ・・・
あれ何ていうサイズだろう・・・あのサイズの場合たてに4つの
写真を入れています。やろうと思えば4行2列で8つの写真を
入れることもできますが、今のところ4行1列ですね。

 以前は両面印刷してましたが、手間と時間を考えて片面印刷だけ
にしています。でもってルーズリーフの穴開け器を使って穴を開ける
と手帳にピッタリおさまります。なお、こいつはラミネートして
いません。

 Wordが決して使いやすいとは思いませんが、学校のパソコンでも
作業できる、という点を考えてこうやっています。

 なお、画像処理に関しては家のデスクトップではVAIOについて来た
PhotoDeluxを使っています。こっちの方がPicture itよりは使い勝手
がいいです。

 でも、ひょっとしてスキャナとかにおまけでついてくるPhotoShopLE
なんかの方が使いやすいかもしれません。

 Picture it にしろ PhotoDeluxにしろ、jpgファイルを開いているのに
保存する時に独自形式で保存しようとします。そこでいちいち手間をかけて
jpgファイルとして指定してから保存しないといけないのが腹が立ちます。

 > 最近KINGさん推薦の「言葉のないこの言葉の指導(津田望著)」を読み
 >始めました。まずは実物と一つのカードが一致することからでしょうか?
>いきなりボードを作ってもよくないでしょうか? 

これはお子さんによると思います。
 でも、まあたいていの場合は1枚のカードと1つの物か1つの行為や
イベントが通じるようになることが最初だと思います。1つのことが
でき始めると、次のことはもっと早く取得できますし、さらに次のこと
はもっと早く取得できますから、あんましあせんないでもいいと思い
ます。(もちろんそうでないお子さんもおられるかもしれませんが)

 写真を使ってみるのは良いのですが、対象のお子さんはそのレベルに
なっているかどうか、というのは問題ですね。それ以前の「実物」や
「具体物」の方がいいのか、写真がいいのか、絵がいいのか・・・

 そこらへん、いろいろやってみて「どうかなあ」というのを確かめて
いく必要もありそうです。

 そしてそのお子さんが好きな物や好きなことから始めるのが早道で
しょうね。


posted by kingstone at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

VOCA等の購入のしかた

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


○○さん、こんにちは。

 >VOCAをそうやって活用しているところは
 >どのように教材購入しているんでしょうか?

 えっと、VOCA等の購入のしかた、の質問と考えていいのですね?

 私の学校の場合、委員会の中に「情報処理委員会」が、そして
実働部隊としては「指導部情報処理係」がありまして、実のところ
両方のメンバーは同じです。

 まあ委員会がみなさんの意見を集約して、それを係が予算執行する、
という仕組みでしょうか。

 で、昨年度はビッグマックを4個、ステップバイステップを1個、
今年度はトーキングエイドαとメッセージメイト40/150を購入して
頂けました。

 また、ソフトも教育委員会からソフト購入費用が毎年出ていまして、
それで一昨年度はボードメーカー(PCS、ピクチャーコミュニケーション
シンボルを利用するためのソフト)を購入しましたし、今年度は
PIC(Pictogram Ideogram Comunication)のソフトを購入予定です。

 >いろいろよいアイディアを教えてください。
 >お願いします。

 またみなさんもよろしく。

 朝の会での利用など、いいですね。

posted by kingstone at 12:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

どんな時もカードを使うの?

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


○○さん、こんにちは。

 >どんなに素晴
 >らしい療法や技法でも、疑問を感じたり、首を傾げたくなるようなこともありま
 >す。理論的には間違っていなくても、それでいいんだろうかと人とは違ったやり
 >方をしてみたくなるといった、一種の反抗期(^^;)にさしかかっているような、
 >ヒネクレた性格になってきました。

 まあ、いろいろやってみてなんぼでしょう。
 現場の者は。

 ただ、「素晴らしい療法や技法」と自分が思っているものが、とんでも
ない勘違いだったり、表面の形しか見ていなくて、何を考えてやっている
のかを見落としていたり、ということもありそうです。私なんかそればっか。

 >入浴の時間に、いつも棟から離れて一人で過ごしている人を呼びに行きました。
 >誰もいない窯業棟に立っているのを見つけ、遠くからお風呂だと呼びました。声
 >をかけると生活棟に戻って来て、居室で入浴の準備をしています。風呂場に戻る
 >と、入浴介助をしている職員から、お風呂のカードを渡すのだと言われ、「あ、
 >そーなの^^;)」と適当にごまかして、カードを取りに行こうとしました。風呂場
 >を出ようとすると、風呂の前まで来ており、戻ると他の入所者にも「カードがな
 >いと来ないで」と言われましたが、「カードがなくても来るよ」と言って、その
 >まま中に入れました。風呂に入ろうとしている人を制止して、カードを取って来
 >てから「お風呂に入りなさい」とやり直した方がいいのだろうか? どこに行っ
 >て何をするか理解できないからカードを使うのであって、呼んで来る人にも必要
 >なのだろうか? 

 「呼んで誘ってお風呂へ来てもらう」でいいのであればいいですよね。
 まあ本人が「お風呂に行くんだ」納得して来ているかどうか、そこは
問題になるかな。つまり「呼ばれたから行く」だけでお風呂かどうかは
わかってないとか・・・

 それと、もしできるなら「人が呼ばなくてもスケジュールを見て自分で
お風呂に入りに来る」ができたら、もっといいのかな。

 まあでもお互いのコストパフォーマンスが最大になるように使って
いけばいい、という感じはしますよね。

 >言葉で指示したり命令することで、固まって動けなくなる人がいます。最近、カ
 >ードが導入されました。実習生がカードを使って移動させようとしていますが、
 >動こうとしません。私が、そんなことで動くかと心の中で思いながら近寄って手
 >を差し出すと、スクッと立ちあがって移動しました。近頃では、時間が来る前に
 >連れて行くように要求することが多くなり、「ごはん」と言って職員に手を差し
 >出している時に、ちょっと待ちなさいとカードを取りに行って、これからごはん
 >だと伝えるのは、あまりにも滑稽すぎる・・・。カードが言葉による指示で緊張
 >や混乱を与えないというメリットがあると仮定するなら、別にカードでなくって
 >もいいんじゃない? カードを出しながら、言葉で指示を出すから効果ないのか
 >な? 動かなくて困ったことないから、まだカードを使ったことないけど、ため
 >しに今度使ってみようか。

 まず確かにいちいち「カードを取りに行く」というのは滑稽だし、
コストパフォーマンスが悪いですよね。使いたい時にすっと出てくる
のでなければ。

 それから伝わるならカードでなくても身振りでもサインでも
いいわけで。要するにその人にあってるか、どうかですよね。
もちろん身体的プロンプトも場合によっては使っていいだろうし。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 このあとある通所成人施設の方から、利用者さんが通われて来る最初は
いっぱい視覚支援し、ルーチンでできるようになると外していく(という
か自然に無くなっていく?)という話が出ます。

 もちろん「ずーっと必要」な人もいるだろうし、個人個人で違って来る
のでしょう。

posted by kingstone at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日の課題学習

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 C君は前回、1対1で赤・黄・緑の穴あきおはじきをジグに示された
色に合わせて並べてひもを通す、というのはできていました。

 そこで、今日は赤を○印、黄色を△印のついたケースに入れておき、
ジグには

    −○−△−○−△−○−

というふうに書いておいて、それを見て正しく置いてひもを通す、
というのをやってもらいました。最初にちょっとやってみせたら、
後は自立してできていました。

 これがだんだん種類を多くしていけば、玉通しのれん、なんかを
自立的に作ってもらえるようになるな。

 自立課題では、先日、1対1で造形のコスモスの花びら作り、
テープをジグザグハサミで見本の長さに切っていく、というのが
できていたので、それも入れました。

 でも、これ、見ていなかったら、見本も何も小さく切ってしまって
大失敗でした(笑)

 見本の提示の仕方が悪いんやな。

 Zさん。
 「あ」「い」「う」「え」「お」と書いた、カードをそれぞれの
字を書いたケースに入れる、というのをまず1対1でやりました。
これは以前も30枚あるカードのうち、25枚までは指示が必要
だったのが、最後の5枚は自立的にできたことがあります。

 今日も最初のほうで、指示が必要だったし、やってる最中とまどっ
ているところもあったから、まだ自立課題に入れるには早いかな?
と思いました。

 でも昨日作っておいたので、これも入れてみようかあ、と「あ」「い」
2つだけのものを自立課題の中に入れておいたのですが・・・
気がついたら全部正しくやってた。すごいなあ。

 E君。
 最近、物を注視することも増えて来ました。
 今日は1対1で「あ」「い」のカードを分類してもらいました。
 1枚ずつ渡すと全部正解できました。

 で自立課題に入れてみました。
 すると一番最初は全てのカードをまとめて一つのところへ入れよう
としたので、1枚ずつ入れることを教えると、後は自分で分類して
ひとりでできていました。

posted by kingstone at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

机の上にリュックを置いてもらいたい時

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 > また自分の子どもに対しては、今までずっと一緒に生活して
 >来ているから、(学校生活が、視覚支援によってずいぶん楽に
 >なったにも関わらず)ついつい視覚支援を使わないまま、何と
 >なく過ごしている。
 >
 > でも、ワークショップで実際に絵やカードなどの視覚支援を
 >使って自閉症のお子さんに「確かに通じた」という体験は感動で
 >自分の子どもに対しても使ってあげなきゃなあ、と思う。

 C君は、着替えなどの時、床にリュックを放り投げたままにして
います。

 今までは、身体的プロンプトでもって、リュックを持たせ、
机の上に置き、ルーチンで教えようとしてました。でも全然
定着しませんでした。

 先日、机の上にリュックの写真を貼りました。でも、警報や
なんやかんやでその写真を貼ってからC君が登校するのは初めて
です。

 私が別のお子さんを介助してC君に遅れて教室に入ると・・・
机の上にリュックがありました。そばにいた先生にうかがうと、
一度床にリュックを置き、写真を見つけて自分でリュックを机の
上に置いたとか。いっさい指示はしなかったそうです。

 ・・・・・ためいき。今までいっぱい話を聞いてきて、研修も
受けて、それでこの調子やもんなあ・・・

 ほんまどんどんいろんなとこでやってかな。

posted by kingstone at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

視覚支援を体験してみること

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 余暇活動ワークショップにはいろんな方が参加されてます。
 自閉症のお子さんの保護者もおられます。ある保護者のお話
を許可を得てアップします。
------------------------------------------------------
 ワークショップでは他のお子さんと関わります。その中で
そのお子さんの保護者から「○○は嫌いです」とお聞きして
いても、実際にそのお子さんと関わってみると○○は好きだったり
する。

 ひるがえって考えてみると私も先生方に対して、同じように
自分の思い込みで断定したことを言ってたかもしれないなあ、と
思った。

 また自分の子どもに対しては、今までずっと一緒に生活して
来ているから、(学校生活が、視覚支援によってずいぶん楽に
なったにも関わらず)ついつい視覚支援を使わないまま、何と
なく過ごしている。

 でも、ワークショップで実際に絵やカードなどの視覚支援を
使って自閉症のお子さんに「確かに通じた」という体験は感動で
自分の子どもに対しても使ってあげなきゃなあ、と思う。
-------------------------------------------------------
まあ「思い込み」「目に鱗」ってやつは、教師も一緒で、ついつい
そうなってしまうもんでしょうね。で、いろいろやってみ、よく見て
みることで、「思い込みが崩れたり」「目から鱗が落ちたり」する
わけでしょうね。
posted by kingstone at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

授業を組み立てる時に

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 今、朝日新聞厚生文化事業団主催の
「自閉症の人のための余暇活動ワークショップ」に参加してます。

 実際にやる前の準備や書類作りもすごく勉強になります。
 教材研究や指導案作りというわけですよね。
 また1回目2回目は保護者への質問紙によるアセスメントも
されています。

 今日は10月の末に行われる「野外活動(ほとんど飯ごう炊さん)」
のための現地下見と実際に飯ごう炊さんをしてみて計画を立てる、
ということをしました。

 で、飯ごう炊さんをしてみる、というのも実は自閉症の人たちが
できるだけ自立して活動できるように視覚支援のための写真などを
作る、という意味も大きかったです。

 次回の場合は、初めての場所で初めての活動、ということもあり、
自立的に活動するポイントを絞ってやろう、という話になりました。
でそれに関連して

「自立的にやってみようとねらったとこは、ついてる人も引いて、
できるだけ自立的にできるようにしよう。でも、初めてのことだから
うまくいかないところはでてきていいわけで。もし2回目とか3回目
とかがあるなら、また工夫していけるよね。それ以外のところについて
は、声かけや指示でいろいろ関わってやってもらっていいよね。そんな
中で「あっ、こんなことは苦手なんだな」「こんなことは嫌いなんだ」
(もちろん、得意であったり好きであったりということもあるでしょう)
なんてことがわかって、もし次の機会というのがあったらねらいに
入れられるよね」

というような話がありました。

 授業・・・そんなふうに考えて組んでるかあ・・・

posted by kingstone at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

台風を理解する

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 警報で学校がお休みになることを自閉症の子どもにどう伝えるか、
という話題から。

Oさん、こんにちは。

 > 先生...台風ってどうやって理解させたらいいのでしょう?朝から何度もテレビ
 >ニュースを見せているのですが、納得しないのです..とのこと。
 > インターネットから落とした台風の画像を渡して、これをカードにしておけば、今
 >日は納得できないかも知れませんが、次回同じことがあったときに何かの役に立つの
 >ではないでしょうか?と言いました。

 ほんまね。
 で、1回目でもちろん「わかる」場合もあるでしょうが、「わからない」
場合もあって当然。でも2回目以降わかる場合も多いようですね。もちろん
何回もやんないとわかんない場合もあるでしょうが。

 > しかし、案外実際に天候は平穏でした。

そうでしたか。
 私の所は結構怖い風が吹いていました。
posted by kingstone at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日は誕生会

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 今年度は「お菓子でコミュニケーション」の授業はすっぱり無くなって
いました。

 今日は、お誕生会をしよう、ということになりました。そこで

 近所のローソン(徒歩3分?)で買い物をする。
 買ってきた物で誕生会をする。

 という授業をしました。

 昨日のうちに買う物はデジカメでとらせて貰って子どもたち用の
カードを作っておきました。それを棚から取って来てもらってカゴ
に入れる、というのがひとつの活動です。

 今日、誕生月のA君とF君は好きなお菓子を買わせてあげました。

 誕生会の方は、6Pチーズ(今日用意したのは普通の6Pチーズだと
色気がないから「チーズケーキ」ってやつです)のケースに×形の
切れ込みを入れ、そこにローソクをさして火をつけ、吹き消して
もらうことにしました。

 Happy Birth Day to You. の演奏の後、A君は見事に吹き消して
くれました。F君は火をつかみに行こうとしましたが、私が手を
取って一緒に(?)吹き消そうとしました。そしたらA君が横から
手伝ってくれました。

 で、その後がおやつ。最初少しずつ飲み物もお菓子も入れて
おいて、後は要求が出てからあげることにしました。

 でも、一人一人に合わせた要求のための視覚支援物・意思表出グッズ
を作るのがおろそかになってたなあ、と反省です。

 A君は「○○ください」とはっきり言えてました。

posted by kingstone at 11:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アスペルガー症候群  活躍の場を求めて

アスペルガー症候群 活躍の場を求めて

 今日のクローズアップ現代、NHK 7時30分から。

 で、ドキュメンタリー部分はきっと良いのだろうけど、コメンテーターが
正高 信男さん(京都大学霊長類研究所 教授)

 ふーむ、霊長類研究所?なんでだ?
『ケータイを持ったサル』中公新書の著者ってことですが。

 クローズアップ現代、時々コメンテーターに???な人を連れて来るから
なあ・・・



posted by kingstone at 07:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月21日

 おはようございます。

 今日も起動できました。

 とってもいい天気。

posted by kingstone at 07:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする