私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年03月07日

様々な研修

 大昔の話です。

 公的な研修で役に立つものが無かったと書きましたが、古い昔の
話です。

 肢体不自由養護学校時代は結構役に立つ研修がありました。
 知的障害養護学校時代は・・・それ以前は自閉症に関するものは
いいものが無かったです。

 しかし後年、教育委員会が佐々木正美先生を連続で講師に呼んで
下さったり、徐々に役に立つのも増えて来ました。

 ご心配をおかけしてはいけないので。
posted by kingstone at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

見本になるということ

 大昔の話です。

 威嚇と暴力の上手(?)なリーダーさんのクラスに、若い病欠代
替の先生が来ました。

 たぶん、そう間がたたないうちだったと思います。自閉症のお子
さんのほっぺたをつねって跡をつける、という事件を起こしました。
この時は跡が残ったために保護者にばれてしまったのですね。

 もちろんというか何というか、お子さんの行動は変わりませんで
した。

 校長からの厳重注意ということになりました。特に我々に情報共
有がなされるということはありませんでした。

 ここからは推測です。彼はリーダーさんと子ども達のやりとりを
見ていた。子どもがよく従っているから、同じように従わせなけれ
ば、と思った。ところがリーダーさんは上手(?)だけど、彼は下
手だからばれるようにやってしまった。

 見本になる人は周囲にどういう影響があるかも考えておく必要が
あります。
posted by kingstone at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いい教育はみんなしたいと思っている

 大昔の話です。

 威嚇と暴力を使っている先生でも、いい教育をしたいと思ってい
る、という話を前に書きました。

 威嚇と暴力を上手(?)に使っているリーダーさんも、いい教育
をしたいと思われているのは確実です。ある飲みに行った時、私に

「自分のやり方に最近限界を感じている。kingstoneさんのやり方が
 広まって欲しい」

とおっしゃってました。まあ表面的なやり方だけでなく、考え方、姿
勢、そういうのをひっくるめて欲しい、とは思います。
posted by kingstone at 18:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暖かい心?冷たい心?

 大昔の話です。

 威嚇と暴力の上手なリーダーさんがいました。

 子どもに指示したり従わせる時は基本、怖い顔をしてましたが、
いつも怖い顔ではありません。職員間で話す時はいつもニコニコし
ておられたし、子どもにもニコニコ接する時もありました。

 私が担任している自閉症のお子さんに、ニコニコしながら
「○○、次は校外マラソンがあるよ」と声をかけ、ベソベソべそを
かかす、ということをよくやってらっしゃいました。このお子さん
は、校外マラソンが嫌いだったのです。

 よく、本人の目の前で「悪口」というか「本人の嫌がること」を
言ってその場に笑いを起こし、とても和やかな空気を作りだす人が
います。人間関係もすごく良くなります。そういう方は冗談も上手
ですね。教師と児童・生徒の関係でも、そういうのを上手に使って
いる人もいます。それをねらっておられたのでしょう。

 若い女の先生も、それを見ていて「いいなあ」と思ったのか笑顔で
「○○君、次は校外マラソンがあるよ」と声をかけべそをかかせて
いました。リーダーさんは、周囲から尊敬されまねるべき見本とさ
れていたわけです。

 このエピソードだけなら、私もまっいっかあ、でほうって置いた
と思います。リーダーさんに物申すなんてできない感じでしたし。

 しかしこのお子さんに、他害行動が出て来ました。

 データを取ってみると、他の場面でもありましたが、このべそを
かかされた後も多いことがわかりました。そこでリーダーさんと若
い女の先生に
「次は校外マラソンがあるよ、と言った後、他害行動が出ているの
 で、それを言うのはやめて下さい」とお願いしました。

 ちょっとキョトンという感じでしたが、すぐ止めて頂けました。

 この場面の他害行動は無くなりました。他の場面もいろいろ対応
して無くなりました。

 よく思うのは、リーダーさんにしろ、若い女の先生にしろ暖かい
心を持っておられたんだろうな、ということ。それに比べて私は冗
談も言えないし、冷たい心の人間だったんじゃないかなあ、という
こと。これは私にとって結構コンプレックスでした。

 この例は普通(?)の人にはいいことであっても、自閉症の人に
は良くないこともある、というかより繊細につきあった方がいい、
という例になるかもしれません。診断が大事、という話しにもつな
がりますね。
posted by kingstone at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

診断が大事という話3

 大昔の話です。

 あるお子さんとのつきあいの話を書きました。
 何の診断も無いお子さんと、うまくつきあえだした、わけです。
 で、そのお子さんが実は自閉症じゃないか、と指摘を受けた話を
書きました。

 本当にびっくりしました。
 私も自閉症の方とのつきあいは長く、勉強もしてきたつもりでし
た。しかしわかっていなかった。

 指摘を受けて「そのお子さんは自閉症である」という前提で、本
を読んでみました。見事に一致していました。何故わからなかった
のだろうというくらい。

 そして、それを理解した上で対応を考えていたら個別のつきあい
も、周囲の調整もしやすかったと思います。

 そのお子さんの以前のエピソードがいくつかあります。

 別の病気で入院(小児精神科ではないですが、小児の専門病院です)
した時に「本人の行動がワガママ」と言われ「親の育て方が悪い」と
言われたこと。

 学校で「親が悪い」(という言葉そのものでは無いですが)と言わ
れたこと。

 その他多数。

 いずれも周囲が「自閉症」という名前も、それへの対応も、もちろん
個人への理解もわかっていなかったための間違いです。

 やっぱり、診断は大切だし、診断に基づく適切な対応、将来の見通し
は大事です。
posted by kingstone at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

診断が大事という話2

 大昔の話です。

 あるお子さんとのつきあいの話を書きました。
 何の診断も無いお子さんと、うまくつきあえだした、わけです。

 だいたい当時の学校現場では診断をもらって無いお子さんがほと
んどでした。(今はきっと違うのでしょうね。)私は当時から、診
断が大事、と思っていましたが、学校現場に診断が無い以上、教師
は診断が無いことを前提に教育活動を作っていくしか無いのではな
いかと思い始めていました。

 ある大学医学部で行われた研究会に出席しました。

 当日の講師の先生は自閉症の人への対応を述べられました。

 続いて複数の若手の医師の事例発表がありました。その事例は、
具体的な診断名は忘れましたが「学習障害」とか、自閉症とは別の
名前のついた診断名でした。アスペルガー症候群があったか、無か
ったか、よく覚えていません。しかしとにかく診断名があり、それ
への対応の仕方(本人へのもの、周囲へのもの)を告げ、うまくい
くようになった、というものでした。ここの医学部は信用できるな、
と思いました。
  追記
   過去の資料が出てきました。
   診断名はアスペルガー症候群でした。
   すみません、すごく大事な点ですね。
   それと「学習障害と言われて診察に来た人が学習障害であった
  例がひとつもない。学習障害という言葉に困っている」という話
  もありました。
   結構、細かいところで記憶違いがあります。大きな流れとして
  は間違ってないと思うのですが。
   まあ、そのくらい私の話はいいかげんなんだ、という前提でお
  読み下さい。  

 対応の柱と言える部分には「見てわかりやすいようにする」とい
うのがいずれの事例にもありました。

 あれ?何だ、対応みんな同じじゃん。だったら診断なんていらな
いんじゃないか??

 質疑応答の時、手をあげて発言しました。
「診断なんていらないのじゃないか。そもそも学校現場では診断名
 なんて無いのが普通だし・・」
自分がそんな発言をすることに、自分でびっくりしていました
自分の事例は話しませんでした。結構くい下がりました。

 随分時間がかかったように思います。ついに講師の先生が怒り始
めました。
「診断が大事という話をしている時に、何て話しをしているんだ!」

 そこで研究会が終わりました。

 研究会がはねた後、講師の先生と、別のDr.と飲みに行きました。
怒られても一緒に飲みに行ける、という関係であったことがありが
たいと思います。

 その時に、実は、ということで私がつきあっているお子さんのこ
とを詳しく話しました。すると講師の先生とDr.が顔を見合わせ、
ほとんど同時に言いました。
「その子、自閉症だよ」

 ええーーっ。

 長くなったので、続きにします。
posted by kingstone at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

診断が大事という話1

 大昔の話です。

 あるお子さんとつきあうことになりました。

 そのお子さんについてはその時
「本人も、保護者も、周囲もたいへん困っている」
状態でした。

 私もよくわからないまま、そのお子さんが好きだというカードゲ
ームを覚え、好きだという漫画を買って読むところから始めました。

 つきあっているうちに「こちらの神経を逆撫でするようなことを
言うことが多い」というのがわかりました。それ以上でもなく、そ
れ以下でもありません。

 ここだけ読んで「ああ」と思われた方は随分経験を積んでおられ
る方だと思います。

 今、私の言葉でまとめれば
「暗黙のルールのある場で、周囲の気持ちにはとんちゃく無く「本
 音」というか「本当」のことを言うので、周囲の人が気分を害す」
ということです。こう書けば、今なら多くの方が「なるほど」と思
われるでしょう。

 でも当時は私には何もわからず、ただ丁寧に接していこう、とし
ていただけです。

 ある時、注射に連れて行く必要ができました。事前の情報は
「この子は注射が嫌いです。暴れるかもしれません」だけでした。

 私は困ってしまいました。どうしたらいいんだろう。今まで自閉
症のお子さんと数多くつきあってきて、目で見えるようにしたらい
いことは多かった。そのお子さんのことは自閉症とは少しも思って
いないので、私の中に他に手だてが無い。でも仕方が無いから、少
しでも伝えてみよう、そう思って絵を描きました。

 人間の上半身の絵を描き、肺を描き、トゲトゲの悪い物を描く。
そしてその悪い物をやっつけるために注射をしなければならない。
これを絵と音声言語で伝えました。


ツベルクリン.jpg

(その時の注射はツベルクリンでしたから、厳密に言うとウソでし
 たけど(笑))

 注射に行きましたが、まったく問題無かったです。

 ツベルクリンの反応を診てもらいに行って、BCGを打たなくて
いい、という結果を教えてもらった時は・・・具体的な行動は覚え
ていないのですが「二人して、手をとりあい、飛び上がらんばかり
に喜んだ」という感じでした。本当に手を取り合ったかどうかは忘
れましたが。

 そんなふうにして、だんだんつきあいが好転して行き、周囲もう
まく回りだしました。(ずいぶん時間はかかっています)

 結構「すごい」エピソードもあるのですが書けません。でも、ま
あ、うまく解決していきました。

 長くなったので、別文に続けます。
posted by kingstone at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

診断について3(治る、治らないに関する1例)

 自閉症が治るか治らないかはよく議論の対象になります。
 昔のパソコン通信のlogを見ていたら、
「そんなのどっちでもいいじゃん。ただ目の前の人にどう対応するか、
 というのがあるだけ」というような発言があり、それも実感として
 わかります。

私自身は
「自閉症という障害は治らない(事故で眼球を傷つけて全盲になった人
 の目が見えるようになったり、事故で足を失った人の足がはえてくる
 ようになったりはしないのと同様)しかし目に見えるようなコミュニ
 ケーションなどで、生活を普通に送れる(白杖をついたり、杖や車椅
 子を使ったり、義足をつけたりして普通の生活を送るのと同様)」

と考えています。

 そして実際問題として「治る」を強調される方は、何か「怪しい」
のが多いなあ、というのが実感です。

 もちろんおおいにコミュニケーション能力が伸びたり、普段の生活に
困らなくなったりという例はあります。

 私の知っている1例。

 幼少時、たぶん何か困ったことがあり児童センターみたいな所へ行っ
た。そこで自閉症と言われた。そこで「適切な対応」とか学んだ、と
いうことは特に無かったみたいです。しかし保護者を含め、周囲の対応
は良かったのでしょう。(私が見るところ、ご両親はたいへんのんびり
した方でした。それが良かったみたい)その後、困ったことが無くなっ
たので児童センターに行かなくなった。

 きっと、いいところを伸ばしはったんでしょうね。

 私がお会いしたのは後年で、別に相談を受けたとかじゃなく、たまた
まお会いした、というだけです。その時親御さんは

「あの時、自閉症と言われたのは何だったんでしょうね」とおっしゃっ
ていました。純粋な疑問と、ほんの少しの「怒り」もあったかな?

 その時、お会いしたお子さんは、私から見て自閉症でした。幾度も書
いていますが、私の判断能力は低いです。でも、わかるくらいには自閉
症の方でした。しかしもちろん本人も保護者も周囲も全然困ってないの
だからそんなことは言いません。そう誰も困っていませんでしたから。

 もっと後年、就職の時、保護者は「この子は人づきあいが苦手だから
そういう仕事は無理だろう」と思っていたそう。ところが本人さんが
「僕は接客業がしたい」と言い、そういう就職先を探してきて、現在う
まくいっておられます。

 この例を「治った」と言うのか「治ってない」と言うのか。

 私は「治ってない」けどうまくいった事例、と思っています。

 そして「何らかの生きづらさ」はかかえておられるだろうけど、まあ
誰でもあること、の範囲内でうまくやれてる、ということかな。











posted by kingstone at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

診断について2

 診断についてのエピソードです。今は随分違ってきているとは、
思います。

 ある担任からこんな話を聞きました。

「あの生徒の保護者、最初の診断の時、Dr.に「この子は自閉症で手
 のほどこしようが無い」と言われたそうです」

 ・・・ひょっとして、と思うのは単に
「この子は自閉症です。(風邪が治るというような意味では)治り
 ません」とDr.は言っただけなのかもしれない。

 でも「適切な対応」とか「将来の見通し」(明るく、楽しい)と
かを伝え損ねているのは確かですね。ひょっとして、暗く、困る
「見通し」のみを伝えたのか?

 まあ、その生徒も「適切な対応」をされずに育ってきていること
は確かでした。

posted by kingstone at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

診断について1

 診断、そして保護者への告知について。

 これはお医者様へのお願いということになるのかもしれません。

 また、大昔の話ですから今は随分変わってきているでしょう。


 ある親御さん。お子さんがTEACCH的な取り組みを続け、い
ろんな面で伸び、おだやかに生活できるようになった頃のことです。
(ということは以前はおだやかに生活できていなかった、というこ
とです)

 私に「先生、うちの子、自閉症なんでしょうか?」とお聞きにな
りました。お子さんは、私が一目見て、わかるタイプの自閉症でし
た。(私は、何度も書いていますが、ある人を一目見て自閉症と判
断する能力はありません。その私でもわかる、ということです)そ
して実は、と語って下さったのがこんなエピソードです。

 お子さんを育てていて何か変だな、と思うことがあった。ある日
テレビで自閉症のお子さんのドキュメンタリーを見ていて「うちの
子とそっくり」と思った。それで近所のお医者様(話の流れからし
て内科ではなくそれなりの診療科のDr.だと思います)のところへ
行った。Dr.は診察をし診断書を書いた。そこには「自閉症」と書
かれていたのだが、Dr.は一生懸命「お母さん。この子は自閉症な
んかじゃない。ただ行政の支援を受けるためにはこの診断名がいる
だけです。絶対、自閉症じゃ無いからね」とおっしゃった。

 ・・・時代だったのかもしれません。Dr.の「やさしい」人柄は
伝わって来ます。しかし「自閉症」を何か悪しきものと伝えている
感じはありますね。別に歓迎するものでもないかもしれませんが、
診断名は「ただそれだけのもの」であり、良くも悪くもありません。

 そして(これも時代で仕方なかったのかも)例えば「目に見える
ように伝えたらいいかも」とか「こうしたらコミュニケーションは
(受容性も表現も)伸びる」だとか対応法は伝えられていません。
エピソードから見て、行政の支援の話はあったかもしれません。あま
り無かったかもですが。

 やっぱり診断は「対応」「将来の見通し」とセットになってこそ
と思います。また「将来の見通し」は現在では「明るく」「楽しい」
ものがたくさんあります。もちろん誤った対応をとれば、困った結
果が生まれるわけですが。

posted by kingstone at 11:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3月7日(日曜日)

 おはようございます。

 今日も起動できました。
posted by kingstone at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする