今日は大病院で検査の日でした。
若者の検査技師さんが担当でした。
だいぶ検査が進んだと思われた時、
「ちょっとお待ち下さい」と若者が出て行ってしまいました。
私は不安。
過去、検査中に様々な技師さんから
「おっ!(びっくりした声)」
とか
「あのー、お医者様にはかかってるんですよねえ」
(そやから検査受けてるのに・・・)
とか、いろいろ不安にさせられることがありましたから。
しばらくして若者が中堅(と言っても若いと見えました)の技師さんと
戻って来ました。少しやりとりがあってから、若者が
「申し訳ありませんでした。スイッチを間違えていました」
と言って、機械の設定を変え、再び検査を始めました。
中堅さんがじっと様子を見ていました。
そしてしばらくして「代わろう」と言って交代しました。
私に「申し訳ありません」と断って、中堅さんが実際に検査をしながら、
猛烈な早口で説明し始めました。
「ここがこうだから、こういう方法で。こういう状況だから、こうやる」
教科書がそのまま出て来るというか。
で私にもすごくわかりやすく、かつ基本的には若者に語っているのだけど、
私に対しても十分な配慮の行き届いた言葉でした。
すごいなあ。
いつもより時間はかかったけど、全然腹が立つということは無かったです。
その後、実際に若者にやらせてみる、という時間は無かったから、厳密には
OJTと言えるかどうかはわかりませんが、すごく教育体制が整っている、と
いうか研修体制が整っている、と思いました。
ひるがえって、自閉症の人に対する教師や支援者へのOJTは、最近、整っ
てきているのかなあ。
posted by kingstone at 15:20|
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特別支援教育や関わり方など
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