大昔の話です。
知的障害養護学校に来て3年目の2学期から、クラス全体で、
TEACCH的な取り組みをしました。
毎日が、楽しいし、子どもたちは、落ち着くし、表現は増えるし、
いいことだらけでした。そこで、校内で知って頂きたいから、
校内研修の発表は積極的に何回も引き受けました。発表って、
たいていの方は嫌がるんですよね。
で、必ず、実際に活動しているビデオもお見せしながら、この
お子さんの場合、こういうところがわかってなくて、こういうところが
わかるので、こんな方法を使っています、とか説明するわけです。
しかし、視覚的な支援は、優しい先生、熱心な先生でも反発する
方が多かったです。まあ反発しながらでも、ビデオがあるので、実践的
だとは言って頂けましたけど。(それまでは、どっかの本を解説して
おしまい、とか言うのが多かったみたい)
新人Bさんに、ある時言われました。
「確かに、やり方を伝えるのも大事だけど、毎日がこれだけ楽しいって
いうのを伝えないといけないんじゃないかなあ。本当に私、毎日が
楽しいんですもん」
ほんまやなあ。
ただ、説明するのは難しかったなあ。
posted by kingstone at 15:22|
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特別支援教育や関わり方など
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